元気日記(第120号:ばあちゃんのお弁当)  10/19(日) 24:00更新

 

 ♪ビィ〜、アンビシャ〜ス♪

 りょうまが、何か鼻歌を口ずさんでいます。何?この曲?それも英語じゃん?

 どうやら、JR東海のコマーシャルで流れているTOKIOの曲と判明。最近りょうまは、何度もこの曲のフレーズを口ずさみます。りょうまが鼻歌を歌う曲は、それだけすんなり耳に入ってくるわけで、恐らくヒットするのではないでしょうか?(もしかしたら、もう売れてるのかな?)

 

 さてさて、平日りょうまが施設Tにお世話になり始めてから、2週間が経ちました。ようやく徐々にりょうまも、そして我が家もこの生活に慣れつつあります。りょうまの平日の生活ぶりは、施設と学校の間を行き来している連絡ノートの中で知ることができます。その内容から、りょうまが生き生きと生活している姿がうかがい知れ、父としては息子の成長ぶりをとても嬉しく思っております。

 急に変化など起こらないと思っていましたが、早くも良い習慣が身に付いたようです。それは、シートベルトです。今までりょうまは後ろの座席に座ると、走行中さらに後ろの荷台に行き荷物をメチャクチャにしたり、パニックになると後ろのガラスに頭突きをしたりと、運転手泣かせの行動をとり困っておりました。しかし最近は、学校への送迎時にシートベルトの着用を習慣づけていただいたようで、じい運転の車に乗る時もしっかりと着用。今までは家で何度チャレンジしても、引田天功張りの”シートベルトすり抜けワザ”を披露してくれていたりょうま。とても信じられず、驚いております。まさにイリュージョンです!

 

 養護学校では、金曜日近くの公園への遠足がありました。その際お弁当を持たせなければなりません。弁当作成チーフ(笑)のばあは、りょうまがどんな弁当なら食べるか、1週間前からどうもソワソワし始めます。”りょうまはこれが好きだったね””あれは食べるかしら?”など、何も1週間前から悩むこともないのに・・・・。そして当日朝。おばあちゃんのお弁当の出来上がりです。さて、りょうまはと言えば、どうやら残すことなくぺろりと平らげたとのこと\(^▽^)/ヤッター。ばあにとっては、りょうまが残さずに食べたと言うことが何よりも嬉しいことであり、悩み甲斐があった1週間であったことは言うまでもありません。

 

 週末は、土曜の午前中りょうまと2人で冒険をしてきました。自宅から1時間30分ほど歩いて、山の上にある市立病院まで行き、帰りはバスに乗って帰ってくるという、初めての長距離散歩です。りょうまはこのところ、とてもよく歩きます。手をつないだり、父の歩く前にピタッとくっついて歩いたりしながら、てくてく、てくてく歩きます。街には自動車の往来や、工事現場、電車が走っていたり、公園があったりと、彼の視界には様々なものが飛び込んできていることでしょう。それでも、一度もパニックにならずに1時間半かけて病院前のバス停に到着。帰りは20分ほどバスに乗り、家路に着きました。ここでも、とても嬉しそうな顔で景色を眺めたり、私の顔を見たりしていました。あまりにいい子なので、熱でもあるのではないかと心配してしまったほどです。(すごいぞ、りょうま!)

 土曜の午後から日曜昼にかけて、父は社員旅行のため、出かけなければなりませんでした。少々心配でしたが、わくわくプラザとサポートハウスのおかげで安心して出かけることができました。大変ありがたいことです。

 

鼻歌のように Be ambitious! だぞ!ガンバレりょうま!

 

 

    次回は、10/26(日)23:00頃更新の予定です。宜しければまたお会いしましょう。