●必殺少林寺 (バンダイ ゲームデジタル)

ゲームデジタルシリーズの一つである必殺少林寺。1983年の発売。
ブーム後期の作品ですから当時遊んだことある人は少ないのではないでしょうか。
1982年にヒットした映画「少林寺」にあやかったものと思われます。
■内容
今回本体のみ手に入れたので最初どうやって遊んだら良いか分からず、ゼロ点プレーを何度も繰り返しました。
インターネット上で解説している記事は皆無でしたし。
しかし元々それほど複雑なルールではないのでじょじょにコツを掴んでいきました。
操作は左右移動レバーと防御と攻撃を兼ねた1ボタンからなります。
最高点は19990点。
雑魚敵との対戦ステージと、ボスとの対決ステージの2つから構成されています。
★
雑魚との対戦

雑魚敵は右と左で2タイプの敵が登場します(同時には出てきません)。
雑魚敵を倒すには、まず敵の攻撃を防御し、敵が下がったところに素早く踏み込んで攻撃する必要があります。
雑魚敵一人20点。
10人倒すと200点のボーナスが入り、ボスとの対戦になります。
★ボスとの対決

自分は棍棒、敵は刀を使った1対1の対戦です。
右に追い詰めて、5回攻撃を加えると勝つことができます。
ボスは刀を上・中・下段に繰り出します。
□ボスが左位置に居る場合
上: スキ
中: 敵の防御
下: 敵の攻撃
敵が刀を上段に振り上げたときに攻撃すると敵は右に下がります。
中段では攻撃を与えることができません。
下段のときはレバーを後ろ(左)に倒してガードしないとミスになります。
□ボスが右位置にいる場合
上: 敵の防御
中: 敵の攻撃
下: スキ
説明略。
中段の攻撃を防御して刀が下がったときにすかさず攻撃、というのがリスクの少ない勝ちパターンです。
ボスを倒すと500点のボーナスが入ります。
では動画をどうぞ:
左位置にいるとき、虚空に跳んでいるのは攻撃するためではなく、逃げて防御してるんですねえ。
■感想
格闘ゲームにそれほど詳しいわけではないですが、ボス戦における
「レバーを後ろに入れると防御」・・・これはなかなか先駆的では??
もちろんストリートファイター('87)よりずっと前ですし、格闘ゲームの元祖で名前の挙がる空手道('84)よりも前ですからね。
雑魚との対決は多少単調ではありますが、ボス戦はちゃんと格闘技ゲームしてて楽しめますよ。
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