チームの活動記録その2(1996年)

1996.5

シャシー改良にとりかかる。

名前は当然、SV-11(エスブイ-イレブン)

今年のコンセプトは、フルカウル化と軽量化!めざせ40キロ。フレームもおニューになった。

1996.8.

盆休み

ミッション除去を目論むが、外注部品がちっともできず。

カウルは、ノーズだけ FRPになった。

エンジンがのらないので、シャシーのセッティング進まず。

変速は、リヤハブ内装3段(ママチャリ用)を組んだ。

1996.9

カウルちっとも進まず(名古屋で製作)

塩ビの三次元成形は難しい!おデブになっちまった。

1996.9

やっとのことでエンジン完成

鈴鹿まであと2週間!間に合うか??

でも、エンジンかからない。

のちに、バルブが曲がっていたことが判明!

1996.9.19

ついにエンジン始動!

パーツがないので、モンキーエンジンのヘッドだけ移植。これがかかるなんて、HONDA恐るべし。

鈴鹿の予選前前日の夜のことでした。

SV-11よ、オマエは宇宙戦艦ヤマトか?

1996.9.20

当然徹夜のまま、鈴鹿入り

この時点で一度も走行していない

1996.9.21.

鈴鹿の予選

コースでいきなりシェイクダウン

 

スピードメーター故障、エキゾーストパイプ割れ、さらに、遠心クラッチ不調

パワーまるで無し。圧縮漏れしてんじゃないの?カブのシリンダーにむりやりモンキーヘッドだから当然。考えてみればバルブの大きさもずいぶん違ってたし、ストロークも当然違うはず。かかることが信じられん。そんで、おまけにギア比まるで合わず。テストもしてないんだから当然。ハハハ。

1996.9.22.

鈴鹿の決勝

午前6時、名古屋から補修部品もって助っ人松山・西尾到着。この2人は翌年新チームを結成して鈴鹿に参戦。(禁断の果実をかじってしまったのですねエ)

4人で夜明けの修理敢行!

クラッチ交換(これもモンキー用)、スピードメーター交換。「え?ケーブル短すぎてとどかん!」「ガムテで固定しちまえ!」

ドタバタじたばたの決勝朝!!さあ、午後1時スタートに間に合うのかー???

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