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ガントレット (ゲームビジョン)
アタリ社のガントレットを電子ゲーム化したものです。
海外の電子ゲームメーカーであるTiger社製で、日本ではセガがゲームビジョンシリーズとして
1988年に発売。
元々が洋ゲーだけあって変わってます。
まず、得点がありません。
全5ステージクリアすると終了。
主人公のパワー(ライフやHPに相当)がゼロになるとゲームオーバーです。
このパワーが曲者で、
1歩あるくだけで1ずつ減って行き、さらに下記の様に何か行動するたびに減って行
きます。
情け容赦ないですね。
パワーはボーナスステージで「宝物」を取ることによってのみ回復します。
全5ステージといいましたが、1〜4ステージは2つのサブステージとボーナスステージに分かれています。
これはプレイヤーを飽きさせない良い演出だと思います。
ゲームスタート時にそれまでにクリアした最高のステージ数が表示されます。
カンストは5-1ステージ。
なお、ゲーム開始時にSELECTボタンを押すと、主人公をウォーリアとヴァルキュリアから選択できます。
ちゃんとグラフィックも変わります。
上:ウォーリア、下:ヴァルキュリア(女)
ウォーリアはゲームスタート時のパワーが700で武器は斧、ヴァルキュリアはパワー500で武器は剣です。
斧と剣で威力に差があるわけでは無いので、好みの問題と、難度選択と思ってよいでしょう。
実際、ヴァルキュリアの開始パワーでのクリアはかなりしんどいです。
■攻略
全クリアまでの時間:約15分 (ウォーリア)
やむを得ないときを除いて、なるべく敵を攻撃せず避けて進むのが秘訣。
ボーナスステージでは鍵を使ってでも最短コースで進んで、できるだけ多くの宝を取ること。
迷路が透明で見えない4ステージ目が特に難しいので、カギと爆弾を溜めておくことですね。
では、変化に富んでいて個人的に一番気に入っているステージ3のプレー動画をどうぞ:
■感想
敵をばったばったと倒しているとあっと言う間にパワーを消費し、とても最終ステージまでは行けません。
敵をおびき寄せておいてかわしたり、カギと爆弾を後のステージに残すなどの戦略性が必要です。
ボーナスステージでしかパワーは増えないので、ステージ開始前に残り少ないと、あきらめモードになってしまうのが難点。
#クレジットの投入でパワーアップもできないし。
それでもゲームバランスは良いので、何度かプレーしてコツをつかめば最終ステージクリアは困難ではないでしょう。
オススメ。
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