64Kな私 第二部 雌伏のとき
611Sゲット・機種変更....アップグレード
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611Sとの出会い・そして機種変更 (1999/01/05)
初出社日。職場にはいかにもいかにもな大きさの荷物。
開封すると、中身は飾り気のない緑の箱。
しかしその中からは、ホログラムの輝きもあざやかな
611Sが姿をあらわす。
次の瞬間には、今日中に機種変更するつもりでその611Sを充電台に置く。
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緑の箱 |
輝く611S |
どうせ正月ボケ+風邪の余波で全く仕事する気もなく、
フレックスを駆使して16時に早々に退社。
秋葉原に向かう。
(え?なぜ秋葉原か?それには語るに語り尽くせぬが今から語る深い深い事情があるのです。)
機種変更前の端末は、ピノキオALA-P132。
普通のコマンドでは済むはずのない機種を持ち込むのだから、
旧パーソナル系の信頼のおける窓口に持ち込もうと、
かつて電源の入らなくなった端末からの機種変更でお世話になった
秋葉原のパーソナルプラザ(だったところ)に直行。
し・か・し....「PHSは取り扱っておりません。」と無情なお言葉。
そんなに固定客失いたいか〜などと心で叫びつつ、やむをえず万世橋を越えドコモショップ秋葉原へと向かう。
窓口はなんだか妙に込み合っていて、整理券をとってから30分ほど待たされたのち、自分の番がくる。
「PHSの機種変更なんですけど....」と、611Sとピノキオを出すと、
担当の方(男)が、何ですかこれという顔でピノキオを見ている。これはやばい....
予感的中。その後彼はどこぞに電話かけてFAXでコマンド送ってもらって、
でもそれ見ても登録モードに入れなくてまた電話かけて、
話しながらコマンド入力してもやっぱりだめで、
見るに見かねた私がFAX見ながら入力したら見事成功。ここまで約30分。
それでは、と、ROMライタのある別室に彼は消え、そのまま待たされることさらに30分....
ようやく、真っ白になったピノキオ君と黒くなった611Sが帰還。
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元愛機ピノキオ |
この画面が出ずに.... |
と、いうわけで、結局機種変更に1時間半。
1時間経過した頃にいらいらのピークがあったが、
担当の方はわからないなりにけなげに一生懸命がんばってくれたので、最後は彼に同情してしまい、
「変な端末持ち込んでごめんね....」などと心の中でわびてみたりする。
まあなにはともあれ、明日は会社のれっつの〜とでファームのアップグレードだ!と意気込む。
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なんと長男誕生 (1999/01/06)
と、思っていたら、朝から妻の様子がおかしく、
あれよあれよという間に14:26に長男誕生。
(この辺のおはなしは「あずぱぱ」で。)
その後は、命名、産院通い等々で矢のように過ぎ去り、611Sも1.03aのまま放置され、
掲示板の機種変更やアップグレードの話題にも乗り遅れ、完全にモニタ空白期間となる。
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ついにアップグレード (1999/01/17)
3連休に会社のれっつの〜とを持ちかえり、ようやく最終日にアップグレード。
PHSのファームの書き換えは初だが、
すでにマザーボードのBIOSの書き換えで感覚がマヒしているので
(「あずびる」参照)、
ほとんど何も考えずに実行し、無事終了。
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しゃいん