元気日記(第504号:おさんぽ〜!)2/27(日)24:40更新
春一番。
金曜日に車を運転中、ラジオから、
「今日、春一番が吹きました。」という、情報が流れてきました。
もうそんな季節かぁ。。。
そう言えば、りょうまが生まれる前、
まだ、毎週末(年間100日近く)ウインドサーフィンをしていた実業団時代。
春一番が吹くのをワクワクしていたっけ。
あの頃は、海に行くことばかり考えていたもんなぁ・・・。
そんなことを思いながら、車を走らせます。
そう、この日は、りょうまの個別面談。
午後から職場の半日休暇を取って、学校に向かいます。
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【個別面談にて】
授業参観や学校の行事、そして学校からの連絡ノートなど、
りょうまの学校での姿は、しっかりと情報として入ってきます。有難いことです。
そしてこの日は、高等部1年生最後の個別面談です。
中学部の卒業後、転校。 新しい環境の高等部に入り、なかなか慣れなかった春。 記録的猛暑の中、エアコンも無い教室で頑張った夏。 ようやく慣れ始めた秋。 そして、あっという間の冬。 |
りょうまにとって、たくさんの変化があった高等部1年生。
その月日もあと1ヶ月で終わろうとしています。
担任の先生とお話しながら、たった一年という時間の中で、りょうまの成長する姿を感じました。
この一年での大きな変化は、尿失禁がほとんど無くなりパンツで過ごせるようになったこと、そして、発語のコミュニケーションが増えたことでしょう。
それは、学校の先生方の力、施設の職員の方の力が本当に大きいと思います。
特に発語に関しては、りょうまが何かを伝えようと発した言葉に、(その言葉を無視すること無く)、応えてくれたからこそ育ったもの。
りょうまはその対応の姿に、「言葉というものを発すれば、自分の気持ちがしっかり伝わるんだ!」と思ったはずです。
もしそれが、りょうまがいくら言葉を発していたとしても、その反応が無いとしたら・・・。
りょうまは“言葉を発するということそのもの”を、止めてしまうことでしょう。
そう考えると、周囲の方の行動そのものが、りょうまにとっても、とても重要な行動でもあるのです。
りょうまは、分からないようで、実はちゃんと感じています。
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【おさんぽ〜!】
「おさんぽ〜!」
これは、週末に川沿いに車を停めた時、りょうまが自ら発した言葉です。
個別面談でも、この「おさんぽ」という言葉に関しては、お話に上がりました。
先生がりょうまのこの言葉に反応して行動して頂いたからこそ、場面と言葉が合致するこの言葉をりょうまが獲得できたのです。
りょうまが自ら、私(父)にお散歩したいという意思表示をしてくれました。
りょうま:「おさんぽ〜!」
父:「もちろん、喜んで!」
りょうまが「おさんぽ」したい気持ちを、しっかりと父に伝えてくれたこと。
春に近づいている暖かい風を感じながら、散歩する川沿いは最高!
りょうま、ありがとう!
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車を走らせながら、
週末ごと、海で一日中過ごした、20代も楽しかったけれど、
りょうまとともに生きる今の時間の方が、もっともっと大好きな時間だよな。
そんなことを感じていた、40代中盤の私(父)なのです。
次回更新は、3/6(日)深夜 の予定です。宜しければまたお会いしましょう。
※ 2月26日(土)。筑波大附属久里浜養護学校にて、お話をさせて頂く機会を頂きました。
関係者の皆さま、本当にありがとうございました!詳細はこちらです→「続・父のひとりごと428号」
※ 皆さまからメールを頂いているにもかかわらず、なかなかお返事ができず申しわけございません。
頂きましたメールはしっかりと、拝見しております。本当にありがとうございます。