元気日記(第557号:釜石からの贈り物)3/4(日)23:00更新

あかりをつけましょ、ぼんぼりに〜♪・・・3月3日の土曜日は、桃の節句(ひな祭り)でした。

でも、りょうまは一人っ子で、我が家は男の子のみ。ひな祭りといっても、全く関係ない状態です。

そう言えば、私(りょうまの父)には姉と妹がおり、子どもの頃この時期には“お雛様”が飾ってあったなぁ。

五人囃子三人官女まであった、あの雛人形たちは、今どこにあるのだろう?

そんな中、学校からは(授業で作ったらしい)こちら↓を頂きました。

   

こっ、これは、折り紙で折られた“お内裏様とお雛様”ですね〜!なかなかいい味出してます。^^

りょうまが手伝ったのは、多分一部でしょう。

扇子の部分のペッタン貼りかな?(^^;)?

********************************************

【釜石から届いたカニ】

土曜日。そよ風の手紙の昔からの読者でおられる、釜石のエルルのかーさんから、荷物が届きました。

なんだろう?と思って、発砲スチロールのふたを開けると、そこには毛ガニ

容器を開けてもまだ動いているくらい、活きの良い状態です。

家族のみなさんで、とのお手紙も入っておりました。

12月〜3月までが旬で、その時しか漁ができず、いまが一番美味しい時とのこと。

本当にありがたく、すぐに煮て、いただきました。

  

まだ被災地での生活は、まだまだ落ち着いてはおられないと思います。

そんな中、我が家のことまでお気にかけていただき、

本当に、そのお心がありがたく、それは何にも換えられないものです。

感謝の言葉しか見当たりません。

     

りょうまは、大きな毛ガニを前に、「これはなんだろう?」という表情。

カニの身の部分を取ってあげたのですが、一口しか食べませんでした。

偏食のりょうまは、あとはどうやっても口を一文字にし、頑なに拒否。(残念、こんなに美味しいのに・・・)

じい・ばあ・私は、そんなりょうまを横目に、美味しく頂いたのでした。

なんだか感動して、胸が熱くなる味でした。

この場をお借りして、「エルルのかーさん、本当にありがとうございます。」

********************************************

【高学部2年生最後の個別面談】

月曜日、りょうまの高等部2年生の最後個別面談があり、会社の半休を取り学校へ行ってきました。

卒業後の進路のお話しや学校でのエピソードなど様々な話しが出た、先生との面談。

客観的にみると、りょうまのこの一年間の学校での姿は、右肩上がりの急カーブは描いてはいません。

でも、亀の歩みではありますが、彼自身は着実に一歩ずつ新たなものを獲得しています。

りょうま自身も、本当に頑張っていると思います。(りょうま、父はキミの姿をしっかり評価してるよ)

父親としては、この一年間お世話になった先生方に感謝なのです。

りょうまの高等部2年生の生活も、あとひと月ちょっと。

そして、そのあとは高等部最終学年です。

  

あとひと月しかない、2年生の時間。

そして高等部の最終学年の残りの一年間。

今、心から、父として息子に伝えたいのは、

「残りの高校生活を、楽しく学んで、そして、たくさんの想い出をつくるんだよ。」

そんな言葉だと思います。

今、りょうまは青春の真っただ中にいます。

そう、君が今いるのは、人生の中で二度と来ることのない“青春の一ページ”

障がいが有ろうと無かろうと、君なりの青春時代を駆け抜けて欲しい。

それが、父の願いです。

次回更新は、/11(日)深夜 の予定です。宜しければまたお会いしましょう。

                                      

※ 皆さんからメールを頂いているにもかかわらず、なかなかお返事ができず申しわけございません。

  頂きましたメールはしっかりと、拝見しております。本当にありがとうございます。