エボシキジ
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台湾本島

自然下の生息数は正確な把握ができないが、推定で2000〜3000羽足らずと言われている。
現在は台湾政府により、3680ヘクタールが保護区を指定され保護されている。
ワシントン条約付属書Tにリストアップされている。

生息域は台湾の標高1000〜2100mの山地の森林に生息している。具体的には台湾山脈、台北に近い北部山地などである。
主に、40度以下の山腹の斜面にある広葉樹の原生林に生息する。
分布地が限られているため、もともと数は多い方ではなかった。
減少の原因は、生息地が狭い上、美しい羽毛のために、剥製や装飾素材
を目的に乱獲されたこと、加えて森林伐採と開発が追い打ちをかけたとされている。
特に、標高2000m以下の針葉樹は農林業、鉱業、水力発電、観光などによって消滅して。