元気日記(第58号:クラゲだ!タコだ!いや、未確認生命体だ!)  8/11(日) 23:40更新

 

 ついに、出たのですよ!何が??って・・・・!未確認生命体が・・・。 まーこの話は後程ということで・・・・・・・。

 しかし残暑が厳しいですネ〜。皆さんの所ではいかがですか?こちらではこの1週間、ギラギラ太陽が照りつづけ、うだるような暑さです。でも私は、こんな猛暑でも、逆に夏らしい為、中途半端な暑さより“真夏”を感じる事ができ、嫌ではありません。夏は夏らしく、秋も冬も春もそれらしいからこそ季節を感じ、多くの思い出が刻み込まれて行く気がいたします。猛暑を感じながらも、そんな風に思うのです。

 そうは言っても、夏バテしてはどうしようもないので、りょうま親子はよく食べることを実践しています。りょうまは更に、よく遊んで、よく寝てます。彼のしっかりした”食べる・遊ぶ・寝る”の3拍子には感心してしまいます。

 ところが今週、”寝る”に”寝れない”出来事が起こってしまいました。じいの食後の缶ビールをテーブルの上に置いた、そのちょっとした隙に、きらっと光るクリクリ目。さっと、そのビールを奪うと、ゴクゴクと2・3口飲んでしまったから、さぁ大変。その夜は久しぶりの大パニックになり夜中まで、ぎゃ―ぎゃ―泣きつづけ、ようやく眠りについたのです。この出来事で、じいもかなり反省した様で、りょうまの前では2度と酒を飲まないとまで宣言してしまったのです。(少々、じいが可哀想な気がしますが・・)

 さて、この1週間ですが、月火はファミリーサポート施設に通いました。火曜日には先生がりょうまに電車体験をさせてくれた様です。とても良い子で電車の中でもパニックにならず移動できたとの事。彼の成長ぶりに驚いてしまいました。

 水曜日には、養護学校のY先生と昨年担任のM先生が海の公園の海水浴イベントにりょうまを誘って頂きました。やはり電車で往復をしました。この公園までは最寄駅から2回の乗換えがありますが、Y先生のお話によると、とても落ちついて電車移動ができた様です。片道でおそらく1時間弱かかるはずですが、すごいことです。海の公園では海を満喫し帰りには“帰りたくない”とイワイワ星人になった模様。(Y先生、M先生御迷惑をおかけしました。)

 木・金曜と父は夏休みを取りました。木曜には懲りもせずまた海へ。金曜は養護学校の2年生の先生とお母さんそして子供達と食事会がありました。

 食事会は、横浜駅の高層ビル27Fのレストラン(個室)で行なわれました。りょうまは父との電車移動が、どうも納得いかなかったらしく、行きの電車の中で自傷行動が出ておりました。しかし、現地の27Fからの景色(電車がプラレールの様に見える)を眺めた途端、気分はすっかり落ちつき、笑顔が出はじめました。他の子供達も気に入った様子で、個室という条件もよく、周りを気にせずにとても楽しい雰囲気で食事?をすることができました。その後、シーバスに乗って山下公園へ。りょうまは海や景色ををじっと見つめ船の体験を楽しんだのでした。でも、山下公園に着いてからが大変。りょうまが靴を履くのを嫌がり”脱いでは、履かせる”の格闘開始。先生も加わり3人掛かりで履かせる始末。ここで負けたら、りょうまに”街中で靴を履く”という社会ルールを否定する事になり、絶対に負けられない戦いです。他の子供達にも待たせて迷惑をかけましたが、何とかりょうまに勝利したのです。(先生そして皆さん、御迷惑をおかけしました)

 さて、今回も懲りもせず海三昧です。夏休みを取った木曜、そして土・日も行ってまいりました。でも今回はいつもと違い波瀾含み。その出来事ををレポートいたします。

 【盗難の木曜】

 心無い人に荷物を盗まれてしまった様です。海岸に置いておいた、バッグが、りょうまと遊んで帰ろうとすると無くなっていました。捜しても、捜してもありません。中には、りょうまのシューズとシャツ、父のビーサンとシャツが入っていました。それにしても、心無い人がいるものです。海岸縁を捜して見つからず、待つ事ができないりょうまは、パニックに。仕方なく、焼け付くような熱い砂浜を、りょうまと浮き輪を抱えて走り抜けました。(我慢大会じゃないぞ!)。。しかし、そんな物を盗むなんて残念なことです。

 【未確認生命体発見??の土曜】

 とても波のある土曜日、りょうまはすっかり海に慣れ、波も全く怖がりません。大きな波もタイミングに会わせて”ピョン”とうまく乗り越える技を習得。”なかなかやるなぁ!”と、感心してしまいました。しかし時に、乗り越えられずにブク・ブク・ブク。。。頭からすっぽり波にのまれることも・・。父としては、海の怖さを分からせる為に、敢えて試練を与えたつもりだが、このお子様はめげない、めげない。(父似か?この姿勢は!)逆にそれを楽しみにしてるとさえ取れる。恐ろしきりょうま小僧!何者だ!?

 そんなこんなで遊んでいるうちに、つるんとした感触が手に・・・・。なんだ、なんだ?クラゲか?タコか?もっ、もしや!!・・・・・そうです!それは、この小僧のお尻。こやつ、いつの間に海パン脱いでやがった!と、言うことは・・・・ガーン。フルチン姿のこやつを連れてビーチを歩くのか?勘弁してくれ〜!と諦めかけてた時、はるか後方の高校生風のお兄さんが、黄色い海パン(スヌーピー柄)を持っているのを発見。安心もつかの間、その人は海パンを丸め、投げようとしているではないか!父は必死で叫んだ。”それ、うちのです〜!!”

 何とか、フルチン小僧(桃尻息子)を人目にさらすことも無く無事帰れたのでした。

 【おまわりさんとの日曜】

 木曜の盗難届けを、海辺の臨時交番に。書類を書く時間も待てないりょうま。父が書く間、若いおまわりさんに両腕をつかまれたその姿を横目に焦りながら書類を書いたのです。珍しくじっとしている姿に、“観念したな!小僧“なんて思いながら、書類を書き終えました。そのバチが当たったか、父は海岸の岩で足の裏をパックリ切ってしまいました。恐ろしきりょうま小僧!(勝手に決め付けている)

 

 真っ黒なりょうま親子。まだまだこの夏の戦いは続くのであります。

 

  次回は、8/18(日)23:00頃更新の予定です。宜しければまたお会いしましょう。