ライディングパーティ2001inもてぎ
2001年4月7日

日頃の行い
明日の天気予報は雨だ。
せっかくのもてぎでのライパはウェットコンディションとなりそうだ。 残念である。
明日の出発は早い。 仕事を切り上げ帰る事にした。 もう一度天気予報を確認する。
? あれ? ....晴れマークだ。
何で? もう一度確認する。やっぱり晴れだ。 何という事だ。
間際になって晴れになった。 日頃の行いが良いから?!と歓喜する。
しかしまだわからんまた突然雨に戻るかもしれないと 一抹の不安を抱きながら喜びいさんで帰宅した。

朝3時過ぎ起床する。 まだ外は暗い。(当たり前だ。)
雨は降っていない。天気予報もまだ晴れを宣言している。
4時にヨシと合流し連隊長と合流ポイントの常磐友部SAを目指す。
途中首都高で車の事故による渋滞にあたるも無事に友部SAに到着した。



合流
時間は5時30分くらいだ。 連隊長は車で眠りについていた。
ここでヨシと私は朝食を軽く取る。 準備万端。
ここからもてぎに一気だ。 連隊長の車にはナビが搭載されている。
はっきりと道を覚えていなかったので 連隊長の先導で行く事に決定した。


唯一のハプニング
ガスを給油しSAを出発した。 まずは水戸ICを目指す。 少し行くとジャンクションが見えてきた。
水戸ICは何も考えずに真っ直ぐに行けばよい。 と、突然連隊長がジャンクションに入っていく。 何で?
と考える間もなく追かけるしかないと付いていく。 ジャンクションもそこから山側に行けばまだ近い所で降りられるので
そっちのルートを選んだのかな?と付いて行く。 そうしたら何を血迷ったか海側に進路を取るではないか?!
いったい何処に行くつもりなんだ?! 慌てて連隊長の横に並走して合図を送る。
車の中で連隊長が間違ったと謝っている。 しかしよくここまで間違えられるもんだと逆に関心してしまう。
二度と降りる事が無いと思われるICを降り、再度高速に乗って水戸ICを目指した。

降りてからは田舎道をひたすら走り7時前にはもてぎに到着した。 ピットまでいっさい柵が無い。
レース日じゃない時は一般の出入りは自由みたいだ。
ピットはすでに数十台のトランポやバイクが準備されていた。
皆早いのね。
うちらはもう走行前の準備は手馴れたもんだ。
テーピング等をさっさと終わらせて後はミーティンングと走行が開始されるのを 待つだけとなった。
ミーティングでわかったことはもてぎではライセンスなしの場合、先導車無しでの走行会は今回が始めてらしい。

何度も書いているから知ってると思うがライパは午前中は慣熟走行で先導車付きでの 走行だ。
那須と違いもてぎのコースは4.9キロと長い。 慣熟も各クラス長くなる。待ち時間も長い!



やっとコースイン。

一つ一つがデカイ。那須と比べてしまうのでコースが長過ぎて憶えきれない。
ラインも慣熟ではイマイチ、イメージがわかない。 スピードもこれが慣熟かよ!と思え無いほど速く感じる。




昼食
2回の慣熟でフリー走行に切替わる。
おやじ3人組みはいきなり昼食を取ることにして1回目をパスした。
まずは腹ごしらえだ。



いつものごとく食い過ぎた。(笑)
しばらく休憩ののち各クラスのフリー走行を見学にいく。
自分らのクラスが走ってる。
前回も来ていた速いブラックバードを基準に見てみる。 ここでも速い部類のようだ。
見た目は皆速いけど何とかなるだろうと甘く考えた。



フリー走行ラウンド1
さー!フリー走行の開始だ。
まずはヨシが前からのスタートとなった。
私はスタートからいきなり気負い過ぎてオーバーランしてしまった。
気を落ちつかせて前のバイクに着いて行く。 前が曲がれれば自分も曲がれるだろうといった感じだったが
ブレーキポイントが早すぎて どんどん後続車に抜かれていった。
ヨシの姿も見えなくなってしまった。






ま、1回目はこんなもんだと思い走った。 那須と違い距離があるのでいまいち掴み所がない。

こんなもんかなー?と思い2回目も走る。 今回は私が先にスタートする。 程なくヨシに抜かれる。
「け!さっさと行ってくれ!」
本当にさっさと行ってしまった。



と、イエローフラッグだ。コースにバイクが横転しているではないか。
フラッグが無ければ突っ込んでしまうような所だ。 危ない危ない。
那須ではレッドフラッグになるのだが今回はレッドの提示はされなかった。 道幅が広いからかな?
レッドフラッグで走行中止にされるより良いやと思った。





走りの方も直線で抜けそうなだがブレーキで無理せずに抜かないといった感じだった。

フリー走行ラウンド2
2回目が終わってガスが少なくなっていたので補給した。
距離があるので未給油では行けそうにない。
重たくなるので次の走行からブレーキは気をつけるようにした。

カメラマンの連隊長がヨシを見失って私しか撮っていないと言っている。
ヨシのバイクが目立たないので分からないらしい。 急遽ヨシのR6をリニューアルすることになった。



フロントに大きなバッテンを施した。これで目立つ。 次からはヨシのみの被写体だ。(後に付いていって写ろうっと。)

今回はヨシが前だ。 しばらくブレーキの感触を確かめる。ガソリンの影響は無さそうだ。
逆に安定している? とは思わなかったがブレーキポイントを遅らせて走る。



写真に写る為にヨシに付いて行った。

スイッチオン!
シケインが苦手と言っていたのでそこからのダウンヒルストレートで抜くことにした。
見事に抜けた。 やったぜ!と思っていたら何かスイッチが入ったのか追い抜きモードに切換ってしまった。
一緒に写真に写るという頭はどっかにいってしまった。 各ストレートエンドで抜くという事を繰り返した。
途中ドカの996?が抜いてきた。次のコーナーで抜き返す。 そういった事を繰り返しバトルを楽しんだ。



あっという間に終わってしまった。 あー気持ち良かったぁ!

安全運転
ヨシは持病の腰痛気味と内股の付け根が痙りそうらしい。(笑) もう無理は出来そうにない。
次が最後の走行なのでお互い転ばないでゆっくり走る事を誓う。
今回はヨシが後ろになった。 さっきの余韻が残っているが無理せずに走る。 それでも最初の頃よりは速く走っていると思う。


バトルモード
前に遅いファイヤーブレードが走っていた。遅いのでストレートで抜きにかかる。 するとそれに合わせて加速するではないか。
それを数回繰り返されて "ピキーン!"と 追い抜きモードにチェンジじゃ!

一気に抜いてやった! そのまま追い抜きモードに入ったまま最後まで走ってしまった。 転ばなくて良かった♪



無事終了
これで今回のライパは終了だ。 最初はコースがデカくスピードも出るので楽しめないと思っていたけど
終わりの方では気持ちよく走っていた。 また来年も来たいもんだ。
最後のジャンケン大会はいつものごとく見事に何も取れずに終了する。 さっさと帰る事にした。




納豆カツ
友部SAで夕食だ。 水戸の側なので納豆カツなるものを食する。
とんかつにきざみ納豆が一面にのっているだけのものだが妙に上手かった。
これなら家でも出来るじゃんと思った。でも上手かった。

連隊長はここで2時間程仮眠していくそうなのでここでお別れだ。 カメラマン有難う。
上手く撮れている事を祈るばかりだ。 ヨシと私はレインボーブリッジを通って帰路についた。


周りからの期待のハプニングも無く天気も晴れ。 最高な一日であった。
日頃の行いとはこういう所で役にたつのだと自我自賛した。

終わり。