元気日記(第606号:見えてきた未来の風景)2/10(日)24:00更新




りょうまへ



週末は、会うことができませんでしたね。

こんなことは久しぶりですね。

さみしい思いをさせてゴメンな。


父さんは、春からのキミとの時間をたくさん持つために、

この週末、北へ南へ、走り回っていました。

そして、慌ただしく走り回りながら、

キミのことを、いつも、いつも、考えていました。





春からキミと一緒に暮らすため、進めてきた準備。

そのために決断・実行した、父さん自身の仕事のこと。

りょうまも、じいちゃんもばあちゃんも、

そして父さんも、

みんなが、笑顔で暮らせる空間の再検討。





夏から進めてきた、家族みんなが“ウイン・ウイン”の空間。

りょうま、今日ようやく出来上がったよ。

もうこれからは、ここが我が家です。

りょうまの家だよ。





そして明日は、ついに引越です。

そんなことで、週末はキミと会えませんでした。

ガマンしてくれて、ありがとう。


週末に、今までのように泊まることができる家。

そして4月からは、再び昔のように、キミと一緒に暮らすことができる家。

もちろん、キミの部屋もしっかりと用意してあります。


来週は、キミのベッドを買いに行くよ。

楽しみにしていてくれな。

キミがこの階段を上ってくる姿が見えるようです。





気がつくと時は流れ、

見えない力に背中を押されるように、

毎日動いてきた気がします。

そろそろ、次の未来の足音が聞こえてきました。


りょうま、

キミから教えてもらった大切なものは、

時が流れて、周りの状況が移り変わろうと、

父さんは、この先も忘れないよ。



様々なことが動いてゆく中。

そろそろ、僕らそよ風親子も動くべき時が来たのかもね。


10年以上、なかなか見えなかった遠くにあった霧の向こうの風景が、

ようやく見えてきたよ。

とても長い時間かかったけれど、長い距離を歩いてきたけれど、

鮮明に、霧が消えて、はっきりと近くに見えてきた。



その未来に向けて、ラストスパート。



一緒に歩いてゆこう、



その風景に向けて。






                                  2013年2月10日

                           キミの父より

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回更新は、2/17(日)深夜 の予定です。宜しければまたお会いしましょう。

                                      

※ 皆さんからメールを頂いているにもかかわらず、なかなかお返事ができず申しわけございません。

  頂きましたメールはしっかりと、拝見しております。本当にありがとうございます。