元気日記(第11号:PEACE)  9/16(日) 23:00更新

 

 先週はとても恐ろしい事件がニューヨークでありましたね。数千人の尊い命が一瞬にして奪われ、それぞれの人生が寸断されました。とても許されるものではありません。人間はなんて愚かなのでしょうか?また命の奪い合いが繰り返されるのでしょうか?いずれにせよ悲しいことです。壁紙は毛利衛さんがスペースシャトルから撮影した地球です。なんてきれいな星なのでしょう。宗教?民族?利害?我々は、その前にこの星に住む同じ人類なのです。

 さて、先週火曜(9/11)は台風15号が我々の住む関東地方を直撃しました。その日、都立病院にて年1回の脳波の検査を予約してあった為、もともとりょうまは養護学校を休むことになっていました。その日は今年最後の校外でのプールの日。プール大好き小僧のりょうまには、とても残念な事と思っていました。しかし、台風直撃により休校の連絡。ナイスタイミングと思いながら、(じいトッポでは不安の為)愛車レガシーにりょうまを乗せ都内に向かったのであります。世田谷区内にあるこの病院まで大雨と強風に煽られながら、ワイパーは休む暇なく雨とのいたちごっこ。何とか予約時間に間に合いました。病院の天井の到るところで雨漏りしています(大丈夫かよ〜(--;))。脳波をとる際に恐らく普通の子供であれば、そのままとれることでしょう。しかし、りょうまの場合脳波の配線をすぐ外してしまう事や、常日頃から興奮状態にある為、毎回睡眠薬にて眠らせてから行ないます。粉薬を1包。・・・・寝ません(元気です)。粉薬2包目。・・・・・まだ寝ません(元気過ぎます)。Drと相談の上、シロップ薬を。・・・・寝ません。この時点で既に3時間。この子は薬も効かない不死身の子か?と思いかけた頃、急にくりくり目玉の瞼が重くなり始め体が前後にゆれ始めたのであります。元気怪獣、やっと来たな!大の字になりベッドで寝ているりょうまに1本ずつ付けられてゆく線。20本近い線が付けられたりょうまの寝顔を見て、なんだか切なくなって来たのは親だからかでしょうか?30分ほどで検査終了。今度は起こそうと思ってもなかなか起きません。近頃とても重くなった7歳のりょうまを抱きかかえながら待合室のベンチに向かったのです。しばらくして、Drからお呼びがかかり、脳波の結果を聞きました。結果は良好。ほっと胸を撫で下ろしたのです。帰りはちょうど都内を台風直撃の中、警戒水位を超えた多摩川の丸子橋を通り何とか帰宅。帰宅後は家の中で”ちび台風”が大きく活動。父は内外の台風に目を回してしまったのであります。

 学校では、りょうまに大きな成長が見られました。K先生に付き添われてトイレで用足ししたあと、『Kせんせい!』とりょうまが言ったそうです。今までではとても考えられない事です。父としてはとても嬉しい出来事です。しかし、そのあと『Mせんせい!』と言ったとの事。("";)ドテッ(りょうまらしい落ちである)

 金曜日には父と児童相談所へ。”療育手帳”の更新の為の検査を受けに行きました。色々な検査があるのですが(例えばブロックを同じ形のところに入れる等)りょうまは1つとしてできません。挙句の果てには検査員の女性に”おんぶ”をせがんだり、”遊ぼう”と手を引っ張ったり・・・・・。彼のIQは一体・・・・?、測定不能という事でしょうか。(OK,OK焦らず行こうぜりょうま!! by 父)

 そんなりょうまを連れて今日は”ヨネッティー王禅寺”という温水プールに行って来ました。父子は、結構このプールを利用します。25mプールの周りに流れるプールがあり、りょうまとはここで遊びます。りょうまは、ここへ向かう道のりを覚えていて、近くに来るとニコニコになります。プールでは”きゃーきゃー”と奇声を発する為、周りの人に驚かれますが楽しそうな顔を見ていると、もっと喜ばせてあげたくなり、背泳ぎみたいに仰向けで支えてあげたりする等してあげます。すると、さらに”きゃーきゃー”はパワーアップ。周りの人達、驚かせてすみませんm(_ _)m。

 

 りょうまとの人生、自分の人生を精一杯生き、いつ死んでも悔いの無い生き方をしたい。常にそう思う父であります。

 次回は9/24(月)23:00頃更新の予定です。宜しければまたお会いしましょう。