元気日記(第114号:学校の朝)  9/7(日) 23:40更新

 

 今晩は涼しい夜です。今年の夏は冷夏だったせいか、こういう夜も多かった気がするのですが、やはり秋は秋。すっかり秋の気配が漂う、ここ神奈川県北部地方。窓の外から飛び込んで来る秋の虫の音は、どことなくさびしい音色です。この涼しい気候のせいか、りょうまは寝床に就くと10分少々の雄叫びをあげたあと、すやすやと眠りにつきました。

 毎週日曜夜、りょうまが寝静まってから、彼の父親はパソコンの前に座りこの『元気日記』を書き始めます。ですので更新時間はりょうま次第。また、父の思考回路が鈍い日はどんどん遅くなります。そんなわけで、恥ずかしながら、過去に目標の23:00に更新できた日はほとんどありません。これからの季節は過ごしやすくなる分、更新時間もちょっとは23:00に近づけそうです。(そうありたいものです、ハイ・・・)

 そんな秋の気配を感じる今日このごろですが、りょうま親子は懲りもせず、土曜日にまたまた海へ!もちろん海はがら空き状態でした。海の家も解体作業に入っている海岸は、ちょっぴり肌寒い秋の海。でも、海好きりょうま親子の心は”HOT”。きゃ〜きゃ〜言いながら、波打ち際で追いかけっこです。もちろん入りましたよ、海に!りょうまは父の腰に手を回し”もっと沖に行こうよぉ”とでも言わんばかりに、グイッと力を入れます。よぉ〜し!と、りょうまに浮き輪をかぶせ沖へ。その日は由比ヶ浜にサーファーが出ていたので、波はそこそこある状態でしたが、波越えの楽しさをりょうまに体験学習させてあげたのでした。さすがに、今シーズンの海水浴は今日で終わり?また来年も来ような、りょうま!

 

 夏休みも終わり、いよいよ新学期が始まりました。もともと、りょうまは学校大好き少年。新学期は、大好きな先生やお友達との再会で、りょうまにとっても待ちに待ったという感じだと思います。どんな2学期になるのかな?

 養護学校への通学は、毎朝じいが運転する車の後ろの席にばあと一緒に乗り、片道10分程度の道のりで到着します。父は、今まで一度もこの通学の風景を見たことがありません。先日じいばあの話を聞き、感動することがありました。それは養護学校の先生方の姿についてです。

 りょうまの通う養護学校は、毎朝子供たちを先生方が迎えるそうです。いつもであれば、通学バスの時間と重なり、かなり慌しい風景だそうですが、その日はたまたまちょっと早く到着。りょうまはかばんを背負い、車から出てじいとともに先生方の方に歩いてゆきました。入り口ではずらっと並び子供たちを待つ、校長先生や教頭先生そして先生方(かなりの人数がいたそうです)。足の悪いばあは、その姿をじっと車の中から見ていたそうですが、校長先生をはじめ先生方は両手を挙げて手を振り、一生懸命朝の挨拶をりょうまに投げかけていたようで、ばあは後ろに誰か他の人がいると思いおもわず振り向くと誰もおらず、どうやらその行動はりょうまに対するものだと驚いたようです。この話を聞き、父は(本当に、この養護学校にりょうまを入れて良かった!)と、思わずにはいられなかったです。

 2年前、元気日記の創刊号でも書きましたが、父はこの学校の雰囲気が大好きです。そしてその気持ちは今でも崩れることなく続いています。やはり、この学校そのものが持つとても明るく活気のある雰囲気、そしてその良い伝統を受け継ぐ先生方一人一人がこのようにしているのではないか?そう思ってしまいます。本当はこの養護学校の名前を出したいくらいです・・・。それくらい自慢できる学校なのです。

 

 週末、甘えん坊のりょうまは父にべったり。父の背中におんぶをしてきたり、寝転ぶ父に乗っかってきたり、などなど。くすぐると、ケラケラ笑って逃げ回ります。その後も、かたぐるまや追いかけっこをして遊びましたが、何かスキンシップを求めてきている感じがします。これは本当に嬉しいことです。

 

 りょうまと全力で付き合ってしまう父は、少々バテ気味です。体力をつけ直さないと・・・・、と本気で思う父なのであります。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・

 

 

 

    次回は、9/15(祝)23:00頃(※次回は月曜深夜です!)更新の予定です。宜しければまたお会いしましょう。