元気日記(第501号:授業参観とクルクル棒作り)2/6(日)24:00更新
先週の元気日記500号での、吾妻山山頂での私(父)の体調異変。大変ご心配おかけしました。
その後、体調は全く問題なく、元気な状態です。
日記更新後からたくさん届いた、ご心配を頂く内容のメールの数々。
いつもHPにアクセスして頂きながら、メールを頂いたことが無かった方々からもメールを頂きました。
本当にありがとうございました。
嬉しいのと同時に、“体調管理には十分気をつけよう”と、心に誓った今回の出来事です。
そうですよね、自分の身に何かあったら、
そのあと、りょうまはどうなってしまうのだろう?
既に、僕の命は、僕だけのものではないのだ・・・。
あらためて、そう感じた出来事なのでした。
今回の件に関しては、皆様がご指摘の通り、一度医師に診て頂こうと考えております。
さてそんな中、週末の日曜。
私の方は、昨年から続いた「社会福祉士」として成年後見人養成研修の全日程が終了しました。
これで、ようやくスタートラインに立つことができました。
昨年末から、この研修が週末にあり、りょうまに我慢をしてもらうことも多かったのですが、ようやく終了です。
これからは、今までの自閉症児の父親としての視点と同時に、社会福祉士としての違う角度からの視点(まだまだ駆け出しですが)が増えます。
色々な角度から、物事を見ることができそうです。
りょうまに我慢してもらった分、りょうまには今まで以上に、そして近い将来私が後見するであろう方にも、力を注ぎたいと思います。
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【授業参観に行ってきました】
2月1日。
父は職場の半日休暇を取って、りょうまの学校へ授業参観に行ってきました。
さて、高校1年生として最後の授業参観。
りょうまはどんな姿を見せてくれるのでしょう。
父としてはとても楽しみでした。
≪朝の15分走≫
朝一番に、グラウンドで行なわれた体力づくりの“15間分走”。
高等部全員が徐々に集まる中、教室から先生とともに現れたりょうま。
体操後、生徒たちは楽しそうに、それぞれの走り方や歩き方でグラウンドを周っています。
で、りょうまは・・・・。
今回はこの通りでした↓
先生が何度も起き上がるように促しましたが・・・・結局、15分間この状態でした(; ̄ー ̄川
自分の気分が乗らないと、頑として動かない“イワイワ星人”状態のりょうまなのです。
いつもはこんな状態では無いそうですが、・・・仕方ないね。。。
後で聞いたところ、りょうまは父の姿を確認していたようで、「おと〜しゃん」と言っていたようです。
その影響もあったのかなぁ。。。
≪作業学習≫
グラウンドから戻り、今度は各作業班に分かれての、作業学習の授業です。
りょうまは、リサイクル班。
教室には、りょうまの“おやすみ”スペース、が設けられていました。
ゴザの敷かれた“おやすみ”スペースです。
時々集中が途切れると、自らこのスペースに行って落ち着いていました。
この日のリサイクル班の作業の方は「アンデルセン棒」作りでした。
@いらなくなった雑誌を一枚づつ破り、A棒を芯にしてクルクルと巻いて貼り付け、B芯を抜き棒を作る、という作業でした。
最終的にはこのアンデルセン棒を利用して、リースを作るようです。
りょうまの作業風景はこちらです ↓
おぉ〜!クルクル巻いてますね。 でも時々こんな大あくび 棒の出来上がり〜♪
先生に介助されながらも、何とか棒を作っていたりょうま。
りょうまの左の写真の後ろに写っているリースに使うベースの棒を作っていますが、その棒を作るだけでもいくつもの工程があるんですよね。
我々が普段何気なく簡単にやっていることも、りょうまにとっては、一つ一つクリアしないとできない壁のようにさえ感じます。
他の生徒さんたちも、それぞれのペースで一つ一つを作り上げておりました。
う〜ん、なるほど、なるほど。。。
で、授業参観は終了。
りょうまの学校での姿を胸に、午後一の職場に向かった父なのでした。
りょうま、がんばったね。
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土曜日、父と息子の2人の週末時間を楽しんだあと、なかなか車から降りないりょうま。
そうだよね、もっとたくさん大好きなドライブしたいよね。
30分待って、それでも納得できないりょうまと、ようやく車を降りました。
今回で研修が終わったから、来週からは通常の週末に戻れるよ。
来週は、たくさんドライブして出かけような、りょうま。
お出かけ日和の春は、少しずつ近づいています。
次回更新は、2/13(日)深夜 の予定です。宜しければまたお会いしましょう。
※ 皆さんからメールを頂いているにもかかわらず、なかなかお返事ができず申しわけございません。
頂きましたメールはしっかりと、拝見しております。本当にありがとうございます。