元気日記(第128号:叱ることの重要性)  12/14(日) 24:30更新

 

 

 12月も中旬。街中は年末の慌しさと同時に、キラキラとしたクリスマスイルミネーションが目立ってきました。

 我が家の隣家や道路を隔てた前の家でも、夜になると電飾がキラキラと光ります。とてもきれいで、毎年近所の特権で楽しませてもらっています。

 父は、りょうまに光ファイバーで色が変わる小さなクリスマスツリーを買ってあげました。(どんな反応をするかなぁ?楽しみ〜。)

 部屋を暗くして、そのツリーの光りを点けておきました。外から帰ってきたりょうまの目に飛び込んできた光。すぐに近くに寄り、そのツリーの様々な色の変化に目をキラキラさせて“じぃ〜”っと見ています。思ったとおりの、期待を裏切らない行動に笑ってしまいました。でも、いつまでも見ていなくていいんだぞ・・・。限度を知らないりょうまなのです。(^▽^;)


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 そんなりょうまですが、施設“T”主催のクリスマス会がありました。と、いっても何と何と、レストランでフランス料理のフルコースです!

 果たして大丈夫だったのか??皿を投げたりしやしないか?父としても少々気になるところでした。(いや、かなり気になっていたかも・・・。)

 でも連絡ノートを見て、目から鱗でした。何度か飛び跳ねや声出しはあったものの、食事を取り始めるとデザートまでペロリ!とのこと。途中、サンタさんからプレゼントをもらったようですが、食いしん坊りょうまは、料理の方ばかり気になり、はじめは受け取らなかったようです。みんなに促されると、笑顔で受け取ったみたいです。まさに“驚き”の一言です。

 しかし、“レストランでフランス料理のフルコース”など家族だけなら、間違いなく(無理だという先入観で)連れて行こうとも思わないでしょう。そのありえない場所に連れて行ってもらったこと、そしてその場所でしっかりと食べていたりょうま。本当にありがたい気持ちでいっぱいなのです。

 サンタさんからのプレゼントも、LEGOの磁石でりょうまにとっては楽しいオモチャ。いいオモチャをもらったね、りょうま。

 

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 先週もそうでしたが、週末家に帰ってくるりょうまは、とても甘えん坊です。

 今週もやはりその姿は変わらず、ベタベタでした。でも、少し違うことがあります。それは、りょうまではなく、私(父)の行動です。

 りょうまの週末の甘えについて、“T”の担当職員の方から、“子供であってもけじめは必要であること”、そして“叱ることの重要性”を教えていただきました。りょうまは叱られることを理解しているようで、悪いことをした時に一度厳しく叱ると次回以降は『こらっ!』と、言う大声だけでその悪い行動をやめたりするようです。

 そんな訳で、けじめをつけた甘えをさせ、悪いことをした時には毅然とした態度をとるようにしました。すると確かにその通りで、父に叱られた時、じっと見つめ、まるで話を聞いているようです。理解しているのかは分かりませんが、何かを感じ取っているのでしょう。

 残念ながら、じい・ばあにはなかなか徹底できません。が、父としては今後も“必要な時にしっかり叱る”気持ちを忘れずに行きいたいと思っております。父としてはこの有難いアドバイスに感謝です。確かに叱ってあげられるのは親だけですものね。Tさんありがとうございます。

 叱られても、叱られても、ちゃんと私の側に寄ってくるりょうま。これが親子の絆なのかもしれませんね。

 

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 日曜の夜、父とりょうまは、車に乗り施設“T”に向かいます。40分ほどの道のりをシートベルトを後部座席でちゃんとつけて座るりょうま。時々、いつもの雄叫びはありますが、しばらくすると静かになってしまいました。りょうまは、FM放送から流れるクラシック音楽を子守唄に、いつの間にかすやすやと寝てしまったのです。

 信号で止まったとき、振り返りその寝顔を見て、その姿がいとおしくて仕方ありませんでした。りょうまの日々の頑張りに、父も負けていられないと思う瞬間でした。

 

 

 父ちゃんも負けないからな。頑張ろうな、りょうま。

 

 

    次回は、12/21(日)23:00頃更新の予定です。宜しければまたお会いしましょう。