元気日記(第599号:サンタクロースは側にいる)12/24(祝)23:00更新

 

 

「サンタクロースはいるのかな。」

そんなことを思い、ワクワクした子どもの頃。

 

そして「サンタクロースなんていない。」

そう、覚った子どもの頃。

 

やがて、現実の生活に追われ、誰もが大人になってゆく。

慌ただしい時間の中に、身を委ねながら、

どれくらいの月日を過ごしたのだろう。

 

でも、何十年も経ったある日、

サンタクロースの存在に気づく日が来るのです。

 

 

サンタクロースは、僕らのとても近くにいて、

なかなか、その存在に気づかない。

 

でも、ある日、ふとその存在の大きさに気づく日が来る。

 

 

こんなに身近なところにいたんだね、サンタクロース。

そのことに気づくまで、数十年の季節を費やした。

 

白いヒゲもなければ、大きな荷物も背負っていない。

でも、そこにいてくれるだけで、幸せになれる存在。

 

みな、それぞれにサンタクロースがいるのです。

聖なる夜の、今日ばかりは探してみて欲しい。

あなたの側にいるサンタクロース。

 

 

サンタクロースが運んでくれるのは、

もしかしたら、大きなプレゼントなんかでなく、

まして、高価なものでもないのです。

 

今、ここに生きている、

ある意味“奇跡”とも言える、この時間が、

大切な人と過ごすことができる、この時間が、

 

どれくらい大切で、

どれくらい貴重なプレゼントであるのかを、

気づかせてくれることなのかもしれない。

何気ない、一見平凡に見える時間こそが、

一期一会の時間で、二度と来ない時間であることを。

 

そのことに気づかせてくれたこと、そのものが、

サンタクロースからのプレゼント。

 

 

僕は見つけたよ。

ありがとう、Mr.サンタクロース。

 

それに気づかせてくれた、あなたの存在に、

ただ、ただ、感謝なのです。

 

 

おやすみ、僕の可愛いサンタクロース。

 

 

 

 

2012年12月24日(クリスマスイブに)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回更新は、12/30(日)深夜 の予定です。宜しければまたお会いしましょう。

                                      

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