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ボンバーマン (バンダイ マメゲーム)
ボンバーマンと言えばハドソンの代名詞ですがこれは1997年に「マメゲーム(MAME
GAME)」シリーズとしてバンダイから発売されたもの。
もちろん正式許諾品です。
時限爆弾を置いてモンスターを倒すという非常にシンプルなゲームです。
爆弾は最初1個しか同時に置けず、また上下左右1マスずつしか爆風が広がりません。
4ステージごとにボーナスステージがあり、それをクリアすると
「爆風が2マスまで広がる」
「同時に2個まで置ける」
とパワーアップします。
1ステージにつき4匹いるモンスターを全て倒し、ソフトブロックに隠された出口(爆弾で
壊すと出現)に行くとステージクリアです。
4画面切り替えにより広いフィールドを実現してます。
1ステージあたりの制限時間は5分。
■プレー記
最高点: 28040点 ステージ53
プレー時間: 約1時間半
ゲーム開始時は爆弾を置いてから爆発するまでの時間よりモンスターが移動する時間の方が
遅いので楽々やっつけることができるのですがステージクリアごとに段々とスピードアップしてきます。
動画はこちら。
ステージ15, 16(ボーナスステージ)です:
ボーナスステージはな〜んとシューティングなんですねえ。
50を越すとモンスターは周り込んでプレイヤーに向かってきますので大変危険。
ステージ53の動画はこちら:
ちょっとビビリすぎ (^^;
ミスをすると爆弾の威力はまた最弱に戻ってしまうのでクリアはより難しくなってしまいま
す。
■感想
動画をよく見てもらえば分かるのですが、このゲーム、バンダイ得意のダブルパネルになっ
てます。
以前紹介した「ザクソン」「Mr.
FRANKEN」などの様に2枚の液晶パネルを使うことでキャラクターの重なりを可能にしています。
例えばボンバーマンと爆弾が重なって表示されます。
1997年当時ローテクであることには変わりないですが、コストを掛けてまでゲーム性を
高めようとしてるところが心憎いですね。
ちゃんと楽しめる出来になってます。
ちっちゃいのでボタンは少々押しづらいですが。
なお、ポーズボタンがあるので飽きたらポーズして次の日その続きから始めることが可能で
す。
■よもやま
ファミコン世代でありながら、PCゲーマーだったためコンシューマーゲーム機はPlay
Stationまでスルーしてきた私にとって、ボンバーマンの思い出は「爆弾男」だったりします。
富士通の8bitパソコンFM-7を買ったときにオマケで貰ったのが「爆弾男」のテープ
版でした。
#他に「サブマリンシューター」、「ゴルフ」など。
初めて出会ったPCゲームと言えます。
読み込みエラーになることが多く、あまり遊ぶことはできませんでしたがアイデアが良いと
思ったものでした。
「爆弾男」がファミコン移植にあたり「ボンバーマン」となり、その後多くの改良がなされ
て続編が発売されるヒット作となったことは感慨深いものがあります。
#このあたりの経緯は
高橋名人ブログにも紹介されてます。
この電子ゲーム版のシンプルさは「爆弾男」を彷彿とさせて良いです。
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