元気日記(第77号:本当のサンタは??) 12/23(月) 23:50更新

 

 MERRY CHRISTMAS!

 

 街はすっかりクリスマス一色ですね。

 ラジオからも様々なクリスマスソングが流れ、仕事中の車の中から街のイルミネーションや人々の姿を見ていると、年末の慌ただしさの中にも何か楽しい雰囲気が伝わってきます。我が家でも、りょうまのお気に入りの鼻歌(赤鼻のトナカイ)がきこえ、季節に合ったものとなってきました。今、日記を書きながらプリンターでは、年賀状作成の”ギー、ガー”音がうなっております。

 そんな、クリスマス前の一週間ですが、りょうまの気持ちが安定せず、我が家ではその対応に追われた日々となっておりました。

 気分がすぐれないりょうまは、パニックになる事が多く、特にその矛先は家族や先生に向けられました。最近は頭突きが多く、油断をしていると不意打ちをくらいます。月曜には、じいが頭突きをされ、歯が取れてしまいました。水曜には、ばあがこめかみに頭突きを受け、目のまわりが内出血でパンダのようになっています。週後半にはようやく落ち着きを取り戻しつつあります。が、父も今日油断をして、不意打ちをくらい、目の下に青アザができてしまいました。父はまだしも、じい・ばあの件は申し訳なく思っております。でも、学校では?学童では?サポートハウスでは?そう考えると、そちらで迷惑をかけてやしないかと親としては心配でないかといえば、嘘になります。

 夜は夜で、なかなか寝つかず連日の夜更かし。(しかし、朝は早起き・・・・りょうま様ご勘弁を・・・・)。また、最近とても気になるのが、学校への送迎の車の中で、運転席のじいに抱き着いて来たり、頭突きをしたり・・・。会社にいてもヒヤヒヤです。

 水曜日に保護者期末懇談があり、父はちょっとだけ会社を抜け出し、担任の先生とお会いしてきました。先生にりょうまの状態を相談したり、りょうまに関する様々なお話をする事ができました。とても、意味のある有意義な期末懇談となりました。りょうまの学校での日常生活の状態などなど、気がつくと2時間も経過しており、父の心配もいつの間にか払拭されておりました。そこで知ったのが、りょうまは思った以上に成長しているという事や、彼の様々な行動は大人に一生懸命何かを伝えようとしている結果であるという事などです。日々の慌ただしい生活に追われ、りょうまとあまり向き合えない自分にとって、頭の上から冷水をかけられた様な、目の覚める思いがしました。気合を入れ直している自分が今おります。

 週末になり、りょうまもようやく落ち着きを取り戻してきたようです。風の冷たい三ツ池公園では、自然を満喫。土遊び、砂利遊び、葉っぱ遊び。坂の上から思いきり走り抱きついてきたり、走り回ったりと、本当に楽しんでおりました。終始、表情も穏やかで、立ちションも公園内の便所で4回しっかりクリアしたのです。(すごいぞ、りょうま!) 

 

 自分からクリスマスプレゼントを欲しがらないりょうまですが、家族からのありったけの愛が彼へのプレゼントです。

 

 もしかしたら、本当のサンタクロースは”りょうま”なのかもしれません。。。(幸せを運んでくれてます。。) 

 

 

次回は、12/29(日)23:00頃更新の予定です。宜しければまたお会いしましょう。