元気日記(第29号:傷だらけのリョーマー)  1/20(日) 23:00更新

 

 今、挽きたてのコーヒーを飲みながらこの日記を書いております。日中の慌しさがウソの様に静まりかえったこの時間、コーヒーの香りが心を落ちつかせてくれます。毎週日曜のこの時間はとても心の充実したひとときです。

 さて、このところ、りょうまの”悪ガキ度”が日増しにアップしております。精神的に成長した証ではありますが、その”悪ガキ度”は小僧の体が大きくなりつつある今、周りの大人(特にじい・ばあ)にとっては体力的に追いつかなくなりつつあるのも事実です。その姿は明かに『自分に注目して!』と言わんばかりの周りの人の気を引く行動です。見ているTVを消したり、抱きついて来たり、悪いことをわざとして追いかけられるのを楽しんだり、と言葉で言えない分、行動で訴えているのでしょう。

 しかし、あまり嬉しすぎたり、ちょっと精神的に不安定な時は爪を立てることがあります。おかげでじい・ばあの首筋や父の手の甲はりょうまの引っ掻き傷でいっぱいです。父は1年前にプレゼントされた右頬の傷がしっかりと今でも残っています。(ありがとさん、りょうま(--#)。おかげで鏡を見るたび、どこでもお前を思い出すよ!)このごろは、それがいけない事だと解らせる為に、爪を立てた直後に、パチンと手を叩きます。何度も繰り返しそして、繰り返しですがいつかその意味が解かるまでりょうまとの真剣勝負は続けたいと思ってます。

 パニック時は自傷行動で爪を立てるため、自分自身の顔も傷だらけです。まさに『傷だらけのリョ−マー』です。(※パクリです。あちらは”ロ−ラー”か!)

 では、学校でのりょうまはどうなのでしょう?先生からの連絡帳を見ると、たまに多少御機嫌斜めで自傷行動を起こす事も有りますが、大好きな空間や大好きな先生方に囲まれ、とても伸び伸びとした姿のりょうまがそこには存在します。とてもありがたく、いつも感謝しています。

 水曜には”はらぺこあおむし”のビデオを見たり、体育館でマット運動をしたりした様です。驚いたのは手押し車(両足を持ってもらい、両手で歩く運動)を体育館の端から端までできるという事。これには父もビックリです。(@@)

 木曜には高等部3年生の教室に遊びに行き、お茶をご馳走になったり、歌を聴いたりしたとの事。小学部から高等部まで同じ校内にあるので、このような交流がありとても良い事であると父は思います。午後には図工の時間に作品展の”ぴかぴか光る絵”を作った様です。父は仕事で残念ながら作品展を見る事ができませんが、じい・ばあが行き話を聞けるので楽しみです。

 土曜は体育館で5年生と一緒に”かごめかごめ”や”おしくらまんじゅう”や”だるまさんがころんだ”をした様です。”だるまさんがころんだ”では、一緒に走ったり、止まったりと、メリハリのある動きで参加できたとの事。す、すごい!!りょうまがそんな行動を出きるなんて…。またまたビックリです。(@o@)

 いずれにせよ、確実な成長ぶりや、学校を楽しんでいるりょうまを知る事ができ父はとても嬉しいのです。

 土曜の午後日曜日と、りょうまと2人で東高根森林公園や夢見ヶ崎動物公園で遊びました。公園では芝生で寝転がったり、ジャイアントスイングをしたり、追いかけっこをしたり、土いじりをしたりと思う存分遊びました。一緒に遊びながらふと気付いたのは、”人との関わりが少しづつできかけてきたかな”という事です。以前であればただ勝手に我が道を行くりょうまであったのに、父が遅いと戻って迎えに来てくれるような?行動を取ったりするのです。また、単に土いじりだけでなく、私に抱きつきグルグル回ったり、ケラケラして追いかけられるのを楽しんだりと確実に数ヶ月前よりも人と関わった遊びができるようになったと思います。遅いながらも着実に成長を感じる事ができました。

 これから更に体が大きくなり大変になる分、亀の歩でも精神的成長を感じ取れるなら頑張れるぞ!!そんな事を心に思う父なのであります。

 

 次回は、1/27(日)23:00頃更新の予定です。宜しければまたお会いしましょう。

 ”父のひとりごと”が本日スタートしました!