元気日記(第585号:恒例のキャンプレポートです)9/17(祝)翌早朝更新
いよいよ今年も、恒例の秋のキャンプの季節がやってきました〜♪
今年は、9月15・16・17日の3連休での開催です。
遡れば、2008年から参加させていただいている、この東京都自閉症協会「東京おやじの会」主催のファミリーキャンプ。
気がつくと我々「そよ風親子」は、「息子とおやじ」のキャンプを含めると今年で5シーズン目の参加になるんですね〜。
2008年のりょうまは、中学部2年生。
そして今年のりょうまは、高等部3年生となりました。
月日の経つのは本当に早いものです。。。
もしかしたら、今回がりょうまにとっても一区切りのキャンプになるかな?
そんなことを考えながらの参加です。
昨年以上に固まりがちな傾向のあるりょうま。
そんな今年のキャンプ。さて、どうなることでしょう?(^^)
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【キャンプ初日】
さてさて、9月の3連休の初日。やっぱり予想通り、道路は大渋滞です。
目指すところは、山梨県の山中湖湖畔。
普通であれば2時間程度で到着してしまう場所ですが、倍近くかかってしまいました。
夕方4時半近くに到着した「そよ風親子」は、1日目の表札作りや、ジャム作り等にも間に合わず、
到着後のりょうまもこの通り(^^;)↓↓↓
到着後も、車からなかなか降りてくれないりょうま 降りたあともこの通りです・・・(^^;)
ところが、途中まで悪戦苦闘していたのに、急に歩き始めるんですねこれが。
たぶん、5シーズン目に入りキャンプ場の景色を見て、(あ〜、ここかぁ!)と思い出してくれたのかもしれません。
受付後、参加者ご家族の皆さん同様、我々「そよ風親子」のプロフィールもキャビンのガラスに貼り出されました。
チーム名は「そよ風親子」です!
部屋に入ると、このとおり。
しっかりとくつろぎモードでした。
しっかりとくつろいでいるりょうまは、この表情です♪
初日の入浴。大浴場では、なかなか湯船に入ろうとせず、プールの時と同じ状態。
“お湯つかり断固拒否”のりょうまなのでした。
夕食時、りょうまのボーイソプラノの「きゃあぁぁ〜〜〜!」という叫び声が、食堂で響き渡っていましたが、
苦痛での叫びではなく、表情は笑顔。
食事もしっかりと食べる姿に、5年前の食堂で食べずに泣き叫んでいたりょうまの姿を重ねてしまいました。
親が思う以上に、成長をしているのですね。
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【キャンプ2日目】
いよいよ、我々親子にとってメインの2日目がやってきました!
そう2日目は、4時間以上かけたトレッキング。
毎年、さまざまなドラマが待っています・・・(^^;)
朝食は、こんな感じで、“ムシャムシャ、パクパク”で完食。
本当に父は、この事自体に驚きを隠せません。(スゴイ!)
トレッキング前の朝食。よし、やるぜよ!
さて、大平山のトレッキングコース。
父の不安をよそに、スタスタと歩いてくれた序盤のりょうま。
これは、今年は楽勝で行けるかも???・・・なんて期待を持たせてくれそうな歩きです。
おぉぉぉぉぉ、歩いてる、歩いてる!
ところが、甘くなかった・・・・です、やはり。
途中で急にイワイワ星人が登場。
やっぱり来たな、イワイワ星人!
長い階段を見て急に固まるりょうま(背中丸見えだぞ!) S先生、Sさん、ボラさんの協力も得ながら進みます。
このおんぶの姿、2年前と同じだ・・・。(申し訳ありません・・・)
そんなことを思いながらも、りょうまの復活を信じて進みます。
みなさんの協力のもと、りょうまはその後復活!
再び歩き始めました。(ホッ)
そして、復活!歩き始めました。 綺麗ですね〜、この景色!
この写真は、途中の平尾山山頂での写真です。
そして、感動の大平山山頂到着!しっかりと、到達できました。ヽ(^◇^*)/ヤッター
帰り道も多少のイワイワ星人出現はあったものの、もう大丈夫。すぐに復活。
花の都公園が見える頃には、鼻歌(オールナイトニッポンのビタースイートサンバ?)が出始めました。
最近ビールのCMでも使われているので、それで覚えたのかな?(笑)
しっかりと行程を終え、キャンプの場所に戻ったのでした。
2日目の風呂では、昨日とは違い自ら進んで湯船につかりました。
目をつぶったその表情は、(ふ〜、極楽、極楽)とでも言いそうです。
「りょうま、お前、18歳でなくオッサンか!」と言いたくなる表情でした。(暴)
夜のバーベキューでは、食欲より睡眠のほうが優先したようで、すぐに部屋に戻ってくつろいでいるうちに、
バーベキューよりバタンキューなのでした。
つられて、父も寝てしまった・・・。一番の楽しみが今年もこれかぁ!これも毎年恒例、仕方ないね・・・(笑)
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【キャンプ3日目】
朝5時半起床。でもりょうまは起きません。
りょうまを起こそうとすると「うめぼし〜・・・」と寝言で言っています。
よっぽど、うめぼしが食べたかったんだね。夢にまで出てくるとは・・・。
(でも、うめぼしの夢ってどんな夢?・・・笑える( ̄m ̄〃)ぷぷっ!)
3日目の朝は、これまた恒例のカヌーです。
過去4回は、乗る前に必ず拒否姿勢を見せていたりょうま。
今年は、ライジャケをつけたあとは積極的に乗ろうとする姿がありました。
このわずかな違いは、5年間の月日の父親として感じる微妙なものですが、
確実に違いを感じました。
父としては、りょうまがこのキャンプを楽しんでいることを感じたことが、何だか嬉しいのです。
乗ったあとのりょうま。満足かな?よかったね。
朝食後にお姉さんがピアノを弾いている時も、耳をふさがずにその横で座り込んでいました。
ピアノの音色、何気なく聴いているんですね♪
りょうまにとって、キャンプは日常生活をこえたものですが、
この非日常の体験だからこそ味わえることは、たくさんあったと感じています。
変化が苦手な自閉症の子どもにとって、イベントごとは負担になるという考えもあるかもしれません。
でも“5シーズンを通して、たくさんの成長を感じ、楽しみ、そして親子でそれを体感できる喜びはそれに勝る”ものでした。
それは、りょうまの表情や行動から、父親である私が肌で感じたものです。
何よりも、理屈抜きで楽しい! これが一番大事かなと、思っています。
この企画・実行を毎年されている東京都自閉症協会のおやじの会のスタッフ、筑波大学の澤江先生、日大・筑波大のボランティアのみなさんには特に感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
もしかしたら、今回のキャンプで、我々「そよ風親子」はひと段落かもしれないね。
帰りはこのとおり。
疲れちゃったんだね。
また“うめぼしの夢”見てたりして・・・。( ̄m ̄〃)ププッ
次回更新は、9/23(日)深夜 の予定です。宜しければまたお会いしましょう。
※ 皆さんからメールを頂いているにもかかわらず、なかなかお返事ができず申しわけございません。
頂きましたメールはしっかりと、拝見しております。本当にありがとうございます。