元気日記(第2号:りょうま"発熱"の巻)    7/16(月) 23:50更新       

 昨夜は、当コーナーを更新できず、済みませんでした。本日もちょっと遅れてゴメンナサイ。

 更新ができなかった理由はりょうまの急な発熱です。今の生活になってから、毎日元気過ぎるほど元気なりょうまは、風邪ひとつひいたことが有りません。ところが、昨夜8時頃に私と風呂に入った直後、畳の上にひれ伏す、りょうま。”何〜やってる!”と、いつもの様にクスグリの刑にあわせようと、わきの下に触れた瞬間、あっ、熱い!!熱を計ると40℃!!!父としては、勝手が分からず、昨夜は『水枕だ!』、『アイスノンだ!』、『水分補給だ!』、『座薬だ!』と夜中に走り回るユウレイのように家中を飛び回っておりました。で、今日はほんのちょっとだけ寝不足です。と、言っても私よりも夜中・日中通して看病のりょうまばあ・じいの方が数段大変だったと思います。本当に感謝しております。

 りょうまとの生活は、決して私と2人だけでは難しく、周りの人々(家族や先生方など)の協力があってからこそ、という事をあらためて昨晩は実感しました。りょうまは4歳の冬に、『特発性血小板減少性紫斑病という病気をしてからは、本当に病気一つした事がありません。あまり元気過ぎて、”たまには、風邪でもひいて寝ててくれ!”などと冗談を言うことも有りますが、いざとなると健康の有り難味が分かります。

 さて、りょうま小僧は、この週末の予期せぬトラブルを除いて、いつもの様に元気でした。このところ、少々仕事が忙しく、夜遅く帰る毎日。帰宅後は養護学校の連絡帳で学校での元気な姿を読み、爆睡状態のグースケ小僧の寝顔を見て、横で大イビキ(多分かいていると思う)で寝る毎日でした。こんな状態の為、”週末には、思う存分遊んであげよう!!”と言うことで、りょうまの大好きな三ッ池公園での散歩を、この暑い中、土日連続でなんと合計8時間!?もしかしたら、このへんが”りょうま発熱の巻”に繋がったのではないか?と思います。(と言うか、確実にこれです(反省))

 りょうまは、この公園が大好きです。理由は色々ありますが、”自然がいっぱい”この一言でしょう。りょうまは自然を感じ、堪能しているのです。でも、もっと驚いたのは、この気持ち良さに私自身がはまってしまった事です。りょうまから教えてもらった大きな時間。日々の忙しさに都会の雑踏の中に忘れかけていたもの。木々の緑、風の音、木の葉のざわめき、エサを運ぶアリや虫たちの姿。自分が子供の頃に確実に通ってきたのに、いつのまにか忘れてしまったものや時間。等々、障害児である彼から学ぶ自分がここにいるのです。彼からは、かけがえの無い大きなものを日々もらっているのです。ありがとう、りょうま。

 りょうまは、日曜夜から月曜朝まで熱がありましたが、やはりここでも脅威の回復力を見せ、月曜私が帰宅する時には既に、いつものパワーを2乗した”超元気小僧”に復活。私の上に乗っかるは、追っかけろと手を引っ張るは、大変。”おまえは適度っていうものを知らないか?”と言いながら、今夜は安心して大イビキをかけると思う父であります。

 

次回は、7/22(日)23:00頃更新の予定です。宜しければまたお会いしましょう。