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デジタルインベーダー (カシオ)
1980年カシオから発売されたゲーム電卓の第1弾、デジタルインベーダーです。
1980年といえば任天堂ゲームウォッチが発売された年であり、電子ゲームブーム前夜の登場と言えます。
ゲームウォッチがはじめから液晶画面にキャラクターを表示していたのに対し、こちらは数字のみ。
しかしそのシンプルで奥深いゲーム性にハマること間違いなし!の逸品です。
■ゲーム内容
一言で言えば、
侵略してくる数字インベーダーに照準を合わせて撃
ち落せ!合計の下一桁ゼロで出現するUFOを狙って高得点獲得!
「照準ボタン」を1回押すごとに左端の砲台の数字が変わります。
数字インベーダーと同じ数字になったときに「発射」ボタンを押すことでインベーダーを撃退。
このゲームをもっとも熱くさせてくれる存在がUFOで
す。
パターン(ステージ)ごとに撃ち落した数字インベーダーを足し算して行き、下一桁がゼロ、すなわち合計10, 20,
30...のときに"n"で表示されるUFOが出現します。
■ゲーム構成と得点
2つの「パート」から構成され、それぞれのパートはさらに9つの「パターン」で構成されます。
一つのパターン内には16の数字インベーダー(UFO含む)が登場し、全て撃ち落すとクリアです。
パート1ではインベーダーは右端から現れますが、パート2では右端から一つ左寄りから出現するためより難度が上がります。
パターンをクリアするごとにインベーダーの侵略スピードが速くなります。
数字インベーダーを撃ち落す位置によって以下の様に得点が変わります。
数字インベーダーが左端まで達すると砲台を1機失い、1パターン内で3機失うとゲームオーバーです。
パート2をクリアするとパート1に戻りゲーム続行されます。
■プレー記
カンストは遥か遠い目標ですが、
最初はパート1のパターン9までをクリアすること、そして次の目標は2万点、
次はパート2のパターン9までクリアすることを目標に頑張りました。
現在はパート3のパターン9まで。
パート3以降はパターン2までの繰り返しとなるため、更なる高得点を狙うのは根気と集中力と運の勝負となるでしょう。
次なる目標は10万点かな〜。
攻略のコツは、足して10, 20になる数字の組み合わせを徹底的に頭に叩き込むこと:
足して10, 20になるのと組み合わせ数3個までに限定すれば意外と組み合わせは多くないですね。
特に足して20は、8や9などの数字の大きなインベーダーがたくさん出現するときに覚えておくと便利です。
注
意点:
パターンごとに全ての数字を合計し、ミスしてもそれはクリアされません。
よって一度合計数値(の下一桁)を見失うとそのパターン内ではUFOを狙うのが難しくなります。
そうなったらしょうがないので諦めてさっさとクリアしてしまうか、偶然出現するのを待つことに。
では動画をどうぞ。
まずは最初のパターンから
侵略スピードが遅いので余裕でUFOを狙えます。
次はパート1のパターン7〜9まで。
パターン8, 9になると侵略スピードが速いためUFOを狙っているヒマはありません。
冷静な判断力と正確な連射力が必要です。
初めてパターン9をクリアしたときはとても興奮しました。
最後にパート2のパターン7〜8までを:
出現位置が1個左になるだけで格段に難度が増します。
撮影時は残念ながらここまで。
ゲームオーバーになったとき、「惜しい!」「あともうひと押し出来てたら。。」
という想いを抱くことが多く、
ついついまたスタートキーを押してしまう魔力があります。
■あとがき
付属品もケースやゲーム説明のカードが付いて充実してます:
ちなみにカードの裏はこんな感じ:
カシオさんお茶目だったんですねえ(笑)
普段使い様にできればもう一個欲しいなあなんて思ってたりして。
1993年頃にカシオから再販された様なのですがほとんど見かけませんけど。
ゲームを楽しむだけならエミュレータやケータイアプリなどありそう。
興味を持たれましたら遊んでみてください。
オススメ!