元気日記(第31号:三輪車記念日)  2/3(日) 24:00更新

 

 『鬼は〜そと!福は〜うち!』

と言うことで、今日は節分。りょうまも父と一緒に豆まき?(モドキ)を行ないました。しかしそのあとは、”グルッ、ピ〜”とでも言いそうな鳩小僧になり、自分でまいた豆を拾い食い。オイ、お前は七才だから7粒までだぞ!りょうま!(ちなみに彼はその時点で30粒は食べていたと思われる。)

 突然ですが、節分と言えば、”鬼”。皆さんは『泣いた赤鬼』という物語を知っていますか?それは、たしかこんな話です。

どこだかの山に、気だてのやさしい赤鬼くんが住んでいました。
赤鬼くんは人間たちの仲間になって、仲良く暮らしたいと思っていましたが、村の人たちは赤鬼くんを見ると、「出た、鬼だ」と怖がって逃げてしまいます。そんな赤鬼くんの話を聞いた青鬼くんは、「ぼくが、これから村へ下りて行き、うんとこあばれる。そこへ君がやってきて、ぼくの頭をなぐれば、人間たちは君がやさしい鬼だと分かって遊びにくるよ。」赤鬼くんは気がすすみませんでしたが、青鬼くんは村へ行き大あばれ。そこへ赤鬼くんがかけつけて、青鬼くんの頭をこつん。 「もっとぼかぼかしっかりなぐれ。」
「ごめんね。」
こうして赤鬼くんは心のやさしい鬼だと分かり、人間の友だちができました。
ある日、赤鬼くんは青鬼くんのことが心配になり、青鬼くんの家へ行ってみました。しかし、留守で、戸にはり紙が出ていました。 「赤鬼くん、ぼくは旅にでます。君と付き合いを続けていけば、人間は君を疑うことになるでしょう。さようなら。どこまでも君の友だち ― 青鬼」赤鬼はだまってそれを読みました。二度も、三度も、涙を流して読みました。

 小さい頃この話を聞き、子供ながらに複雑な気持ちになった覚えがあります。父は、”鬼”と聞くと『もも太郎』より、この切ない『泣いた赤鬼』を思い出すのです。

 さて、先週までりょうまも父も咳がひどく体調も今一でしたが、今週は復活!いつもながらの悪ガキぶりを発揮するりょうまでありました。

 木曜には授業参観がありました。1年生から3年生までの低学年は、皆それぞれに分かれ同じ体育館で行なった様です。うちからは、じい・ばあが見に行きました。体育館での、マット運動。りょうまはこの時、初めて一人で前転ができたそうです。先生方もおもわずビックリ。拍手をし、誉めてくれたそうです。(しかしりょうまは本番に強いなあ!)

 授業参観が終わると、お母さん方に混ざって、じい・ばあは懇談会にも参加。本当は自分が参加しなければならないのに、申し訳無いと思います。(感謝)

 帰り際、廊下で三輪車をこぐりょうまがいたそうです。じい・ばあは、またビックリ。もっとビックリしたのは、その話を聞いた私(父)であります。父はどうしても、その出来事が信じられないのでした。何故なら、赤ちゃんの頃から三輪車や脚でこぐ乗り物を与えても、いっこうに興味を持たなかったりょうま。それを知っていただけに、三輪車のペダルをこぐなんて夢のまた夢だったのです。ところが、先生によるとこげるようになってから何度も養護学校の廊下を三輪車で往復したとのこと。今でも信じられません(この目で見るまでは・・・・(@@))。でもすごく嬉しいです。

 土曜日は、いつもの様に高根森林公園へ。寒い中、元気に走りまわってきました。(とても元気過ぎて父は息切れしそうです。)日曜はあいにくの天気の為、家の中で遊びました。やっぱり家の中でも走りまわってました。(家でも息切れしそうです)

 今日はとても眠い父なので、このへんで失礼させて頂きます。ちなみにりょうまは、今ごろ夢の中でしょう。何の夢を見ているのかな?

 

 次回は、2/11(祝)23:00頃更新の予定です。宜しければまたお会いしましょう。

 ※『父のひとりごと』更新しました!