元気日記(第71号:パンツ記念日)  11/10(日) 24:30更新

 

 ヘッ、ヘッ、へックシュン。ヂーン(鼻をかむ音)。

 すみません。父は少々風邪気味です。今日の日記はティッシュを手元に書かせて頂きます。

 父の体調は下降気味ですが、逆に心はとても上昇モードに入っております。それは、以前からの大目標である、『りょうまのオムツを外す』上で週末に大きな変化があったからです。

 今週土曜日。りょうまはついに、念願の”1日パンツ生活”を”オモラシなし”で達成したのです。このことは、我々家族にとって切実な問題でした。なかなか理解され難いと思いますが、彼は現在小学2年生。今までオムツをはかせていましたが、体が大きくなりBIGサイズも実際きつい状態です。それ以上に、将来のことを考えると、この『オムツ外し』は避けて通れない問題です。養護学校に入学して、1年生の段階から先生方のご協力のもと、何度も何度もチャレンジしては挫折を繰り返し、半ば諦めかけ、かなりの長期戦を考えていたのも事実です。2年生になり、じい・ばあ・父の3人の決意は再び、この『オムツ外し』に向けられました。そして、養護学校の先生の絶大なるご協力のもとついにこの日を迎えたのです。1年生の担任の先生方と2年生の担任のY先生とI先生にに感謝の気持ちでいっぱいです。特に、りょうまの『オムツ外し』に関し細かくレポートにして頂いているI先生には頭が下がります。先生方の努力を無駄にしない様、家でも頑張ります。ちなみに、日曜日も1日大成功でしたよ!

 日曜日には、三ッ池公園で午後遊びましたが、トイレで立ちションも3回できました!すご〜い!!

 さて、土曜日には待ちに待った学習発表会。りょうまの勇姿を観ようと、じい・ばあ・父の3人は、楽しみにして出かけました。

 今回のりょうまの出しものは、小学校低学年全体で行なうもので、プログラムの一番最初です。題名は『海のファンタジー』です。人魚のアリエルと魚になった子供達が遊ぶという設定です。りょうまの出番は第4幕まである中で、第1幕。とび魚になって、波のジャンプ台を次々に乗り越え、アリエルと小さなトランポリンで跳躍して遊ぶというものです。1年生や3年生に続き、ついにりょうまの登場です。舞台の上黒い服を着てとび魚の羽をつけた彼。ニコニコしながら舞台の袖から登場。大音量の音楽が嫌なのか、両耳を両手で抑えながら観客席の方を見ています。しかし、なかなか波のジャンプ台を飛ぼうとしないりょうま。アリエルに扮した先生が近くに行き誘導し、やっとジャンプ台の方へ行きかけて、また後戻り。またの誘導でようやくジャンプ台へ。と、言ってもジャンプというより乗り越えたという感じかな?そして、トランポリンでは座りこんでしまい、アリエルのジャンプにあわせて揺れていました。最初から最後まで両耳を両手で抑えた状態でした。(りょうまらしい・・・・)第2幕の深海の世界、第3幕の小魚たちの群遊と可愛らしい子供たちの姿を見て、第4幕で波がくるフィナーレで再び登場。子供たち全員が楽しそうに踊って登場。その中にりょうまもおりました。(相変わらず耳を抑えながら・・・。)そんなこんなで、終了。とても良かったです。去年同様感動してしまいました。何なのでしょう?この感覚。子供たちの姿や先生方の一生懸命さが伝わってくるんですよ。今回”ひとりごと”でも書かせて頂きたいと思います。

 先週の日記で書いた、りょうまの”ヒロシ”発言後、父は何度も彼の前で『パパ』を強調していました。すると、何気ない時に確かに『パパ・・・・・』と、片言で言ったのです。感動です。自分の記憶の中にりょうまに『パパ』と言われた覚えがなかったので、初めて呼ばれたのかもしれません。そう考えると、なお一層嬉しくニヤけてしまう父なのであります。鼻水をすすりながら・・・(はやく風邪を治します)

 

次回は、11/17(日)23:00頃更新の予定です。宜しければまたお会いしましょう。

 

※ 本日ひとりごとを更新しました。よろしければいらしてくださいね。