葛飾区 白鳥CS探索記 第二部 その2
5.8大調査
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ついに出撃
ゴールデンウィークもほとんどの人にとってすでに終わっている5月8日、
ついに大規模探索を敢行。
4/21オフ会で さる長岡さんから託された DoHaアンテナ
(ダブルループアンテナ)をはじめとして、
れっつのーと(A4)、611S、非常用カシオペア、デジカメなどを準備。
うららかな陽気のなか、15時頃出撃。
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装備品一式 |
これがDoHaアンテナだ |
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探索アルゴリズム
探索に対しては、以下のアルゴリズムを適用。
- 任意に選択した地点で「いまどこサービス」によりCSの位置を検出
- その地点で64K接続を行ない、DoHaアンテナにより1.で検出した位置の方向と
その90度異なる方向とで受信強度を611Sのバー表示により判断。
検出した位置の方向に向けた時に受信強度が強くなる場合は3.へ。
- 1.で検出したCSの直下で再度いまどこ位置検出を行なうとともに、
その地点で32K接続および64K接続を行なう。
以下の条件が揃った場合は64KCSである可能性が高い。
- 1.の検出結果と同じ位置を検出(目の前のCSをいまどこでも正しく捕捉している)
- 32K接続と64K接続でバーの本数が同じ(違うCSをつかまえていない)
- DoHaアンテナで向きを変えてもバーの本数が変わらない(至近距離にいる)
要するに、いまどこと
DoHaアンテナで
CSをひとつひとつ調べたということ。
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調査開始
2/14にはじめて白鳥CSの存在を知った思い出の地である
都営バス青戸車庫前から探索開始。
このあたりでは電柱設置型のCSをよく見かけるが、
上記アルゴリズムに従いCS直下に立っても、
いまどこでは時々はるか離れた場所のCSをつかまえてしまい、
しばしその場で悩むこととなる。
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出発点 青戸車庫 |
よく見るCS |
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尾行される!
いまどこで捕捉したCSを探しに青戸3丁目界隈の団地周辺に足を踏み入れた時、
後方から駆け寄る何者かの足音。
そして、いきなり背後から若い女性の声で、
「あの〜すみません!!」
あまりに怪しいのでつかまってしまったかと、
大いにびびる。
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そしてなぜかラジオ出演
その若い女性は、
「かつしかFMという地元ミニFM局ですが、
今、何をしていたんでしょう?」
と問いかけてきたので、
PHSでデータ通信をしていて、高速に通信できる基地局を探していると返答。
すると、「お仕事ウォッチングという番組で
取材しているので、
インタビューさせてください!!」とのお言葉。
お仕事じゃないんですけど....と弁明するものの、
何だか気がついたらインタビュー開始。
4分ほどのインタビューで、64KCSを発見する野望達成のため徘徊している旨を、
一般の方々にも理解可能な平易な表現で解説。
インタビュー後、これまでのインタビューでのエピソードや、
ノートPCのはなし、さらにはプロバイダ比較やポスペの話題などに花開いた後、
どさくさまぎれにおねえさんのお顔をデジカメで撮影
させてもらい、取材終了。
※ この模様は5/14 朝5:43から本当に放送された....
(地平線さんのページ
に音声データを載せてもらいました。)
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かつしかFMのおねえさん |
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偶然まわったビル裏に....
思いがけない取材後、団地内を経由して、
調査開始時から時折いまどこに引っかかるアンフィニ付近のCS方向に向かう。
方角的には裏手から接近していくと、
アンフィニ隣のビル屋上に非常にそれっぽいCSを発見。
(水戸街道側から見た時には気づかなかった)
探索アルゴリズムを適用すると、すべての条件に合致。
これが今まで探し求めていた野望の白鳥CSなのか?
一気に心臓ばくばく状態。
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これが野望の白鳥CSなのか? |
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突撃訪問
ビルの表に回り、名称「(有)青木商会」を確認。
数分ビル前でもじもじしたのち、
野望達成のためには確かな証拠をつかまねばと意を決し、
突撃訪問。
店内には初老の男性1名(先代の旦那らしい)がおり、
訪問の意図を説明するが、なかなか理解してもらえず、
「あれは息子に任せてあるから、午前中にきなさい」と言われる。
しかし、巧みな会話により、CSの
設置時期が約半年前である旨の発言がとれ、
リモートでファームの64K化ができるタイプであると
確信。
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不審者として通報される!!
成功の余韻にひたりつつも、
くろやぎさんの提唱した
複数CS説も気になるため、
さらに千葉方面へ調査継続。
すると、白鳥4丁目付近で
64Kの可能性の強い挙動を示すCSを発見。
いまどこによる位置表示は某マンション。しかも目視で4エレが確認可能。
これは間近で調査せねばと、エレベータで屋上へ。
しかし、屋上の入口はカギがかかっていたため、非常階段で64K接続調査。
ところがこの非常階段が骨組みだけで、かつ、
マンション中央部は吹抜けのため、時々
住人の視線を強烈に感じる。
調査後エレベータで降りようとすると、同乗者から少し鋭い口調で
「あんた何やってるの?」と問われる。
さっきのインタビューのように説明すると、
はじめは理解されなかったが、
趣味でやっている電波の測定のようなものだということで納得される。
聞けばその方はマンションの管理人で、
不審な人物がいるとの
住人の通報を受けて駆けつけたとのこと。
やっぱりあやしかったのね僕....と少々ショックをうけつつ、
誤解をあたえたことに平謝り。
しかし意外なことに、私の調査意図を理解してくれた管理人さんは、
自ら進んで屋上のカギを私に貸与。
喜び勇んで間近で見たCSは....DDIだった。(号泣)
デジホンのアンテナも間近で見ることができたので収穫は大だったが、
そもそもの64KっぽいCSは結局姿さえ見えず。
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命がけで撮影したCS でもDDI....(号泣) |
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果たして野望は達成されたのか?
その後さらに千葉方面に進むと、ケンタッキーを過ぎたあたりで
れっつのーとにバッテリー警告。見れば残り9%。
しかもこんなときに限ってカシオペアは持病のタッチパネル挙動不審。
しょうがないので、過去のくろやぎさん調査で再北限だったフラカッソ前で
接続を試みるが、結局32K接続。ここで本日の調査を終了。
結局、本日の成果は、
- 当初より探していた白鳥CSは青木商会屋上とほぼ断定
- 単数か複数かは立証できず
- 白鳥4丁目付近に別の64KCSが存在する可能性がある
となり、新たなる野望の予感を感じつつ帰路につく。
18:30頃帰着。
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野望も吹っ飛ぶ大事件発生
そして帰宅後、自宅のリビングで
地平線さんの掲示板に
速報レポートを書き込みながら、ふと611Sを見ると、
<64K通信中>
の文字が!!!!
そんなばかな、と、呼吸が浅くなるのを感じながら、
同じ探索アルゴリズムで調査。
その結果、自宅すぐ横のユアマート屋上(ロイヤルホスト裏)のCSが、
どうやら64K対応になった模様。
これはおそらく、第二回モニターアンケートで、
64K化を希望する場所に自宅の住所をこと細かに書いたからに違いないと、
DoCoMoのナイスな対応に涙を流して喜ぶ。
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しゃいん