元気日記(第572号:若大将は、また今度)6/17(日)24:00更新

 

6月17日。今日は父の日だそうです。

あれっ、自分も父親だった。自分も対象なんですね〜、忘れてました!

我が家は父子家庭の家庭環境のため、普段自分が父親であること意識などしたこと無いのです。

自分の場合、親ではあるけれど、でありでもあるからなぁ・・・。

ところで、りょうまは僕のこと、どう思っているのだろう?

時々、聞いてみたくなります。

 

りょうまにとって父親という概念そのものは、あるのかな?

僕はりょうまにとって、「ヒロシ」だったりして。・・・(^^;)ヒロシ・・・

 

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【加山雄三ではない】

みなさんは「聖者の行進」という曲をご存知ですか?

最近学校でりょうまが口ずさんでいるらしいのですが、どんな曲なのかわからない私(父)。

そんなわけで、iPhoneYouTubeで、聴いてみることにしました。

あ〜この曲か!

誰もが知っている曲ですね。でも、りょうまはどうしてこの曲を口ずさんでいるのかな?学校の授業かな?

それにしても、りょうまは音(特に音楽)に対しては、とても自分の中に吸収するなぁ。。。

感心、感心。すごいなあ・・・。

 

で、この流れで、土曜日の夕食後、ばあちゃんのベッドに座ったりょうまに、YouTube音楽を聴かせてあげました。

最初は、りょうまのお気に入りの森山直太朗の「さくら」。それから、そのほか何曲か聴かせてあげました。

それでも、その時りょうまは、ほとんど聴いているか聴いていないか、という感じ。

そんな時、YouTubeに興味をもったばあちゃん。「これなんでも聴けるの?」との質問。

「何か聞きたい曲ある?」と聞いたところ、加山雄三の「僕の妹に」のリクエスト。

し、渋い!・・と思いつつ、かけてあげました。

 

すると、・・・

今まで、全く聴いていないという感じだったりょうまが、

「この曲、代えてくれ〜!」と言わんばかりに、iphoneを父に手渡しました。(笑)

見事な意思表示!

そんなわけで、ひとまず、ばあちゃんには諦めてもらい、

りょうまに「何が聴きたいの?」と尋ねました。

すると、小さい声「ありがとう」とりょうまが答えたのです。

 

「ありがとう」???・・・・・あっ!!!!

もしかして、「いきものがかり」の「ありがとう」か!?

ということで、YouTubeで検索して、かけてみたところ、(これだよ、パパ!)とでも言うようしっかり聴いたのです。(暴)

私(父)としては、このりょうまの意思表示が嬉しく、何度も何度もほめてあげました。

 

そして、今度はおばあちゃんに聴かせてあげようね。と再び、加山雄三「僕の妹へ」をかけると・・・。

再び、(代えてくれ〜!)と言わんばかりに、iphoneを父に手渡したりょうま。

これにはさすがに、家じゅうで大爆笑

今度は、福山雅治の「家族になろうよ」、そしてそのあとは、オフコースの「言葉にできない」をかけました。

キーワードや鼻歌で何とか伝えようとする姿。

もう感動ものだよ!りょうま!

ばあちゃん、今度、加山雄三をゆっくり聞かせてあげるから許してね。(暴)

 

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【やっぱり暑さは、ダメなんだよね。。。】

 

日曜日。りょうまの「ドライブぅ〜!リクエストが何度も、我が家に響きわたります。

雨がまだ降っているし、どこ行こうか???

神奈川県民のそよ風親子は、北よりもやはり南の方へ向かってしまうのです。

神奈川に南と言えば、湘南海岸・三浦半島。とても素敵な場所が、この県にはあります。

で、今回も何も考えずに南の方へ車を走らせました。

 

でも、季節は梅雨

気温26度。湿度80%以上。大人でも不快になる気候です。

当然、りょうまも不快であるに違いありません。

りょうまは、小さい頃から体質的に体温調節が苦手で、熱が体にこもってしまう傾向にあります。

そのため、その不快さは多分私(父)が想像する以上に厳しいものだと思います。

 

そんなことから、やはりりょうまは、その不快さから自傷をしてしまいました。

父としては車を止め、りょうまの背中をトントン軽く叩いてあげながら、落ちつかせると同時に、

自分の拳で頬を叩いてしまうことや、親指の爪でほかの指を爪立てしまうことを抑えることしかできません。

 

「わかるよ、苦しいね。大丈夫だよ、お父さんはお前が苦しこと分かっているよ。」

本当に、この季節そして夏の暑い季節、なんども通り過ぎたこの不快な気候でのりょうまの苦しみ。

私(父)にできるのは、りょうまの不快感を取り除いてあげること、そしてその苦しみを共感してあげること。

それしかできません。

一番苦しいのは、誰よりもりょうまですのものね。

心の中で、(がんばれ、りょうま。お父さんがついてるぞ。)と叫んでいました。

 

しばらくすると、徐々に落ち着きを取り戻りたりょうま。

りょうま、僕はキミの苦しみをわかるよ。

だって、キミが苦しいと僕も苦しいから。。。

 

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【海へ。でも蒸し暑いね。】

落ち着きを取り戻したりょうまと、湘南の海へ。

でも、やっぱり暑い。
 
やっぱり蒸し暑いので座り込んでしまいます。          いいよ、今日はドライブしようね。

少しの時間だけ、散歩して、またドライブをしたのでした。

暑いときは、無理をしないでいいよ。

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【ご飯がオイシイ?】

やせ型のりょうま。

食が細く心配していましたが、最近は「なっとう効果」でたくさんご飯を食べてくれます。

本当に、父としては嬉しい限りです。

りょうまがたくさんご飯を食べてくれること。

こんなことに喜びを感じる自分は、やっぱり親なのですね。

りょうま、たくさん食べるんだぞ。

 

りょうま、明日は更生相談所に一緒に行こうな。

りょうまは学校を休み、父も会社を休み、

また一つ、りょうまとの新たなときに向けたステップを一段上がってゆきます。

 

今晩は君の姿を想いながら、自分自身にHappy father's day!」で乾杯します。

おやすみなさい。

 

 

次回更新は、/24(日)深夜 の予定です。宜しければまたお会いしましょう。

                                      

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