元気日記(第59号:Field of dreams)  8/18(日) 25:20更新

 

 気がつけば夏休みも後半に突入。陽射しもやや柔らかくなった様に感じます。夜風も、涼しいというよりやや肌寒く感じてしまいまい、天然クーラー(窓をあけたまま寝る)も効き過ぎで、夜中にりょうまがへそを出したまま寝ていないか、確認する回数も増えたような気がします。長いと思った夏休みも、残すところあと2週間。父もりょうまの予定にあわせた夏休みは全て取ってしまいました。過去の日記でお分かりだと思いますが、この夏は何しろ「海三昧のりょうま親子」です。父の海好きは以前からですが、りょうまもどうやら同じで、海での喜ぶ姿を見てしまった父は、とても単純な人間の為、何度も何度も2人で海に通ったのです。そしてりょうま自身も、その都度喜びの表情を見せてくれ、父とりょうまの海での絆はより一層深まったと思います。

 この1週間は、お盆WEEKという事もあり、ファミリーサポートや学童ホールもお休み。この1週間をどのように乗りきるかが夏休み前からの課題でした。そのため私(父)も、夏休みを木金曜と取り、この魔のWEEKに備えたのです。

 月〜水曜までは午前中、じいが開放された養護学校に遊びに連れて行きました。学校では男の先生がりょうまと追いかけっこをしたりして遊んでくれた様です。午後からは伯母にお願いして、何とかじい・ばあの負担を少しでも取り除く事にしました。その甲斐もあって、この3日間は何事もなく過ごす事ができました。

 木・金・土曜はいつもの如く海に今回は逗子・三浦・逗子です。逗子はもう既にクラゲが発生しており、足元にチクチクと痛みを感じます。りょうまも時々刺される様で、急に泣き出す事があり、可哀想なので、波打ち際でできるだけ遊ぶ様にしました。この為、金曜日は三浦へ足を伸ばしました。三浦は逗子の様に遠浅ではない為、波が立ちやすく、りょうまは少々ビビリながらも波を楽しんでおりました。土曜日は再び逗子へ。台風も近づいており、波もある為、”クラゲはそんなにいないだろう”と予測。それは的中し、刺されることもなく、りょうまは”きゃーきゃー”言いながら浮き輪に入り波越えを楽しんでおりました。

 午後からは、新鶴見操作場跡地で久しぶりに遊びました。砂遊びをしたり、電車を眺めたり、草をちぎったりと久々の野原を満喫するりょうま。父はその姿を嬉しい気持ちで眺めておりました。ところが暫くすると、急に小パニックになり走り出しました。広々とした野原を走っているので、居場所はすぐに把握できます。ところが、ある一部分、りょうまの背丈より長い夏草が生えている一画に入ってしまいました。さすがに、慌て追いかけましたが彼が見つかりません。”りょうま!どこだ?”と叫んでも返事がありません。空白の30秒間、色々な事が走馬灯の様に頭の中を駈け抜けました。ふと見ると、りょうまがうずくまり泣いています。父はすぐに駆け寄り彼を抱きしめてあげました。ゴメンな!気がつかなくて・・・。まさに映画の『Field of dreams(フィールド・オブ・ドリームス)』のトウモロコシ畑ような世界で、さすがに焦りました。

 日曜は台風も近づく雨の中、外に出ず久々に家で遊びました。りょうま自身も夏休みの中盤までの疲れがたまっていた様で、(家の中で小ザルの様にイタズラ三昧でしたが)比較的落ちついて遊べました。

 今日は疲れているせいか、布団に入って3分でバタンキュ〜の、”親孝行なりょうまくん”だったのであります。

 

  次回は、8/25(日)23:00頃更新の予定です。宜しければまたお会いしましょう。