元気日記(第66号:絆(きずな))  10/6(日) 24:30更新

 

 台風21号が10/1夕方から夜にかけて、関東地方を縦断して行きました。何やら、首都圏に上陸する戦後最大級の威力のものだったらしいです。我が家では、りょうまが学童ホールに行けなかったこと以外は、特に影響はありませんでした。どちらかと言えば、この外での台風より、日々家の中で発生する”小型だが勢力の強いイタズラ台風”の方が現実に梃子摺っており、その勢力は日々衰えることを知りません。このミニ台風対策こそが我が家の毎日の課題なのであります。

 

 さて、先週は親戚に不幸があり、父もじいも何かとバタバタしておりました。と、言ってもりょうまがいるので、家中でそちらを手伝えるわけでもありません。また、ばあの脚の状態は手伝いに行ける訳も無く、かと言って、りょうまとばあを2人で居させる事は無謀なことなので、伯母の助けを借りながら何とか切り抜けることができました。

 

 月曜日。りょうまは、普段バスのお迎えに来るじいが、この日に限り伯母であったことを彼なりに”何か違うぞ?”と感じていた様です。更に、学童ホールへの送迎も、いつものじいではなく伯母であることに”???”と感じていたのでしょう。夜、じいが手伝いから帰ってくるなり”わ〜”っと泣き出してじいに抱きつきたそうな・・・(頭つきをし、少々パニックがあったようです)。これを聞いて、りょうまの気持ちがチョットわかった気がしました。恐らく彼はじいちゃんが大好きなのだと思います。昼間我慢していたものが、じいちゃんの顔を見た瞬間吹き出したのでしょう。僅か2年弱の月日が絆をこんなにも強めたのかと思う出来事でした。

 水曜日には、授業参観がありました。と言っても、今回父は仕事の都合がどうしてもつかず、観に行けませんでした。代わりにじいが、観に行きました。今回の授業参観は課題別学習でありました。これは、個別の(その子のレベルに合わせた)課題を行なうものです。りょうまはI先生が担当で、机の上で型あわせ等の課題をやってくれます。以前父は、I先生から彼がとても集中して課題に取り組んでいる事を聞いた事があります。普段、家では見せない、集中し何かに取り組んでいるりょうまの姿。話だけでも充分感動してしまったのです。今回、授業参観の中では、じいの姿が気になって集中できなかったようです。でも、それはそれで父としては満足です。それだけりょうまにとって、じいは特別な存在になっている証拠です。何か孫と祖父の”絆”の様なものを感じてしまいます。また、翌日先生から授業参観の感想を求められ、初めて書いた、じいの連絡ノートへのコメント。孫に対する愛情を感じるコメント。それだけで充分なくらい授業参観の意味があったと思います。

 学校では、先生の努力のおかげで、1学期のようにトイレトレーニングが順調の様子。とても感謝しております。家でもこれに習い、頑張っていますが、まだまだ失敗だらけ。地道に続けて行きたいと思っております。

 

 土曜日は、等々力に行ってきました。J2の川崎フロンターレ対アルビレックス新潟をりょうまと観戦に行きました。久しぶりのサッカー観戦です。りょうまは、少々応援の音にビビリが入りながらも、スペースの比較的空いている場所に父と共に座り、競技場の雰囲気を味わっておりました(でも彼はサッカーはほとんど観ていないようです)。今回のゲームはフロンターレのJ1昇格の為には負けられないものでしたが、1−0から後半2点を取られ、結局負け。ゲームが終わると、がっくりする暇も無く、父を引っ張り多摩川まで散歩。土手の芝生の上で寝っ転がったりしながら過ごしました。(楽しいよ!りょうま。)

 日曜日は久々の東高根森林公園へ。土いじりや、石いじりを楽しむりょうま。何だかんだ言いながら、3時間近くのあいだ時間も忘れて公園内を散策をしました。帰るころには、あたりは真っ暗。日が短くなったものです。(でも楽しいよ!りょうま。)

 

【週末のエピソード】

 週末、会社から帰ると既にりょうまはじい・ばあと共に2階にいる様子。もう寝たのかなと思っていると、私が帰ってきた物音を察知したのか?ドタバタとりょうまが歩いている音。そして階段から降りてきて、私の顔を見てニッコリ。30分ほど遊んであげると、安心したのか寝てしまいました。もしかして、父を待っていたのかなぁ?などと勝手な解釈をしつつも、チョット嬉しい父なのであります。

 

 

次回は、10/14(祝)23:00頃更新の予定です。宜しければまたお会いしましょう。