元気日記(第488号:そうかもね)11/7(日)26:00更新


今週もりょうまの体調は今一つでした。

2週間前からの風邪が長引いてしまっている感じです。

食欲が無く、あまり食べられないために、少し痩せこけてしまった雰囲気。

大丈夫かなぁ・・・。


でも、週末になるとすっかり食欲を取り戻し、一安心。

鼻歌も歌っていたりしてるし。。。C=(^◇^ ; ホッ!

よく聴けば、ん???“会いたかった♪会いたかった♪・・・・・”

これは、どこかで聴いたことがあるぞ!と思ったら、AKB48か!?
w( ̄▽ ̄;)wオオッ!!

考えてみれば、りょうまと同世代だもんね。
( ̄∇ ̄;)ソウダヨネエ・・・

考えたことも無かったけれど、アイドルとかの追っかけやっていてもおかしくない世代なんだよね。

まぁ、父の遺伝子からするとそれは無さそうだが、こればかりは母の遺伝子もあるからなぁ。


いずれにしても、週末は結構言葉がポンポンと飛び出していた、りょうまなのです。


*********************************************

【ドライブゥ〜!】


さて、週末のりょうま。

食欲は回復。大好きなマーガリン&ジャムを塗った食パン3枚をペロリ。

そして、いない!と思うと、自分でトイレに入っているし。

まぁ、元気を取り戻した週末なのです。

で、元気が出れば、もちろんアウトドアの血が騒ぐ小僧。

りょうまの、「ドライブゥ〜!」攻撃は、当然のごとく父に向けられたのでした。


いつも使っている、お出かけ予定の壁に貼られている絵カード

今日の予定を確認して、出発です!


    
     ドライブゥ〜!!! よし行こう、りょうま!       

そんな訳で、向かったのは、町田市の野津田公園

もちろんこの公園の存在は知っていたのですが、今まで来たことがありませんでした。(不覚)

紅葉の季節なんですね。綺麗でしたよ〜。


      
    駐車場で木の葉が秋色になり、きれいです      

なかなか、動かなくなる“イワイワ星人”に今回もなりましたが、それでもそこそこ歩いて散歩ができました。

ところが、散歩途中でいきなり自ら父の背中に飛びついておんぶすることがありました。
(゚-゚;)ヾ(-_-;) モシモシ...

どうも足の裏に伝わる、グニャグニャする感覚ダメなようです。

              
           父の背中に飛びつく、おんぶりょうま。
           右手を伸ばしカメラを構えパチリ☆
(^▽^;)コウドナワザ

この公園の“このれびの路。良いですね。そよ風親子はお気に入りです。

まだまだ、近場にも行っていない場所、あるんだよな。

これからもバンバン繰り出そう、りょうま!


*********************************************

【四国のTV放送】

11月5日、6日にNHK総合の四国4県で放送された四国羅針盤』「新技術が開く未来」〜特別支援教育の現場から〜
http://www.nhk.or.jp/matsuyama/rashinban/rashinban-2010-11-5.html

四国ローカル放送だったため、リアルタイムでは当然観れませんでした。

その放送のDVDが先ほど届き、早速拝見したところです。

感想は、全体の構成、学校、企業他の取り組みが30分という枠の中でしっかりと伝わる番組でした。

とても、四国ローカル放送ではもったいない、全国放送としても十分に通じる番組でした。

           
       予告編で、しっかりと登場していた我々です。


ただ、番組内容とは別に、

自分が一番伝えたかったことで、編集の都合上で?カットされているものがあります。

ですので、ここでそれだけは補足として一言だけ言わせてください。

目的は、りょうまを初めとした、発達障がいのある方々がコミュニケーションをとりやすくなることです。

ですので、私はその手段がどのようなものであろうと、それに対するこだわりはありません。

もし、携帯情報端末の利用によりその人がよりコミュニケーションをとりやすくなるのであれば良いことなのです。

逆に言えば、必ずしもこのツールが一番良いということを言うつもりもありません。

その人、その人に、合った方法はそれぞれです。

絵カードが一番入る人もいれば、言葉で十分の人もいるし、文字盤や、その他のツールもあるでしょう。

またりょうまのように、組み合わせて行なうパターンもあるはずです。

一番懸念するのは、この方法は“正”でこの方法は“誤”という考えが、残念ながら療育の中で蔓延っていること


私は、どのような方法であろうとも、その人に有効であればOKな方法だと思うのです。

ですので、是非その点だけは、この場をお借りし補足いたします。


*********************************************


週末の帰り際。施設Bさんの駐車場の車内で、足を突っ張って靴を履こうとしないりょうま。

その姿の意味。僕にはりょうまの気持ちが痛いほど伝わって来ます。

そう、“お父さんと一緒にもっといたいということ”です。

お父さんだって一緒にいたいさ、りょうま。

この時、毎日新聞の野沢和弘さんのエッセイ「あの夜、君が泣いたわけ」の一番最初の話しを思い出してしまいました。

「お父さんまた来週迎えに来るからな。」と、握手をしながら、じっと目を合わせます。

りょうまは、そんな僕の心を理解してくれたのか、スッと足の力を緩めてくれました

そして、何事もなかったように、父の前を歩くりょうま。

りょうまの後ろ姿に、成長を見た気がいたしました。

と、同時に、成長させられているのは実は父自身ではないか?とも感じたのです。



こうやって僕ら“そよ風親子”は一緒に成長してゆくのかな?



・・・・・そうかもね。




次回更新は、11/14(日)深夜 の予定です。宜しければまたお会いしましょう。

                                      

※ 皆さんからメールを頂いているにもかかわらず、なかなかお返事ができず申しわけございません。

  頂きましたメールはしっかりと、拝見しております。本当にありがとうございます。