■週末にかけて冬型が弛んできたとは言え朝晩の冷え込みは厳しいですね■ココに縦方向のアールに横方向のアールが加わった、ボウル・スケートに魅せられた連中がいます■高田氏を筆頭にDEVO・ナヤム・パルトの4名がg-skatesにやってきました■彼らは特定のスケートに拘っているのではなく今は三次元アールに何かを感じているのだと思います■大阪近辺で三次元アールとなると今現在は、"g"のハーフボウルに限定されます■かなり昔なら北加賀屋の公園ボウルも独特な加速を楽しめたものです(現在はキャニオンが付きNG)■三次元アールの楽しさを一言で説明する表現力は持ち合わせていませんが■敢えて表現するなら、ラインを見つけたらVERT以上の加速を体感する事も可能なくらいイケています■通常VERTのアールは3m+αのアールに垂直部分がありリップからドロップするには技術以上の根性が必要です■恐怖の要因は高さに加え、縦方向の重心移動に加え未体験の加速を想像すると頭の中で恐怖心になります■またアールが小さくタイトになってくるとボトム付近で急激な荷重変化を感じボトムで潰れてしまう場合もあり危険なのです■さて、三次元アールの場合は縦方向は2mと手頃な高さでも初速に合せて斜めに大きなアール・ラインで進入します■徐々にアールを絞りこみ最上部に向けて腰を押し込むように加速し横方向の最小アールを描きます■一気にVERTのリップ目掛けて登りつめる動作と対比する部分です■そして下りも同様にスムーズな遠心力にパンピングで体重を乗せ最高速に達して抜けていきます■一連の動作が一本のラインで繋がった時、経験した事の無いスケートボードの加速を感じる事ができるでしょう■これをカーヴィングと呼んでいます■それと、このラインは優しさ曲線に通じる部分もあり高齢者スケーターに是非お勧めしたいスキルでもあるのでお試しください。(社)
−Web Link 画像掲示板
山海道新聞
タイトル
2004. 2. 8 (sat)
アイコン
Yurail Takada b/s curve
Paruto f/s smith
Nayamu f/s Grab "g"
Devo Nakagawa
  
−山海道掲示板
−skate clinic(基本)
@ 心身共にウォームアップし滑りましょう
A 柔軟性の維持も大切なPointです
B 気温等の環境の変化に留意する
C モチベーションの低い時は特に慎重に
D 滑走後のクールダウン・ケアも忘れずに
E 自己責任のもとで楽しみましょう
F アールの淵に素人を立たせない事
−skate clinic(001)
バーティカル・スケートを安全に楽しむには ダメージを小さくする受身も必要です
「ニースライド」と言う方法があって、装着した膝パッド を用い、正座する様な姿勢で滑降りる形をイメージ してください
アールに沿って、正しいニースライドができない場合は逆に危険をともないます
アールから離れ過ぎてニースライドを行うと、スライドによる衝撃吸収ができずにボトムに膝蹴りを入れる事になります
これを俗に「ニーアタック」と呼び、判断の遅れやアールの小さなバーチにおいて発生しやすいので注意しましょう。
ダメージを数値化(参考)すると、自身の重心(へその辺り)と目いっぱい縮んだ状態の差、だいたい40〜60cmの幅がサスペンション の役割を果たしていると思ってください
ランプの高さを3mとし、まともにボトム落ちした時の衝撃は、3m÷0.5m=6G(体重の6倍)になり骨折も有得ます
ノーセフティは危険回避の巾を狭めるだけでなく身体への負担も大きく、スケートを長く楽しみたい中高齢者は常に安全/健康への配慮が必要不可欠です
このニースライドを使えるとスケートに関わるリスクの多くを回避する事が可能となるので是非ともマスターしましょう
ただしニーパッドを非装着の時に無意識にニースライドするのが難点です
APPENDIX : SANOP-F
 TODAY'S  "SAN-KAI-DOU" REPORTS