元気日記(第92号:風になりたい夜)  4/6(日) 23:30更新

 

 

 春休み

 手がつけられないほど荒れた君。

 季節は暖かい春なのに、

 人々が多く繰り出す公園で、多くの幸せそうな笑顔の中

 でも君は苦しそうだね。

 頭突き、パニック。こんなことを君も望んではいないはず。

 伝わらない、伝えられない苦しみ

 もし、できることならば、代わってあげたい。

 それが、どんなに苦しいことなのか、理解してあげたい。

 全ては分かってあげられないかもしれないが、

 僕が世界で一番、君の事を理解してあげよう。

 

 毎日がなぜ?なぜ?なぜ?の日々だけれど

 すやすや眠る君の寝顔をいつまでも見ていたい。

 君も明日から3年生。どんな1年になるのかな?

 両頬の傷が痛々しいけど、今、君は天使のようです。

  星空.bmp (720054 バイト)

 こんな夜には君といっしょに風になって、夜空を飛んでみたい。

 月の上に座り、一緒に地球を眺めよう。

 ちっちゃな地球を眺めよう。

 きっと、僕たちの悩みは、

 ちっぽけな地球の、

 そのまたちっぽけな国の、

 そのまたちっぽけな街の、

 そのまたちっぽけな家に住む、

 そのまたちっぽけな家族の、

 そのまたちっぽけな出来事なのかもしれないね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 次回は、4/13(日)23:00頃更新の予定です。宜しければまたお会いしましょう。