元気日記(第94号:もう1つの我が家)  4/20(日) 25:00更新

 

 SARS(重症急性呼吸器症候群)が香港や中国ほか世界各地で猛威をふるっていますね。

 現在、まだ治療の方法が見つからない、とても怖い病気です。

 日本人はその国民性からか、自分の身に直接降りかからないことは、”対岸の火事”の如くあまり気にしない感じがあります。でも、いったんそれが自分の身に降りかかると、パニック状態になりやすく、今度は個々が我さきにと・・・・・。

 そうならないことを信じたいのですが、どうなることでしょう?でも、いずれにせよこの病気が日本に上陸するのも時間の問題ではないでしょうか?その時、メディアも、人々の会話もそれ一色になってしまうかもしれません。

 自分の予想が当たらないことを祈りたいです。

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 りょうまの新3年生の生活が始まって2週間。

 学校・わくわくプラザ・サポートハウスと、彼なりに新しい環境に慣れる為に頑張った2週間だったと思います。自閉症の彼にとって、環境の変化は苦手な事の1つです。それでも、けなげに頑張った彼に、パパの愛情のこもった”ムギュー”のプレゼントをあげました。”ムギュー”とは、思い切り苦しいくらい抱きしめることです。彼は、これをやると、苦しいくせに何度も何度もせがみます。だいじょうぶかぁ〜??

 

 さて、今回はサポートハウスに関してお話したいと思います。

 今、お世話になっているのは、サポートハウス『W』です。『W』とは正式名称ではありません。本当はかわいらしい名前です。(※承諾を得ておりませんので以後『W』でお話させていただきたいと思います。)

 りょうまは、この『W』が大好きな場所です。彼にとってこの場所は1年生の頃からお世話になっており、居心地が良いのか落ち着いて過ごしております。

 現在、毎週水曜日の放課後と月2回の休日をこちらでお世話になっております。水曜日はじいの送迎で、休日は送りはじい、迎えは父です。(送りを父がやると何で???遊んでくれないの???という納得できない状態からパニックを起こすことがあった為、こうしています。)

 こちらでは、ベテランの先生とボランティアの方、ボランティアの青年たちがサポートをしてくれます。 また、天気の良い日は、近くの大きな公園へ散歩に連れて行ってもらっています。

 休日は、午前・午後とみて頂いているので、昼はボランティアの青年たちが作ってくれた手作り昼食を一緒に食べさせてもらっています。皆で食べるアットホームな感じの食事は、りょうまもお気に入りの様子。

 りょうまにとっては、このサポートハウス『W』は、”もう1つの我が家”なのかもしれません。いつもサポート後に頂く、レポート(印刷物)で、その様子が手に取るように分かります。りょうまはここではすっかりリラックスしており、『Wの子』と化している様子。親としても安心しております。

 じい・ばあも、学校と『W』にいるときは安心している様です。りょうまもそうですが、何よりも間接的にはじい・ばあのサポートをして頂いていると思うと、有難くて仕方ありません。

 

 こうした、サポートハウスや学校や春からのわくわくプラザなど、多くの方々に支えられてりょうまは元気に日々を過ごせています、心から感謝している父なのであります。

 

 ※そよ風のメールを多くの方から頂いております。

 宇都宮のMさん。鈴鹿のKさん。青森のM夫婦。大阪のTさん。岩手のKさん。ほか多くの方から、メールを頂いております。本当に有難く、メールを拝見させていただき、私としてもかなり励みになっています。

 ありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願いいたします。

 

 

 次回は、4/27(日)23:00頃更新の予定です。宜しければまたお会いしましょう。