TrafficTools
バージョン 2.0
ユーザー・マニュアル
一般的なプログラムの使い方
ソース・ファイルとその構成
結論
CollectAirports ユーティリティー
FS2002とFS2004で動作する新しいバージョンの CollectAirports ユーティリティーが追加されました。
コマンド・ラインのバグが修正されました
コマンド・ライン・スウィッチ /tf が働かないことで起こるバグが修正されました。
低速、或いは停止するコンパイル
速い区分手順が今回使用され、プログラムは今、より多くのメモリーを能率的なものにしています。
FS2004に於ける作業
このバージョンは FS2002 、FS2004のどちらでも動作します。. TTools の前のバージョンで作成されたファイルは
このバージョンと互換性があります。
単一プログラム
TTools は今回、コンパイル、逆コンパイルが出来る一つのプログラムとして提供されました。
GUI インターフェース
コマンドライン (DOS) インターフェースは インターラクティブな GUI インターフェースとして
置き換えられました。
タッチアンドゴー
FS2004はAI航空機に空港で タッチアンドゴー ( 周回飛行 ) を実行する事を可能にしています。 TTools の今回の
バージョンではAI機に対して、指定された時間内に周回飛行を実行させるようにプログラムする事が可能になりました。
ただし、FS2002上では動作しません。
複数の traffic files
FS2004 は複数の Traffic.bgl ファイルを混在させることが可能になりました。これによってクラスごとに区分けされた
フライトプラン、例えば、航空会社別、地域別、’完成済’’開発中’フライトプラン別と言った具合に区分けして使用する
ことが可能になりました。
TTools 2はまた、共通名でグループ化されたソースファイルと Traffic filesを複数のセットで使用する事が可能です。
ただし、FS2002上では複数の Traffic Files を扱う事はできません。
選択可能なソース、および Traffic File フォルダ
旧リリースでは、TToolsはTraffic Fileが保存されているデフォルトのFSシナリーフォルダーを探し出しましたが
今バージョンではFSがコンピュータにインストールされていなくてもソースファイル、Traffic
Files を探し出すように
設定変更 することが可能になりました。
フライトプラン区間制限が200に増大
前バージョンでは TToolsでコンパイルできるフライトプラン区間は最大100区間でしたが、このバージョンでは
200区間に増強しました。ただし、100以上の区間を持つフライとプランを旧バージョンのTToolsでコンパイル
した場合エラーを引き起こすことに注意を払ってください。
下記はマイクロソフト社がFS2004に施したAIオペレーションの改善、修正点です。
TToolsオペレーションへの特別な変更点はありません。
(ATC)コントロールされない空港でのAI機の考慮
FS2002では単に管制塔のある空港でのみ機能しましたが、FS2004では駐機場所があれば、あらゆる空港で
機能するようになりました。
分類された駐機
AI機は航空機のタイプを基準に駐機、ゲート(例、カーゴ、GA、軍用等)を割り当てる事が可能です。
そして特定の航空会社を特定のゲートで駐機するように指定することが可能です。
参考:
これはAIフライトプランやTToolsによって行われるのではなく、分類されたゲート割り当ては空港ファシリティデータ
(例、AFCAD2の使用)そしてAircraft.cfg ファイルのパラメーターによって行われます。
より速いタクシー・スピード
AI機のタクシー・スピードは適度に増大されました。
出発時の混雑緩和
以前は、ゲームに入ったときに、空港へ移動後、15分前に出発予定だったAI機のすべてが一斉に出発する
光景をご覧になったと思います。これによりATCと滑走路にラインアップしたAI機による輻輳状態が作り出されます。
この出発事前時間は、輻輳を最小限にするために、5分に軽減されました。これはまた、塞がれたようになる航空機、
或いは、ある理由のために動く事が出来なくなった航空機が15分後消滅するという永久的なグリッドロックを5分に
軽減します。駐機場を持たない空港に着陸する航空機は、滑走路上で速度を落とした後にただちに消滅します。
着陸時の問題
降下プランや地形回避に伴う幾つかのFSのバグにより、或る空港で航空機が着陸できなくなるという
出来事が縮小、修正されました。
滑走路終端でのU ターン
以前は、航空機が滑走路の終端までタキシングして、離陸の為にUターンさせる必要があったとき、航空機は
滑走路のセンターラインに位置せず、滑走路脇の草むらからテイクオフすることがありましたが、航空機はUターン
の後、センターラインに位置するようになりました。
水上機のオペレーション
水上機は海上空港で適切に運行するようになりました。(これまでは、まだ確認することができませんでした。)
巡航速度
AI機の過度の巡航速度と着陸速度によるバグが修正されました。
任意の場所にTrafficTools用のフォルダを作成して、その中に解凍してできたファイルを入れます。
TToolsを初めて開始するときに、FS2002、或いはFS2004のどちらのフライト・シミュレータのバージョンを
インストールしたとしても、TTools は自動的に位置します。 FS2002またはFS2004を選択するための
チェックボックスが File menu の下に有ります。 もし、両バージョンのFSがインストールされている場合
TToolsはそれを見つけ出して両チェックボックスを選択可能にします。
さもなければ、一つ或いは両方のチェックボックスがグレー色で表示されます。 もしFSを移動(削除)した場合
プログラムは自動的にファイルの在り処を見つけ出す事ができなくなります。 そのような場合はファイルの
在り処を促すために、ファイル・メニューの下にある ’Locate Flight Simulator
’ 機能を使用することが出来ます。
新しくTTools用フォルダを作成して、その中に解凍したファイルを入れる方が良いと思います。
今回リリースしたTToolsは一つのGUIプログラムにより構成されていますが、旧バージョンではコンパイラーが
コンパイル用・逆コンパイル用と空港コレクターとに別れていました。 新しいバージョンを同じフォルダに入れる
ことも出来ますが、その場合、旧バージョンのファイル(*.exeの拡張子ファイル)を削除して散乱および潜在的な
混乱を最小限にすべきです。
もしFS2002のために既にカスタマイズされたソース・ファイル ( Airports.txt、Aircraft.txt、flightPlans.txt )の
セットを持っていれば、FS2004でそれを使用する事ができます。
注意:
旧バージョンに含まれていた空港コレクター ユーティリティがFS2004上では機能しないこと、今回のリリース版には
含まれていない事に留意してください。
前のセクションを参照して TTools が自動的にインストールした FS のバージョンを探知したことを確認してください。
TrafficTools ( TTools )は、Microsoftフライト・シミュレータFS2002、あるいはFS2004で人工知能( AI )航空機トラフィックのプログラミングを可能にします。
あらゆる空港からの航空機の行来を望み通りに作成することが可能です。
何百もの数を網羅したAI機のフライトプランが既にいろんな人々によって作り出され、主要な
Flight Simサイトで
ダウンロードして利用できます。 これらのフライト・プランは実際の航空会社の運行スケジュールに基づいて
個別の空港、或いは地域毎に鋭意製作されたものです。
フライトプランのパッケージをカット&ペースト方式を用いてAIトラフィック・データベースに取り込むために
TrafficToolsを使用することができます。これらのアドオン・フライト・プラン・パッケージの作者は通常、
使用解説書を提供しています。
AIのための材料を無償で提供、公開を専門にしている Project AI (PAI)というグループがあります。
パッケージにはAIフライト・プランやAIに最適な航空機が含まれています。 Project AI
はAI Traffic を
もっとリアルに演出したいユーザーにお薦めのサイトです。
The Project AI サイトへは: www.projectai.com.
注意:
実世界の航空会社の運行スケジュールを再現、或いは、やや規模の大きいAI Trafficの変更には普通
新しい航空機の追加と増設された駐機場を持つ空港が必要になります。
TrafficToolsを使用すれば、独自の新しいフライト・プランを作成することができますが、暗号化された
AI Traffic
データベースが含まれる幾つかのテキスト・ファイルを修正する必要があります。
これらのテキスト・ファイルの情報は或るユーザーにとっては作業しにくい小さなフォームの中にあります。
もし独自のフライト・プランを作成するつもりか、或いは他者によって作成されたフライト・プランを試すつもりなら
AI フライト・プラン、およびトラフィックを取り扱うために作成された、もっと使用者に解り易いプログラムを参照
する方が良いと思います。 ここに幾つかのAI トラフィック・管理プログラムを掲げておきます。
Thomas Molitor による AITM。
www.molitor-home.de/fs/aitm/ で入手できます。
Simon Haynes による yRoute。
www.spacejock.com で入手できます。
フライト・シミュレータに既存の多くの空港には駐機場が無いためAI機をサポートすることができません。また、既存の
空港で供給された駐機場は多くのユーザーが望むような高度なレベルのAIトラフィックを提供するには通常不十分です。
空港に駐機場を追加することができるAFCADと呼ばれるパッケージ・ソフトがあります。
www.Avsim.com や www.FlightSim.com で入手することができますが、現バージョンのAFCADはFS2004上では
機能しません。FS2004用のAFCAD(version 2)は2003年の10月に公開を予定しています。
トラフィック・データ・ファイルにはフライト・シミュレータのためのすべてのAIフライト情報が含まれています。
既存のトラフィック・ファイルは FS2002に対しては "Traffic.bgl "
、FS2004に対しては "traffic030528.bgl " と
命名されています。(数字は単にファイルの作成日時を表します。)
FS2002は一つのトラフィック・ファイル上でのみ動作しますが、FS2004では複数のトラフィック・ファイルの使用が
許されています。 トラフィック・ファイルは実際にはどのようなファイル名であっても構いません。 ファイル名の最後が
*.bgl(拡張子)で終わるファイル名であれば使用可能です。 しかしながら、整合性のために、TToolsは常にトラフィック・
ファイル名を " traffic " で始めます。後は好きなように名前を付け加えることができます。 例えば、
" traffic_KORD.bdl "
" trafficAALEastUS.bgl "と言った具合に。
トラフィック・データベースはバイナリー暗号化されていますが、TrafficToolsはそのデータベースを人が読みやすい
フォームに(de-compile)変換して、それを新しいTraffic Fileに(compile) 創造します。
ここに掲げたパラメーターは既存フライト・プランの修正や新しいフライト・プランの設定を可能にします。
Any of these parameters can be modified on existing flight plans or set
for new flight plans:
Aircraft type: 既存航空機の変更、もしくはアドオン航空機を含む新しい航空機用のフライト・プランの作成。
Flight times: AI機の到着・出発スケジュールを指定することが可能です。
Routes: すべてのAI機に対して、出発・目的地の空港を指定することが可能です。.
Airports: FS2004の既存トラフィック・ファイルには世界中の5000にも及ぶAIトラフィックが提供されています。
本質的には駐機場を持つすべてのFSの空港ということになります。 FS2004に於いては、空港でAI機が動作するには
駐機場を備えていることが唯一の条件になります。 AI機のオペレーションを拡大すべく、空港に駐機場を設置するには
AFCADを使用することができます。
Altitudes: 個々のAI機に対して巡航高度を制御する事が可能です。
Identification: 個々のAI機の登録(テール・ナンバー)の変更が可能です。 例えば、英国をベースとするすべての
航空機を英国のレジ番号を持つ航空機に変更することができます。また、商業用航空機のフライト番号を設定することも
可能です。
Flight rules: 飛行がIFRによるものか、VFRによるものかを指定することが可能です。
Touch and Go: 空港での慣習巡回を実行するために、AI機をプログラミングすることができます。
以下の振る舞いは、トラフィック・データベースの改変によって調節するこはできません。幾つかの振る舞いは
FS自身で牽牛に暗号化され、幾つかは他のファイルによって調整ができるかも知れません。
Runways: 実世界のフライト・プランのようにAI機のフライト・プランは離陸・着陸滑走路を指定しません。
それはATCの機能に因ります。
Taxiing: 繰り返しますが、フライト・プランは地上タキシング・ルート、速度を指定しません。それはまた、ATCソフトウェアの機能に因るものと思われます。
Gate assignment: デフォルトでは、FSはそれぞれの航空機に対して、暗号化された半径パラメーターを使って
航空機サイズに基づく駐機場、およびゲートを割り当てます。そしてトラフィック・ファイルはこれを制御する機能を
保持していません。特定の航空会社、および航空機のタイプに対するゲートの割り当ては空港自身を改変することにより
行われます。
Airlines: 航空会社は個別の航空機に対して適切な aircraft.cfgファイルに於いて設定が可能です。
トラフィック・ファイルは航空会社に影響を及ぼしませんが、例えば、 " Landmark 1202 "と言った具合に
フライトナンバーを明示します。
Route waypoints: FSファイルは(実世界の航空会社が好むであろうような)直行大圏ルートよって全てのAI機を
飛行させます。 AI機はNAV-AIDS, airways, SIDS, STARS, 洋上航路、北方航路等に従いません。
AI performance: AI機の巡航速度や上昇・降下値を変えることはできません。巡航速度は、aircraft.cfgファイルで
定義されます。この振る舞いは、FSソフトウェアでしっかりとコード化されています。
Meandering traffic: AI機は常に空港から空港へと移動します。周りを不規則に飛ばす事はできませんが、単一の
空港に於いて、航空機を慣習巡回させることは可能です。
ATC: トラフィック・ファイルはATCがどのようにAI機を扱うかを明示する若干の設定以外、ATCが振る舞う方法に
影響を与えません。
プログラムには逆コンパイル、コンパイル の2つの機能があります。
逆コンパイルはトラフィック・ファイルとして参照されたAIトラフィック・データベースをソースファイルとして参照される
3つのテキストファイルのセットに分けます。いろんなエディター、ワード・プロセッサー、スプレッドシート、或いは
前項で紹介したAIトラフィック管理ツールを用いてこれらのソースファイル上で作業する事が可能です。
コンパイルは逆コンパイルによって生成された、或いは別のAI管理プログラムによって生成された3つのソースファイルを
以って新しいトラフィック・ファイルを作り出します。
もし基盤として既存のAIオペレーションを使用してデータの追加をする場合、先ず既存のトラフィック・ファイルを逆コンパイル
することを望む筈です。最初に逆コンパイルをしておけば、再度逆コンパイルする必要はありません。
もし既存のAIオペレーションのすべてを処分することを決心して、アドオンのAIフライト・プラン・ファイル、或いはAI
パッケージから新たにオペレーションを構築する場合は、すべてを逆コンパイルする必要がありません。
AIトラフィックに変更を加えるために、ソースファイルを修正する必要がある場合は、ノートパッドやワードパッドとか
言ったテキストエディターを使用する事ができます。独自のフライト・プランを追加する場合、或いは他者が作成した
フライト・プランを追加する場合は、それらを入力、或いはペーストしたものを FlightPlans.txt ファイル入力することが
可能です。
もし新しいフライト・プランに航空機の追加が必要な場合は、それらの航空機を
Aircraft.txt ファイに挿入するだけです。
もしFS2002に含まれない空港行きのフライト・プランである場合には、Airports.txt ファイルにこれらの空港を
追加記述する必要があります。
ソースファイルへの変更が終了したら、次は新たなトラフィック・ファイルを作成するためにそれらをコンパイルする
必要があります。 必要な時は何度でもソースファイルへの変更、コンパイルを繰り返す事が可能です。
複数のフライト・プラン ファイルを使用できるFS2004の新しい能力に於いて、アドオンのフライト・プランが一つのフライト・
プラン ファイルに投入されるこが無くなりました。アドオンのフライト・プランは新しいフライト・プランへ直接コンパイル
されるであろうソースファイルの一つのセットとして、或いは適当なFSフォルダにコピーしたコンパイル済みトラフィック・
ファイルから成り立っています。
他のAIトラフィック管理ツールを使用した場合、逆コンパイル、コンパイル、アドオン機や空港に対するFSフォルダの検索
そして Aircraft や Airports ファイルへの挿入と言ったTToolsで行われる幾つかのステップを自動的に実行されるかも
知れません。
TToolsはソースファイルを保持するためのフォルダとトラフィック・ファイルを保持するための2つのフォルダを備えています。
これら2つのフォルダへのパスは TTools window に表示されます。
デフォルトで、TToolsはプログラム自身が置かれているフォルダへソース・ファイル・フォルダをセットします。
TToolsはウィンドウの左側に列挙されているソース・フォルダ( "Airports"、"Aircraft"、"FlightPlans" で始る
すべてのテキスト・ファイル)から適切なファイルを表示します。同じソース・ファイル・フォルダはFS2002とFS2004の
両方で利用されます。ファイル・メニューの下にはソース・ファイルに対して異なった(保管)場所を選択する項目が
設けられています。
デフォルトで、TToolsはトラフィック・ファイルが保管されているフライト・シミュレータのフォルダにトラフィック・ファイル
フォルダを設定します。
位置付けは自動的に行われウィンドウの左側にリストアップされたフォルダ( "traffic" で始まるすべてのファイル )から
すべての適切なファイルを表示します。
もし同じファイルがFS2002、FS2004の両バージョンに利用されている場合は、ファイル・メニュの下にあるFS2002、
FS2004の選択チェック・ボックスを使用して、FSバージョンの選択をする必要があります。
トラフィック・ファイル・フォルダは選択したFSバージョンに対して適切にセットされます。
ソース・ファイル・フォルダと同じように、トラフィック・ファイル・フォルダはファイル・メニューの下にある項目を利用して
異なった位置にセットすることができます。 これはFSがインストールされていないコンピューター上で、コンパイル
作業をオフラインで行う場合や、ゲーム内のAIに対して直ぐさま影響を与えないでファイルの構築を行いたい場合に
利用されます。
すべてのトラフィック・ファイルは3つのソース・ファイルで1セットになっています。FS2004では複数のトラフィック・
ファイル使用が許可されますから、連合されたソース・ファイルを持ってグループ化されたトラフィック・ファイルを
保持するために、一つのファイル名明示方法が設けられました。トラフィック・ファイルは常に " traffic "という
ルート名で始まり、同じ接尾語を持つ記述名が続きます。
トラフィック・ファイルのソース・ファイルは常に " Airports "、"
Aircraft "、" FlightPlans " で始まり、それらはすべて
同じ接尾語を持っています。例えば:
traffic_USAir.bgl
Airports_USAir.txt
Aircraft_USAir.txt
FlightPlans_USAir.txt
注:
下線以降は任意であることに注意ください。
FS2002は一つのトラフィック・ファイルのみを扱いますから名前によるファイルのグループ化はそんなに重要では
ありません。 たとえFS2004とFS2002の両方が同じコンピューターにインストールされていて、"
FS2002 "という
接尾語を使用したいのであれば、単にルート・ファイル名( traffic.bgl、Airports.txt
等 )が使用できるでしょう。
例えば:
traffic_FS2002.bgl
Airports_FS2002.txt
Aircraft_FS2002.txt
FlightPlans_FS2002.txt
フライト・プランを特定の航空会社、地域、或いは空港に対してといった具合にグループ化するために、FS2004で
複数のトラフィック・ファイルを扱うことができます。グループ化された Airports...txtファイルは、たとえ他に多くの
空港が含まれるいて、それが他のグループとダブっていたとしても、通常はそのグループ内のフライト・プランにより
参照された空港のみを取り扱います。 同じように、Aircraft...txtファイルは、たとえ他に多くの航空機が含まれて
いたとしても、通常はグループ内のフライト・プランにより参照された航空機のみを取り扱います。
逆コンパイラーはフライト・シミュレータのファイルやセッティングを置き換えたりはしません。
逆コンパイルは以下のステップに従ってご利用ください。
1. FS2002、FS2004の両方がインストールされている場合は、先ず File menu 下のFS2002/FS2004チェックボックスを
使って作業したいFSのバージョンを選択する必要があります。これにより、適切なトラフィック・ファイル・フォルダが
セットされます。
2. ウィンドウ右側のリストから望みのトラフィック・ファイルを選択してください。リストにはフライト・シミュレータが
インストールされたときに保存されたファイルのみがあると思います。
3. ' Decompile ' をクリックしてください。
トラフィック・ファイルが逆コンパイルされると、ソース・ファイル リストに3つのソース・ファイルのセットが表示されます。
ソース・ファイルはトラフィック・ファイル(下の画像で示された030528)と同じ接尾語を持っています。
これにより、エディター、或いは別のAI フライト・プラン作成ツールを使ってソース・ファイルを開く事ができます。
ソース・ファイルはコンマによって分けられたフィールドを含みます。
TToolsはファイルをコンパイルする前に、オリジナルのトラフィック・ファイルのバックアップ(ファイル)を
自動的に作成します。 これは、あらゆる変更を放棄して既存のAIオペレーションに戻したいときのために
オリジナルのファイルを維持されます。 詳しくはRestoring the Original Traffic File(ファイルの復元) を
参照してください。
コンパイルは次の手順(ステップ)に従ってください。
1. FS2002 と FS2004がインストールされている場合は先ず、File menu 下のFS2002/FS2004チェック・ボックスを
使ってバージョンの選択を行なってください。 適切なトラフィック・ファイル・フォルダがセットされます。
注: トラフィック・ファイルのフォーマットはFS2002、FS2004のどちらに於いても同じですから、コンパイル後の
ファイルの収納場所以外、コンパイルがどのようになされようとまったく影響がありません。
2. ウィンドウの左側のリストからコンパイルしたいソース・ファイル・セットを選択してください。
便利な方法として、ソース・ファイルのどれか1つをクリックすると同じ接尾語で関連付けられた
すべてのファイルがセットで選択されます。 もし、個々のファイルを選択する必要がある場合は
グルーピング化された処理を防ぐために、Shift キー、或いは Ctrl キーを使用する事ができます。
3. Compile をクリックしてください。
ソース・ファイルは FlightPlans (下の画像で示された030528)と同じ接尾語を持つ一つのトラフィック・ファイルに
コンパイルされます。 もし同じ名前を持つトラフィック・ファイルが既に存在する場合は上書きされます。
そうでない時は、新しいファイルがトラフィック・ファイル リストに表示されます。
フライト・シミュレータを起動して変更を加えたフライト・プランの結果を確認してみてください。
3つのソース・ファイルは断片化されたファイルからトラフィック・ファイルを作り出すときにコンパイラーが
必要とするファイルのすべてです。 トラフィック・ファイルを逆コンパイルし、それによって得たソース・ファイルを
再びコンパイルして同じトラフィック・ファイルを作り出す事が可能です。オリジナルと再生されたトラフィック・ファイルは
見た目は同じですが、ファイルがコンパイルされたときに生ずるラウンディング・オフ効果やその他の些細な
違いがあります。これらの違いは、AI機のトラフィック活動に知覚できる程の変更を齎しませんが、新しい
traffic.bgl ファイルのサイズはまったく同じでないかも知れません。
FSを起動した状態で変更を加えトラフィック・ファイルをコンパイルすることができます。変更内容を有効にするためには
FSを再起動する必要があります。
CollectAirports とは同じパッケージ内に含まれている分離したプログラムです。 それは、アドオンも含めた
FS2004、
或いは FS2002 のすべての空港のデータを収集して、それらの空港が列挙された
Airports ファイルを作り出します。
Airports ファイルは AI フライト・プランにより準備されたすべての空港の認識票と所在地を含んでいます。既存の
空港は利用できる空港の一部でしかありません。すべての利用可能な空港をそのファイルに挿入することにより
Airport collector は新空港を準備して新たなフライト・プランを追加するときに、Airports
ファイルへの少しづつ変更を
助けます。
もちろん、FS空港のすべてを準備したフライト・プランを用いることは多分無いと思いますが、traffic
ファイルに
コンパイルされた完全な空港のリストを用いたとしても、問題を引き起こすことはありません。
CollectAirports の走行後、追加するフライト・プランに対して、適切な空港データを含む
Airports ファイルであるか
どうかという事を気にする必要はありません。ただ必要なのはFSに新たにアドオン空港を追加する度にそれを
走行させるという事だけです。
もし複数の traffic ファイルを用いる場合は、それぞれのファイルへ同じ Airports
" すべて含む " ファイルを
コンパイルすることができます。 しかしながら、これはすべての traffic ファイルが同一の空港データベースを
持つことを意味します。 そして、それらはすべてFSの起動時に、メモリーへ積まれます。 これは少数の
traffic
ファイルだけなら問題にならないですが、もし、大きな空港データベースを持った数ダース、或いは数百もの
traffic ファイルを用いる場合は、システム・パーフォーマンスにどのような影響を与えるかは分かりません。
心にとめて置くこと
Airports ファイルにリストされた或る空港は、その空港を使用するフライト・プランを尚も必要とする
AIにより
自動的に準備されるだろうという事を意味するものでは無いということ。
airport collector と逆コンパイラーはどちらも Airports ファイルを作り出します。 したがって、airport
collectorを
走行させた後は、新たに収集された空港データを抜き取らないように、少なくとも一度はコンパイルをした後で
なければ、逆コンパイルを走行すべきではありません。
airport collectorの走行後、コンパイラーは フライト・プランがAirports ファイル内に含まれない空港を明示して
いることを提示します。 それは、実際には無い空港を支給した一つ、或いはそれ以上のフライト・プランが
あることを意味します。
もし、コメントを付加して Airport ファイルをカスタマイズした場合、或いは理由があって空港所在地を修正
した場合、airport collector はそれらの変更を抜き取り、そして空港ファシリティー・ファイル内で発見された
実際の緯度と軽度を持つ空港所在地に置き替えられるでしょう。
前項で言及しましたように、変更を放棄してオリジナルのファイルに戻したい場合に、コンパイラーは自動的にオリジナル
トラフィック ファイルを維持しています。 維持されたファイルは、FS2002では
traffic_ORIGINAL_bbb と命名され、
そして FS2004では traffic030528.ORIGINAL と命名されています。 AIの変更に不満がある場合や何か問題が
生じた場合は変更を加えたトラフィック・ファイルを削除して、オリジナルのファイルを traffic.bgl に リ・ネーム
することができます。 バックアップ・ファイルはメインFSフォルダの以下のパスに保存されています。
For FS2002:
...\FS2002\SCENEDB\ATC\Scenery
For FS2004:
...\Flight Simulator 9\Scenery\World\Scenery
もし、TToolsを使用する前に独自のトラフィック・ファイルのコピーを作成したい場合は、コピーしたファイルの最後が
" .bgl " で終わっていないことを確かめてください。 例え、"Copy
of traffic.bgl"のように違った名前であっても、FSは
オリジナルに追加されたものと解釈して、変更を加えたトラフィック・ファイルの代わりにコピーされたファイルを使用
するかも知れません。 ファイルに ".bbb"のように異なった継続文字を与えれば問題ないでしょう。
AIトラフィックは自動的に生成されるのではなく、トラフィック・ファイルに用意されたフライト・プランにより制御されます。
既存のトラフィック・ファイルには30,000近くのフライト・プランがあります。 用意されたファイルの中のほとんどの
フライト・プランは、往路と復路の2区間で明示され、また、それぞれのフライト・プランは数時間毎(しばしば1時間毎
として)に繰り返される飛行を明示することができます。したがって、1つのフライト・プランで1日に数ダースのフライトが
開始されます。実際には用意されたフライト・プランは1日当たり100,000以上ものフライトを開始します。
世界中で運行する数千ものフライトをコンピュータが一時にどのように管理し対処しているのか不思議に
思われるでしょうね。コンピュータは実際には、ただ、あなたが居る現在地の周辺の1つの"AI
アクティブ・ゾーン"に
居るAI機を飛ばせているだけなのです。 したがって、たとえこれが密集したトラフィック・エリアで100を超えるとしても
コンピュータは常時そのゾーンにある数ダースの航空機を扱うだけなのです。残りのAI機は飛行経路がこのゾーンに
進入するか、或いは見積もられた飛行経路に移動しない限り活動的にはなりません。
AI機がこのゾーンを去るとき、それは本質的には "見えなくなる"
ということです。
FS2002はおよそ40マイルの長方形の区域の格子に世界を分割します。トラフィックファイルは正確に
どのフライトが随時それぞれの区域に位置することになっているかを明示する大きなマトリックスを含みます
AI機のアクティブな地域は貴方の現在地と9つの区域のブロック間で全ての隣接した側から成り立っています。
プログラムはそれらの9つの区域(およそ120マイルの長方形)内でただAI機を飛ばすだけです。
貴方はこの区間マトリックスにフライトプランルートとスケジュールをマッピングすることに頭を悩ます必要はありません。
コンピュータがそれをしてくれますし、ソースファイルの中の如何なる区間情報を見ることもないでしょう。
ほとんどのフライトプランは24時間ごとに繰り返されます。ですから、同時間で異なった日にフライトを
開始すれば、同じAI機の行動を見ることになります(出発、到着、飛行時間・場所等、)。 フライト・プランはまた、
指定した曜日に起こるようにプルグラムする事も可能です。 これらは毎週繰り返されます。
トラフィックファイルは、「いつ」、「どこ」、「だれ」といった基本的なトラフィックの動作を指定しますが、
AIフライトの全てのニュアンスをコントロールするわけではありません。AI機は以前AI先導ソフトウェアと
ATCソフトウェアの制御下にあります。
AIソフトウェアは貴方が幾つかの状況下で見守っている間、AI機を見えなくさすことができます。
例えば、AI機が利用可能な駐機場所、ゲートがいっぱいで、或いは、適切なサイズの駐機場所が
無い空港に着陸した場合、飛行機は着陸直後消えて無くなります。また、AI機があまりに多くの
「ゴーアラウンド」を繰り返した場合、或いは、タキシングが5分以上塞がれた場合に同じ事が
起こるかも知れません。
FSを起動させて或る空港に入ったとき、空港が暫くの間、出発を一時的に閉じられていて、そして貴方が空港に
入ったときにあたかも再開されるかのように、入港の数分前(FS2004では5分、FS2002では15分)に出発を
予定していたすべてのAI機はすべて駐機場、或いはゲートを出発することになります。テイクオフに対しての
ラインアップを引き起こす事になりますが、一旦この最初の炸裂したAI機が出発した後は、出発と到着の標準的な
スケジュールは落ち着くでしょう。
ソースファイルはエディター、スプレッド・シート、或いは他のAIトラフィック管理ツールで作成、或いは修正されます。
それぞれのファイルのフィールドはコンマによって区切らなけらばなりません。もし独自のファイルを編集している場合
より少ない"詰め込み"、そしてコンパイラーが気にする事無く表示させるために、タブ、或いは余分なスペースを
フィールドの間に置く事ができますが、もしスプレッド・シートを使用している場合は、これらのスペースは、結局
スプレッド・シートに含まれる事になるかも知れません。
ソース・ファイルの何処にでも新規事項を挿入することができます。コンパイラーは要求される必要な区分けを行ないます。
新規事項を作成するには、既存内容をカット・アンド・ペーストしてニーズに合うように修正するのが簡単です。
FlightPlans...txt ファイルはとても大きいですから、エディターでは少し扱いにくく、目に付く位にコンパイルに
時間を費やします。もし、1つのフライト・プラン、或いは単に極僅かなプランを試そうとしているのであれば
目的のフライト・プランのみを含む別のフライト・プラン、或いは試そうとしているフライト・プランを作成する方が
より簡単かも知れません。 コンパイルのプロセスがより速くなり、メインのトラフィック・ファイルを一時的に
移動すれば、残りのAIトラフィックから目的のAIフライトを選び出す事に気を使わなくて済みます。
コメントライン
3つのソース・ファイルのどれにでもコメントを挿入することができます。 コメントはセミコロン(;)、或いは
ダブル・スラッシュ( // )で始める事ができます。コメントラインはデータラインの間に挿入するか、或いは
データラインの最後に置く事ができます。 空白ラインはまた、セパレーターとして挿入することができます。
注: トラフィック・ファイルを逆コンパイルする場合、ソース・ファイルは上書きされて、挿入されたコメントは
抜き取られます。しかし、最初にソース・ファイルが作成された後は、逆コンパイルの必要がなくなります。
幾つかのコメントの例を掲げておきます。
; This is a comment(これはコメントです) // another comment (別のコメント) AC#3,430,"Boeing 737-400" ; an end of line comment(ライン終端のコメント) AC#4,430,"Boeing 737-400 Paint1" // another end of line comment(別のライン終端のコメント)
以下のセクションでは3つのソース・ファイルについて述べます。
The following sections describe the three source files.
これは、コンパイラーがトラフィック・ファイルを作り出すのに必要とされる3つのソース・ファイルの内の1つです。
AIフライト・プランで参照されるすべての空港のリストです。( FlightPlans...txt file参照 )
FSの世界には約23,000もの飛行場があるにもかかわらず、AIトラフィックを持つ空港は僅か数千に過ぎません。
AIトラフィックの離発着を可能にするためには、空港に航空機のためのいくらかの駐機スペース、ゲートが完備
されていることが基準になります。
もし空港に駐機スペース、航空機のサイズに合った適切なゲートが無い場合は、AI機は飛び立たないでしょう。
例えば、もし或る空港が "GA small" パーキングしか持たない場合、737型機はその空港では動作しません。
もし空港に駐機(スペース)が無ければ、或いは不十分な駐機(スペース)であれば、AFCADを使ってゲートを
追加することができます、或いは、他者が作成したAFCAD airport ファイルをダウンロードして使用することが
できます。
FS2002に於いてAI機が次に必要とするものはATCです。 コントロールされない空港へ飛行するフライト・プランを
作成する事はできますが、AI機は滑走路上で停止したまま立ち去ろうとしないでしょう。 AI機はFS2004に於いては
コントロールされない空港でも動作が可能です。
もし、FS2002の空港にコントロール・タワーが無ければAFCADを使って付け加えることができます。 AFCADは
視認可能なコントロール・タワーを作り出しませんが、AI機の運行に必要とされるグランドとタワーのラジオ・
周波数を得ることができます。
ここに Airports...txt ファイルから抜粋した少しの典型的なラインがあります。 それぞれのラインは
異なる空港を明示しています。
KLAS,N36* 5.02',W115* 9.13',2178 KLAW,N34* 34.25',W98* 24.99',1109 KLAX,N33* 56.74',W118* 24.48',125 KLBB,N33* 40.00',W101* 49.36',3281
ここにそれぞれのフィールドの記述で展開されたラインがあります。
KLAX , N33* 56.74' , W118* 24.48' , 125 | | | | Airport Fix latitude Fix longitude Airport ICAO elevation Code (feet)
Airport ICAO code:
これは実際のFS2002の空港を指定しなければなりません。もしFS2002が認識しない空港のコードを入力した場合
AI機は与えられた緯度を実際に飛行しますが、着地地点が解らないまま、ただ飛行し、通り過ぎてやがて見えなく
なるでしょう。
Fix lat/long:
既存トラフィックファイルに於いてこれは本来、空港の所在地を指定しているだけでなくそれはまた
AI機の着陸・出発に対してナビゲーションの固定位置とVORのような働きをもします。出発する航空機は
この固定位置からの外行きのラジアルを捕らえて進路に導かれ、ラジアルに沿って目的地まで飛行します。
同様に、到着する航空機は内行きのラジアルを捕らえて飛行します。航空機はアプローチのためにラインアップへと
誘導された時は、およそ50から60マイルジェットから外れた辺りで、降下中にラジアルから離脱します。
貴方は航空機がこれ以上空港に向けて或いは空港から飛ばないよう固定位置を動かすことができます。
そして、本当のVORがある固定位置を定めることができます。到着してくる航空機は進入時のラインアップに対して
必要があれば、内行きのラジアルから離脱するでしょう。貴方はこの位置をあまり遠くに移動させないように
注意しなけらばなりません。でないと同じ空港のトラフィック区域ではなくなります。もし空港にAI機が現れなく
なったときはこのケースが考えられます。
Airport elevation:
これは降下方法に対してAIによって使用されます。高度はあまり重要な意味を持ちません。それら(航空機)は
通常うまく着地します。これを高く設定することはもっと急なアプローチをさせることになります。もしそれを変更
するのであれば、ジェット機と軽飛行機の両機がゴーアラウンドしないでうまく着地できることを確認してください。
これはコンパイラがトラフィック・ファイルを作り出す際に必要とする3つのソース・ファイルの1つです。
これはAIフライト・プランで参照されるすべての航空機のリストです。 ( FlightPlans...txt file 参照 )
航空機をこのリストに追加するだけでは、AI機として自動的に現されないでしょう。 その航空機が使用する
フライト・プランが備わっていなければなりません。
必ずしもすべてのアドオン機がAI機としてうまく動作する訳ではありません。 航空機を追加する前に、次のセクション
Guidelines for Adding Aircraft ( 航空機追加のためのガイドライン ) を読んでいただくことが強く推奨されます。
現存する航空機の1つを新しい航空機として代用する事ができます。 その航空機に対して、既にフライト・プランが
備わっていますから、AI機として自動的に現されるでしょう。 この場合、代用される航空機はほぼ同クラスの航空機
であることを確認してください。 フライト・プランは巡航高度と行程時間を明示します。 したがって、もしボーイング
737型機に対して セスナ182型機を代用した場合、セスナ機は不可能な高度に達しようと奮闘することになります。
そして与えられた時間内にすべての行程を完了することが出来なくなります。 その結果、セスナ機は途中どこかの
地点で姿を消します。 同様にB777型機をC182型機に置き換えた場合、777型機は非現実的な低空飛行をし、
小さな空港では "heavy" (777機が必要とする駐機場サイズ)ゲートを持てないという結果になります。したがって
777機が現れないか、或いは着地と同時に見えなくなるかも知れません。
航空機は、例えば デハビランド・ダッシュ8に対しては AC#32 というように
"AC#" で始まるタグを使ったフライト・
プランより参照されます。 或る1つの航空機を代用する場合は同じタグを保ってください、そうすればフライト・プランは
新しい航空機を指すでしょう。
現存する30、或いは40を越えて航空機のモデル数を増やしたい場合は、それらの航空機に対して新しいフライト・
プランを作り出すか、或いはフライト・プランファイルを詳細に調べて、幾つかの現存するフライト・プランへそれらの
航空機を代用する必要があるでしょう。
追加可能な航空機の数はタグ番号65535の制限を除いては明確な制限はありません。 FSはある内部の制限を
持っているかも知れません、しかし、それはメモリー、およびシステム性能熟考によってのみ制限されている
可能性があります。
ここに、Aircraft.txt ファイルから抜粋した典型的なラインがあります。それぞれのラインは異なった航空機、或いは
異なったペイントを持った同種の航空機を明示します。
AC#1,200,"Beech Baron 58" AC#2,315,"Beech King Air 350" AC#3,477,"Boeing 737-400" AC#4,477,"Boeing 737-400 Paint1" AC#5,477,"Boeing 737-400 Paint2" AC#6,477,"Boeing 737-400 Paint3" AC#7,477,"Boeing 737-400 Paint4"
ここにそれぞれのフィールドの記述で展開されたラインがあります。
AC#4 , 477 , "Boeing 737-400 Paint1" | | | Aircraft Cruise Aircraft title tag speed
Aircraft tag:
これは、コンパイラーにより厳密に使用されます。 航空機はフライト・プランの中のこのタグによって参照されます。
したがって、例えば、タグ AC#4 が flight plan に明示されている場合、このリストには AC#4のタグが付けられた
対応する航空機があるに違いありません。 "AC#"の接頭辞が付けられ、そしてまだ使用されていなければ
望みのタグ番号を追加することができます。 番号は65536以下でなければなりません。 同じ航空機はソース・
ファイルの異なるセットで参照されます。 同じ番号を使用する必要がありません。
Cruise speed:
これは、航空機仕様に於いて与えられた巡航速度( TAS = True Air Speed 真対気速度
)です。 それは、航空機
マニュアル、或いは他の参考資料で見つけることができます。 注: この数値はAI機の実際の巡航速度を決定
するものではありません。それは、航空機モデルの aircraft.cfg ファイルに含まれる巡航速度パラメータに基きます。
この数値はフライトの行程時間を計算するために、コンパイラーによってのみ使用されます。したがって、それは
到着時間の決定付けに使用されるのでなく、フライト・プランに対する到着時間とセクター・マッピングを提案します。
Aircraft title:
これは、航空機モデルをAI機として現れさせたいときに、どのようにしてFS2002がそれを見つけるかです。
この航空機タイトルはインストールされた航空機の aircraft.cfg ファイルにある航空機タイトルと正確に合致
しなけらばなりません。 titile = Boeing 737-400 Paint1. というような1つのラインで表示されます。
注: それぞれの航空機は Paint1、Paint2等の接尾辞を持った幾つかの異なった
"スキン"を持つことができる
ことに注意を払ってください。これらの一つ一つは同じ aircraft.cfg ファイル内で別々のタイトル・ラインを持ちます。
これらの異なったペイントの航空機は、しばしば異なった航空会社を表わします。
これが、フライト・プランを作り出すためにコンパイラーが必要とする3ソース・ファイルの内のメイン・ファイルです。
すべてのAIトラフィック・フライト・プラン、或いは少なくともコンパイルされたトラフィック・ファイルの内でグループ化
されたプランのリストです。
それぞれのフライト・プランは完全な周回(飛行)を明示しています。 周回は往路、復路の最小2区間から
成り立っています。 殆どの既存フライト・プランは 2区間で構成されますが、周回は複数の区間を持って
構成することができますから、もしお望みなら、1つのフライト・プランで経由地を並べ広げて行くような
多数の区分を持つフライト・プランの作成も可能です。 TToolsは1つのフライト・プラン内で最高200までの
区間を扱うことができます。 周回はスタート地点に戻って終わらなければなりません。
注: それぞれの区間が適切に機能するためには、(記述)が必ず1つの空港で終わらなければなりません。
殆どのフライト・プランは2、或いはより異なる空港間を移動するにもかかわらず、1つの空港で慣習周回を生み出す
フライト・プランを作り出すことができます。 Touch and Go's を参照してください。
重要: それぞれのフライト・プランはFS2002の世界で、そして不滅のオペレーション・プログラム内で1つの擬似的な
航空機を作り出します。 ひとつの航空機が一日、或いは一週間の間に幾つかのフライト・プランを持っていたりする
実世界の飛行とは違い、1つのAI機は1つのフライト・プランのみを扱わなければなりません。 もし、スケジュール内の
それぞれ参入するフライト・プランを作り出す事により、航空会社の時刻表をフライト・プラン内に変換する場合、
常に駐機スペースが使用され、周辺に居座る沢山の航空機を生み出すことになります。 もし、航空機が一日に
数回2つの空港間を行来する場合は、それぞれの空港へのそれぞれの旅のための区間を持った単純なフライト・
プランを作り出さなければなりません。或いは、航空機が日夜、一定の間隔で飛行をする場合は繰返し周期を
明示しなければなりません。
それぞれのフライト・プランは繰返し周期を明示します。 繰返し周期は、位置に何度か、或いは一週間に一度
繰り返される完全なフライト・プラン周回行動を起こさせることができます。 繰り返し周期とは
1、2、4、6、8、12
24時間間隔、或いは7日毎に繰り返される WEEK の1つを指します。殆どのフライト・プランはそれが一日に
一度だけ行なわれるような長い周回で無い限り、一日に数回繰り返されます。また、フライト・プランが WEEK で
繰り返し周期を明示しない限り、毎週、毎日、同時刻に起こります。
すべてのAI機は確定された出発地空港から確定された目的地空港へ大きな周回ルートを地点から
地点へと向けて飛行します。 FSのフライト・プランには nav-aidsによって分割されたルート、航空路
或いは他の設定されたルートを指定するような方法(対策)がありません。 フライト・ウェイポイントを
模擬するフライト・プランの区間を使用することが出来ないのです。
すべてのフライト・プランは base(基本) 構成とそれぞれの leg(区間) 対して1つの構成を持っています。
基本構成は航空機タイプやレジストレーションとかいったフライト・プランの全行程に適用するパラメータを
持っています。 区間構成は出発時間、巡航高度、目的地とかいったような区間から区間へ異なる
パラメータを指定します。
ここに、FlightPlans...txt ファイルから抜粋した幾つかの典型的なラインがあります。それぞれのラインは
完璧なフライト・プランです。
AC#4,N29696,56%,12Hr,IFR,01:46:21,06:29:27,320,F,2953,KLAX,07:46:16,12:29:22,310,F,2954,KMCO AC#27,N68008,95%,8Hr,IFR,00:11:37,03:15:36,190,F,4365,KGEU,04:11:33,07:15:32,180,F,4366,KSFO AC#1,N60168,51%,24Hr,IFR,03:45:43,09:28:50,050,F,1782,CYYZ,15:45:32,21:28:40,060,F,1783,CYQR
ここに、基本構成と区分構成に分割した上記の最初のフライト・プランがあります。
Base: AC#4,N29696,56%,12Hr,IFR, Leg1: 01:46:21,06:29:27,320,F,2953,KLAX, Leg2: 07:46:16,12:29:22,310,F,2954,KMCO
それぞれのLEG(
区分)はその区分の目的地空港をもって終了します。最後の区分は常に最初の区分への
後退を引き継ぎます。このフライトプランのレイアウトに於ける1つの予期せぬ奇癖ですが、最初の空港、
つまり最初のLEG(区分)の出発地が常にフライトプランの最後に発見されるということです。ですから上記の
フライトプランはKMCOから始まり、最初の区間は01:46:21に出発し、KLAXに向けての旅行、そして最後の
LEG(区分)は07:46:16に出発し、KMCOへ戻ることを表しています。
BASE COMPONENT:基本構成
ここに、それぞれのフィールドの記述で展開された1つのフライト・プランの基本構成があります。
これらのパラメータはフライト・プランのすべてのLEG(区分)に対して不変のまま残ります。
AC#4 , N29696 , 56% , 12Hr , IFR | | | | | Aircraft Aircraft Traffic Repeat IFR tag registration percent period VFR
Aircraft tag:
これは、厳密にコンパイラーによって使用されます。 このフライト・プラントと供に使用される
Aircraft...txt ソース
ファイル内の航空機を明示します。 Aircraft.txt fieから選択した航空機はどれでもフライトプランに使用
することが可能です。しかしフライト・プランのパラメータ、特に高度、旅行距離、そして飛行時間は使用される
航空機タイプに対して現実的な数値でなければなりません。
Aircraft registration:
これは、しばし航空機の「テール番号」と呼ばれます。もし航空機モデルが1つの航空会社として連帯されて
なければATCのコールサインとして使用されます。レジストレーションは最高7文字で、どのようなテキストにも
変更が可能です。国籍指定の航空機の登録に置き替えることも可能です。マイクロソフトは無造作にこれを
「N」 ナンバーにアサインしたように思われます。
Traffic Percent:
これは、(ATCのセッティングウィンドウ上で)AI機が現れるためのFSのトラフィック比率セッティングの
レベルを指定します。もしこれが56%とすれば、AI機のフライトはトラフィックのコントロール比率が56%か
それ以上の場合に出現します。これは1から100%の間でなければなりません。もし、毎回100%の
トラフィックで走行させるのであれば、この数値は重要ではありません。
Repeat period:
これは、フライトプランが1日に於いて何回繰り返されるかを指定します。それは通常、何時間置きに
1回となりますが、1、2、4、6、8、12,24時間に1回といったケース、或いは単語WEEKといった設定も
可能です。例えば、KORDからCYYZへの飛行でKORDへの折り返し出発時間が00:21GMT(UTC)、
繰り返し周期が6時間に設定されたフライトプランの場合、同じフライトが06:21、12:21、そして18:21に
KORDを出発するでしょう。もし繰り返し周期を6時間に設定した場合、航空機は次の巡回飛行の準備を
するために、6時間以内に巡回を完了しなければなりません。これには、タキシング時間と目的地での
滞在時間も含まれます。実世界問いは違い、AIソフトウェアは長時間バックアップするようなフライトを
許可していません。もしフライトプランが明記する場所に航空機が居ない場合、おそらく航空機は姿を消す
ことになるかも知れません。
IFR/VFR
これは、ATCがAI機を如何に処理するかを指定します。
ここに展開された1つのフライトプランのLEG(区分)があります。これらのパラメータは指定区分に適用します。
最低2つのLEGがなければなりません。LEGは、ラインの最後にオリジナル空港に戻る折り返しLEGを保持する
ことを条件に、フライト・プランのラインへ簡単に追加することが可能です。
01:46:21 , 06:29:27 , 320 , F , 2953 , KLAX | | | | | | Departure Arrival Cruise F Flight Destination time time altitude or number airport R
Departure time:
これは航空機がフライトプランのこのLEGに対して飛行を開始するため、ターミナルゲート或いは、駐機場を
離れる時間を意味します。(パワーアップやATCクリアランスのために少し時間の余裕を与えてください。
全てのフライトプランはUTC(GMT)時間を使用します。 hh:mm:ssの順になりますが、秒を省略して
hh:mm を
使用することも可能です。
もし WEEK 繰り返し周期を設定すれば、出発時間に対して曜日を指定することが可能です。これは0から6
(0=日曜日、1=月曜日. . . 6=土曜日)で、例えば、水曜日の11PM(GMT)に出発に対して3/23:00:00
という具合に d/hh:mm:ssの順で時間の前に表します。WEEKを明示せずに曜日のみを明示した場合は
無視されます。
Arrival time:
これは、目的地空港への到着予定時間です。 これは、コンパイラーに到着時間を計算させたり、ユーザーが
決まった到着時間を定義する二通りの方法が使用されます。
デフォルトで、このフィールドはコンパイラーにより計算されます。 それを埋める必要がありません。
実際は、ここに何かを埋めたとしてもコンパイラーは無視します。したがってそれを空白(例えば、
,00:00:00, 或いは , , )にして置くことができます。コンパイラーがこの数値を計算した場合は、それが
空港・エアースペースへの実際の到着時間になります。ゲート、或いは駐機・スペースへの到着時間は
着陸してタキシングの後、約15分後になります。 コンパイル時にTToolsは計算した時間をこのフィールドに
自動的に挿入します。 フライト・プラン・ファイルを開ければ到着時間を見ることができます。 コンパイラーは
航空機に明示された巡航速度、2空港間の距離を利用して飛行時間を計算します。
二者択一的に、@・シンボル(例えば、@11:26:00 或いは @6/22:13:00)を先に付ける事により決まった
到着時間を明示することができます。その場合、コンパイラーは航空機に与えられた巡航速度、或いはフライト・
プランの別の区間に利用される巡航速度に関係なく、フライト・プランのその区間に対して指定された時間に到着
するために必要な巡航速度を計算します。指定した到着時間を使用するときは、実際には数分加算したゲートへの
到着時間になり、そしてコンパイラーが計算した航空領域への到着時間ではありません。
到着時間と供に使用できるもう1つの接頭辞は、" TNG " ( Touch and Go 例えば、TNG15:00:00 )です。
これは、航空機が空港へ到着時、指定した時間(例では15:00:00)迄周回飛行を行なわせることを明示します。
Cruise altitude:
これは、数百フィート単位で示されたフライト・プランの区間に対する巡航高度(或いは、フライト・レベル)です。
注意: 現実味を維持するために、フライト・プランは方向によって偶数/奇数の高度分離規則に従っています。
従って、往路と折り返し区間は別々の高度を有しています。高度は区間に従って一部分的に変更することは
できません。
F or R
このフィールドの
'F'は、或る航空機が航空会社と結びつけられている場合、航空会社名とフライトナンバーが
ATCのコールサイン(例えば、"Landmark
1213")として使用されることを明示しています。'R'は例えそれが
航空会社であっても航空機の登録(テールナンバー)がコールサインとして使用されることを明示します。
全ての既存フライトプランは、航空会社のフライトナンバーでのコールサインを許可するのに'F'にセッティング
使用されています。
Flight number:
これは航空会社に結び付けられた航空機に対してのみ適用され、'F'或いは'R'フラッグが'F'にセットされて
いる場合には航空会社のフライトナンバーによるコールサインが許可されます。これはフライトプランのこの
LEGに対する航空会社のフライトナンバーを意味します。ATCは航空会社名と共に航空機のコールサインに
このナンバーを使用します。航空会社名はtraffic
fileで指定されているのではなく、FS2002の航空機使用の
ためのaircraft.cfg
fileの中でセットされることに注意を払ってください。例えば、ストック機の"Landmark
Airlines" Boeing
737 paint 1を指定し、フライトプランのこのLEGに対してフライトナンバーを2953とした場合
航空機はATC通信の中で "Landmark
2953"
と呼ばれるでしょう。実世界では往路と復路に対するフライト
ナンバーが常に偶数/奇数案で区別されていることに注意を払ってください。このフィールドには数字以外の
文字を使用することができません。
Destination airport:
これは、フライト・プランのその区間に対する目的地を明示しています。この空港は
Airports...txt ソースファイルに
含まれていなければならず、もし航空機を実際にそこに着陸、駐機させたいのであれば、駐機するスペースのある
空港でなければなりません。
Leg Sequencing:
ここにKLAX> KLAS> KDEN> KSFO そして
KLAXに戻る4区間に跨るフライトプランの1つの例があります。
以下は明瞭にするため、数行に分けて記述しておりますが、実際のソースファイルに於いては全て同一行に記述
されることに注意を払ってください。
Base: AC#6,N14023,1%,12Hr,IFR, Leg1: 01:02:00,01:42:00,250,F,7770,KLAS, Leg2: 02:45:00,04:06:32,250,F,7771,KDEN, Leg3: 05:05:00,07:02:19,260,F,7772,KSFO, Leg4: 07:50:00,08:40:46,025,F,7773,KLAX
LEGの順序に対する規則は以下の通りです。
1. このケースに於いて起点なる空港はKLAXで常にフライトプランの最後に表されます。最初のLEG(区分)は
正にその空港を(KLAXからKLASへ)出発する区分を表します。
2. 旅行は起点の空港に戻るように繋がってなければなりません。ですから最後のLEGはそれがどこからで
あろうと起点の空港(KSFOからKLAX)へ戻って来なければなりません。
3. LEGはその日の始発から最終発(01:02,02:45,05:05,07:50)へ時間の順序立てをしなければ
なりません。
4. それぞれの空港で到着から出発まで考慮すべき駐機時間が有ります。そうでなければ、飛行機は
ただちに引き返したりパーキングスポット、或いはゲートに到着後直ぐさま出発といったケースで到着と
出発が重なってしまう可能性が有ります。
5. 周回飛行は繰り返し周期内、上記の例では12時間以内で完了しなければなりません。もしそれが
周期内で行うことが出来ない場合は、長めの周期を選択してください。
6. 24時間の繰り返し周期に於いてフライトLEGは00:00:00を交差することが可能です。例えば、
23:00:00に出発01:00:00に到着といった具合に・・・ もし航空機が次のLEGに対して
02:00:00に出発するとすれば、それは本来00:00:00以降の最初の出発として、フライトプランの
最初のLEGになるに違いありません。航空機が00:00:00以降に着陸したとしても、さほど重要な
ことではありません。
7. 1つのフライト・プランは最高200の区間を持つことができます。
AI機は指名された 'ホーム' 空港を持たないことに注意を払ってください。' イニシャル'
空港とは単純に航空機が
00:00:00以降から出発する最初の空港を意味します。AI機は本質的に永久輪状行動を取りますから、ホーム
空港という概念が幾分はっきりといたしません。上記の例では、KDENが容易にホーム空港で有り得ます。
ここに、ロス・アンゼルスからシドニーへの WEEK 繰り返し周期を利用したフライト・プランの例があります。
最初の区間の出発は火曜日( 2/ )の12:00:00で、水曜日( 2/ )の01:43:33に到着を意味します。
折り返し区間の出発は水曜日の05:00:00になります。
Base: AC#11,N10322,10%,WEEK,IFR, Leg1: 2/12:00:00,3/01:43:33,360,F,7366,YSSY, Leg2: 3/05:00:00,3/18:43:36,350,F,7363,KLAX
ここに、週単位のフライト・プランについての要点を掲げて置きます。
1. もし、繰り返し周期に WEEKを指定する場合は、出発時刻は曜日(0/
日曜日から 6/ 土曜日)を
含んでなければなりません。
2. 週単位のフライト・プランは、例えば、月曜から金曜までのデイリー運行スケジュールで複数の区間
(最高200)を持つこともできます。
3. 区間は週の始発から最終発まで、時間の順序立てをしなければなりません。
4. どの区間でも到着時刻はひ日を跨ぐことが可能です。
5. 最後の区間はその週の最後の日を跨ぐことが可能です。(6/ --土曜日)が次の週の最初の日(0/
--日曜日)
を越える。
6. デイリー・フライト・プランとして、旅行は起点の空港へ戻るように繋がっていなければならない。
7. 注: 週単位のフライト・プランは定刻出発については少し短くなります。与えられた出発時刻より1−2分
早く出発します。
8. FSウィンドウ上で、飛行開始前に日付と時刻をセットするとき、ローカル・タイム、或いはGMTのどちらかで
時刻をセットできますが、日付(曜日)はローカル・タイムに適用されます。AIフライト・プランに於いて、出発・
到着の日付と時刻はGMTが適用されます。もし指定する日付に出発するAI機を観察したいのであれば、
それらが深夜と向かい合った時間にあった場合、ローカル・タイムとGMTは異なった日付になるであろうと
いう事実を考慮することを確かめてください。したがって、飛行を開始する日付を1日上下させて調整する
必要があります。
もし、これらの規則に従われなかった場合、障害の結果にはならないでしょうけど、それは単に航空機は予期する
時間・場所に現れないか、或いは全く現れないことを意味します。
FS2004に対して、マイクロソフト社は航空機が周回飛行を実行するようにプログラムに能力を付け加えました。
これは、到着時刻フィールドにコード "TNG" という接頭辞を付けることによって行なわれます。 例えば
:
AC#26,N14023,1%,24Hr,VFR, 20:00:00,TNG21:30:00,050,R,0000,CZBB, 23:00:00,23:35:00,050,R,0000,CYXX,
フライト・プランのどの区間にたいしても、タッチアンドゴーをプログラムすることが可能です。AI機は通常の巡航速度で
飛行し、そして到着に於いて、到着時刻(上の例では 21:30:00)まで周回飛行をします。もし次の区間の出発
時刻が現在区間の到着時間10分以内の場合、AI機は着陸せず、その代わり、次の目的地へ飛行するでしょう。
もし、次の区間の出発時刻まで10分以上あれば、AI機は通常の着陸を行い、次の区間に於ける予定された出発
時刻まで駐機を行なうでしょう。到着と次の出発時刻との間に1分、或いはそれ以上の時間を置く必要があります。
もし、到着と次の出発時刻を同時間にした場合、問題が起こり得ます。
同様に、他の空港に行くことなく同じ空港で周回飛行を実行させることも可能です。これには尚以って2区間が
必要ですが、両区間は同じ空港を以って記述されます。 一つの区間を以ってタッチアンドゴーのフライト・プランを
持つことは理論上可能ですが、適切に働くようには思えません。ここに、一つの空港慣習セッションを扱った例が
あります。
AC#26,N1234,1%,24Hr,VFR, 17:00:00,TNG18:00:00,010,R,0000,CYOW, 20:00:00,TNG21:00:00,010,R,0000,CYOW,
この例では、航空機は17:00に離陸して直ちに周回飛行に入ります。航空機は18:00まで周回飛行を続け、そして
着陸に入り駐機します。航空機は20:00に再び離陸して1時間の間周回飛行を実行します。そして再び着陸します。
周回飛行は空港ファシリティーデータで明示された高度と方位のパターンで実行されます。
FS2002は TNG フラッグに出くわした場合、それを無視し、そして目的地空港に到着したとき、指定到着時刻まで
周回飛行を実行する変わりに、直ちに着陸が行なわれるでしょう。
総てのFS航空機は 様々なサブ・モデル(塗装スチーム)の航空機に対して、沢山のパラメーターで明示された
aircraft.cfgと命名されたファイルから来ています。 その中の3つのパラメーターはAIのフライト・プランによって
取って替えられます。
atc_id=N700MS
これは、AI機を無視するでしょう。AIは常にフライト・プランで供給されたレジストレーション番号を使用します。
atc_flight_number=1123
これもまた、AI機に対して無視させる事が可能です。AIは常にフライト・プランで供給されたふらいと・ナンバーを
使用します。
atc_airline=Orbit
もしこれが aircraft.cfg ファイルに明示されているとき、AI機は通常、フライト・プランに明示されたフライト・ナンバーと
供にコールサインの一部としてこの航空会社名を使用します。例えば、"Orbit
3401"。 AIフライト・プランは航空会社を
変更できませんが、もし フライト・プラン内で、"F" 或いは "R"
フラッグが "R" にセットされていれば、航空会社はコール・
サインに対してレジストレーションを使用します。例えば "N29696"。そして、もし航空機モデルに
"atc_airline" が
明示されていないときは、航空会社名とフライト・ナンバーは無視されるでしょう。そしてAI機は
"F" 或いは "R" の
セッティングに関係なく、レジストレーション・コール・サインを使うでしょう。
多くのアドオン機にはAI機として使用されるときに問題があります。主な問題は着陸・ギアの紛失、不時着、そして
フレーム・レートの悪化です。これらの問題はすべて、AI仕様として明確にデザインされたアドオン機を使用する
ことによって回避することができます。Project AI グループ(PAI)は非常に沢山の整頓された航空機を有し、すべて
問題フリーのAI仕様としてデザインされています。可能な限りこのフリーウェアのアドオン・ソースを使う事を大いに
推奨します。
もし、AI仕様として明確にデザインされていないアドオン機を使用することを決めたなら、幾らかの痕跡とエラーのために
用意された残りのセッションを読まれた方が良いと思います。
数ダースのアドオン機を追加する前に、試しに1、2機追加してスタートし、その動作を観察してみる方が良いでしょう。
貴方は多分、如何なる問題も無いことを確かめるために、アドオン機が離・着陸する様子を見てみたいでしょうから。
これは、AI機の最も一般的な問題です。
着陸・ギア、固定パーツの紛失
これは、FS98、FS2000、そして幾らかのFS2002用の航空機に当てはまります。殆どの航空機はムービング・
パーツの無い、古い機体作成プログラムで作成されたもので、AI機として使用されたときに起こります。したがって
着陸・ギアが表示されなかったり、フラップやプロペラ−が動かなかったりします。それ以外は適切に動くかも
知れませんが、タキシングの際には地上を浮遊して現れます。
これは、航空機自身の問題で、パーツを動かすためのAI管理ソフトで応じることができません。このための如何なる
修正方法もありません。
推薦されたGMAX製作プログラムにより作成された航空機には、この問題がありません。この問題を回避するには
多分、固定ギアを持つ航空機を除いて、GMAX製の航空機を使用するしかありません。
不時着、軌道を逸脱した飛行
AI機に使用されるアドオン機の2つ目の問題は、時々不安定で、適切に飛行できないことや、クラッシュする事無く
着陸することができないことです。これはFSのAIソフト・ウェアが航空機モデルについてあまりにも敏感すぎるのが
問題のようにも思われます。これは通常、似たタイプの安定した航空機、特に既存航空機の ".air" ファイルに置き
換えることによって修正が可能です。
例えば、FS既存の737型機の .air ファイルを以ってアドオン機 A320 の .air
ファイルに置き換えることが可能です。
.air ファイルは個々の航空機のためのフォルダの中にあり、例えば、"Boeing737-400.air"というようなファイル名を
持っています。ファイルを代用する場合は、置き換えようとするファイル名と同じ名前を与える事を確認してください。
これは、一方的な効果ですが、もしアドオン機を自機としてAI機と同じように飛ばしたいのであれば、航空機は
.air ファイルコピー元の航空機と同じように振る舞うでしょう。上記のA320の例に於いて、もし自機として飛ばした
場合、見た目はA320ですが、737のような飛行を行ないます。これを回避するには、航空機のコピーを作成して
1コピーをAI機用に、そしてもう1つを飛行ように保存してください。これをするためには、すべてのコンテンツを
含む aircraft フォルダの控えのコピーを作成する必要があります。控えのフォルダ名は重要ではありません。
飛行可能なバージョン用のフォルダにAI機に添付された .air ファイルを保存し、AIバージョン用には置き換えた
.air ファイルを使用します。1つのバージョン、(通常はAIバージョン)の名前を変更する必要があります。 これは
航空機モデル自身の aircraft.cfg ファイル、TrafficToolsが使用するすべてのAI機がリストされている
Aircraft.txt
ファイルのどちらに対しても名前の変更が要求されます。航空機の名前は "title=Boeing
737-400 Paint1" の
ような1つの説明行と供に aircraft.cfg ファイル内にセットされています。注意: 航空機が複数の塗装モデルを
持つ場合、ファイル内にはこれらの名前のパラメーターが1つ以上あることに注意を払ってください。
困惑するにはまだ不十分ですが、もし航空機のコピーをこの方法で作成した場合、両方のコピーがFS2002の
航空機リストの中に現れます。飛行可能な航空機のリスト内にAIバージョンの航空機を見たくなければ、.air
ファイル内のパレメーターを変更する事によって移動させることができます。これをするには、主要 flight
sim
ウェブ・サイトから入手可能な "AirEd"と呼ばれるユーティリティーを使用する必要があります。
このユーティリティーを使用して .air ファイルを開き、"AircraftType"
パラメーターを 0 から 2 に変更します。
これで航空機はAI専用にされます。したがって飛行可能な航空機リストには表示されなくなります。
注意: FSのデフォルト機を使ってリペイントされた代用の塗装スチームを持つ航空機や航空会社別にリペイントされた
航空機には通常このような問題は無く、使用されています。
フレーム・レートの悪化:
一般的に、より詳細化された航空機はフレーム・レート上により多くのインパクトを与えます。これらの詳細化された
航空機の1つを飛行させる場合はそんなに問題はないのですが、1つの空港に1ダースもの航空機を置いた場合
FSを這うように遅くさせます。AI仕様として明確に作成された航空機は、通常、フレーム・レートに対して非常に
やさしく作られています。
以下の翻訳を省きます
The following command line switches will be of interest to developers who
want to run TTools to compile or de-compile using a front-end program,
or general users who want to call TTools from a batch file or a Shortcut.
If you create a Windows Shortcut icon to run TTools you can have the shortcut issue command line switches for you. If you open the Properties window for the shortcut you can put command line switches at the very end of the compiler path in the 禅arget box ( e.g. "/TTools.exe /co /t4 /na" to get TTools to automatically compile a traffic file for FS2004 and to not insert arrival times).
Here are the switches (note that upper or lower case is not important):
/co<suffix>
Compile: This will cause the compiler to run automatically when the program is started. The program will close automatically on completion, unless the /fp or /ep (Error Prompt or Failure Prompt) switches are also given. The 壮uffix specifies which set of source files to compile. For example: /co030528 will cause the source file set with that suffix compiled (e.g. FlightPlans030528.txt, etc.) to be compiled. The suffix can also be wrapped in quotes, for example /co"30528". If the source files have no suffix (e.g. FlightPlans.txt) then use /co alone.
/de<suffix>
De-compile: This will cause the de-compiler to run automatically when the program is started. The program will close automatically on completion, unless the /fp or /ep (Error Prompt or Failure Prompt) switches are also given. The 壮uffix specifies which traffic file to de-compile. For example: /de030528 will cause the stock traffic file (traffic030528.bgl) to be de-compiled. The suffix can also be wrapped in quotes, for example /de"30528". If the traffic file has no suffix (e.g. traffic.bgl) then use /de alone.
/sd
Use the default Source Files folder for compiling and de-compiling. You can only use one of the switches /sd or /sf at the same time. If you omit them both then /sd will be assumed.
/sf<source folder>
Use the specified Source Files folder for compiling and de-compiling. For example: /sfc:\AIPlanning\ . If the specified path contains spaces then you must wrap the path in quotes. For example: /sf "c:\AI Flight Planning\" . The closing 曾 is optional. You can only use one of the switches /sd or /sf at the same time.
/t2
Use the FS2002 default Traffic Files folder for compiling and de-compiling. You can only use one of the switches /t2, /t4 or /tf at the same time. If you omit all three then /t4 will be assumed, or /t2 if FS2004 was not found.
/t4
Use the FS2004 default Traffic Files folder for compiling and de-compiling. You can only use one of the switches /t2, /t4 or /tf at the same time.
/tf<traffic folder>
Use the specified Traffic Files folder for compiling and de-compiling. For example: /tfc:\AIPlanning\ or /tf "c:\AI Flight Planning\" . You can only use one of the switches /t2, /t4 or /tf at the same time.
/fp
Finish Prompt: If this switch is included with /co or /de (Compile or De-compile) then the program will display a message box "Click OK to Exit" when the compile or de-compile finishes. Normally the program would exit automatically after completing a compile or de-compile without requiring user input.
/ep
Error Prompt: This switch is similar to /fp (Finish Prompt) but will display a message box "Click OK to Exit" only if an error occurred, thus allowing the user to examine the error information. Otherwise, the program will automatically close on a successful compile or de-compile.
/na
No Arrivals: This switch will prevent the compiler from automatically inserting the calculated arrival times in the FlightPlanstxt file.
For developers intending to call TTools automatically from another program, for example using a ShellExecute API call, you can copy the source files into the TTools folder and run the compiler with the following command line (assuming a suffix of MyPlans, and FS2004 for the traffic file destination):
Ttools.exe /co"MyPlans" /t4
Alternatively, you could tell the compiler to take the source files from another folder:
TTools.exe /co"MyPlans" /sf"MyAIProgram" /t4
The user can configure the source and traffic folders while he is running TTools and the program will remember those settings between runs, but when you compile or de-compile using the command line (/co or /de) the user痴 settings will be ignored and the program will assume the default source and traffic folders, unless told otherwise by using the /sf or /tf switches to redirect those folders. When TTools is run to compile or de-compile using the command line it will not effect any of the user痴 saved program settings.
Using the /t2 or /t4 switches to direct TTools to use the default FS2002 or FS2004 traffic folder could have a pitfall: TTools determines the location of FS2002 and FS2004 using the FS Registry entries. This works well 99% of the time, but on occasion a user will move FS without re-installing it, and the Registry entry will no longer be correct. TTools will think that the given version of FS is not installed and will not have a default traffic folder. You can get around this a couple of ways: One way is to advise the user to start TTools when it is first installed and look at the FS2002 / FS2004 checkboxes under the File menu to verify that TTools knows about the installed versions of FS. A more reliable method is to specify the Traffic Files folder on the command line using the /tf switch, rather than depending on the /t2 and /t4 switches to direct TTools to use the default traffic folders. For Example:
TTools.exe /co"MyPlans" /tf"C:\Program Files\Microsoft Games\FS2002\SCENEDB\ATC\Scenery"
You do not need to specify /t2 or /t4 in this case because you are explicitly telling the program where to deposit the traffic file. Of course, this method assumes that your program has already somehow determined which version(s) of FS to use and where those FS versions are located.
If you do decide to use the /t2 /t4 method to direct the compiler and de-compiler to use the default FS traffic folder, and if the requested version of FS is not installed, then TTools will return an error exit code. In this case the exit code will be 1 (ERR_FS_VERSION_UNAVAILABLE). See the following Exit Codes section.
Exit Codes:
If your program calls TTools using a ShellExecute API call then you can also get the exit code when the program completes. Here is the C code to do that (VB will be similar):
// call TTools with parameters in ShExecInfo structure ShellExecuteEx( &ShExecInfo ); // wait for TTools to finish if( ShExecInfo.hProcess != NULL ) { do { Sleep( 100 ); GetExitCodeProcess( ShExecInfo.hProcess, &ExitCode ); } while( ExitCode == STILL_ACTIVE ); }
Here are some exit codes that are of particular interest when calling TTools:
0 = STATUS_OK - Normal successful completion of compile or de-compile.
1 = FS_VERSION_UNAVAILABLE - /t2 or /t4 was used on the command line, but TTools couldn稚 find that version.
2 = MISSING_SOURCE_FILE - One or all of the source files specified by the 壮uffix in /co<suffix> wasn稚 found in the specified Source Files folder.
3 = MISSING_TRAFFIC_FILE - The traffic file specified by the 壮uffix in /de<suffix> wasn稚 found in the specified Traffic Files folder.
4 = USER_CANCELLED - The used pressed the cancel button while compiling or de-compiling.
There are numerous other error codes, mostly relating to syntax or formatting errors in source files. Only with STATUS_OK can you assume the end-product files were created successfully.
TTools はFS2002、FS2004のどちらがインストールされているのか知らないように思うのですが・・・
これは、FSを再・インストールしないで、FSフォルダを移動させた場合に起こります。 FSのバージョンを
見つけるために、何処に在るのかを言及する、File menu 下の "Locate Flight Simulator"という項目を
使用することができます。
アドオン機に着陸・ギアが無いのですが・・・
古い航空機作成ツールを使って作成された航空機は、常にこの問題を抱えています。GMAXビルダーを使って
作成された航空機にはこのような問題はありません。 可能な限りアドオンにはGMAX製の航空機を探すよう
心掛けてください。或いは、まだ良いのは、AI用に明確にデザインされた航空機を使用することです。
セクション Guidelines for Adding Aircraft. (アドオン機追加のためのガイドライン)を参照願います。
アドオン機には動作するプロペラやフラップが無いのですが・・・
これは、前述の問題と同じ原因を抱えてます。
アドオン機は不時着、或いは滑走路の手前で着陸するのですが・・・
FSのAIソフト・ウェアはAI機に使用される航空機の飛行特性について非常に敏感であるように思われます。
もし航空機が適切に着陸できない場合、通常、ソフト・ウェアが着陸可能にするような良く似た航空機の
.air ファイルを代用することによって解決することができます。或いはまだマシな方法として、AI用に明確に
デザインされた航空機を使用することです。 セクション Guidelines for Adding Aircraft. を参照願います。
アドオン機は上昇・下降をして制御不能であるかのように思えるのですが・・・
これは、前述の問題と同じ原因を抱えています。
航空機は着陸できずに、"着陸復行"を繰り返したり、或いは遠くへ飛び去るのですが・・・
これは、幾つかの事によって引き起こされます。
FS2002に限って: 或る空港(例えば、マウイ)に於いて、或いは幾つかの空港へアプローチ中に、航空機が
着陸するのを防ぐ、FS2002 AI地形回避機構にバグがあります。これについては、それほど多くはありませんが
しばしば引き起こされます。しかし、それは時々風方向を変更したり、或いは全く異なる滑走路をAFCADを
利用して活動的な滑走路にすることによって"忌わしい"地形エリアを回避して代替のアプローチを開くのを
手伝います。空港から、或いは山岳から5あるいは10マイル離した空港移動修正(Airports.txt
ファイル
セクション参照)もまた助けになるかも知れません。地形回避はFS2004で改良されています。
FS2002に限って: FS2002のAI 降下プランニングに於いてもう1つのバグがあります。 AI降下プランがが
空港から40マイルのようなアプローチ上の中間距離で具体化された場合、通常は降下プロファイルに対して
妥当な高度で具体化されるのですが、航空機は巡航高度まで "ロケット"
バックします。 航空機は、結局は
再び通常の降下プロファイルを確立しますが、着陸に与えられる空港への制限距離より遥かに高い遠い位置に
あります。これは、フライト・プラン内の巡航高度を縮小する事によって修正が可能ですが、不運なことに、これは
747に対して20,000フィートと言った非現実的な低い高度が要求されます。違った滑走路(アプローチ)を
開くことも、また助けになると思います。
航空機が着陸しない別の原因は、滑走路が航空機のタイプに対してあまりにも短すぎる場合です。
フライト・プラン、或いは航空機を変更しましたが、フライト・シムの世界で何も変更されていません。
FS2002に限って: 変更を加える前に traffic.bgl ファイルのコピーを作成しましたか?そして同じフォルダ内に
そのコピーを置きましたか?FS2002は例えそれが異なる名前を持っているとしても、しばしばコピーされた
ファイルを読んで、改変された traffic.bgl ファイルを無視するでしょう。これはFS2002が既存のAIトラフィックを
用いて走行していることを意味します。ファイルのコピーを作成する場合は、ファイル拡張子を
".bgl" から ".xyz"
のような別のものに変更してください。そうすれば、FS2002はそれを読み込もうとしなくなります。
供に飛行する重複したAI機
これは、重複したフライト・プランがあるとき、或いはトラフィック・ファイルのバックアップを取り、拡張子が
".bgl" のままで
保存されているときに起こります。FSは主要ファイルと同じようにバックアップファイルを読み込んで使用します。
新しいフライト・プランを作成しましたが、航空機が現れませんでした。また、予定時刻に出発しませんでした。
エディターを使用して FlightPlans や aircraft ファイルを改変し、セーブしたファイルを新しいトラフィック・ファイルに
コンパイルした場合は、チェックすべき事が2、3有ります。
フライト・プランの表示時間はすべてGMTによります。FSに入って開始時間をセットするとき、AI機を予定時刻に
出発(或いは到着)させたいのであれば、ローカル・タイムではなく、GMTを使用して時間をセットしてください。
正しい出発時刻を使用していることを確認してください。出発空港とその空港からの出発時刻はフライト・プラン内の
それぞれ別の区間内に見出されることに困惑するかも知れません。例えば、以下のフライト・プランで、航空機は
CYQRから03:45:43に出発して15:45:32にCYYZを出発します。
AC#1,N60168,51%,24Hr,IFR, 03:45:43,09:28:50,050,F,1782,CYYZ, 15:45:32,21:28:40,060,F,1783,CYQR
もし、新しいフライト・プランを作成し、そして新しいアドオン機を使用する場合は、一時的に既存の航空機を使用
するようにフライト・プランを変更してコンパイルしてください。 フライト・プラン、或いは航空機のどちらが問題
なのかを絞り込む事ができます。幾つかの古いアドオン機はどういう訳か現れないことがあります。
フライト・プランが新しいアドオン機を使用する場合、航空機名が正しいかどうかを確認してください。それは
航空機に対してaircraft.cfg ファイル内の空白が使用されていない "titile="
というラインと合致していなければ
なりません。
もし、管制塔の無い(FS2002のみ)、或いは駐機するのに充分な大きさのスペースがない、或いは航空機に対する
ゲートの無い空港を出発するフライト・プランを作成した場合、航空機は出現しないでしょう。AFCADを使って、或いは
FS内の Current Location ウィンドウから駐機スペースの数とサイズを見つけ出すことができます。
そのウィンドウの下の方に滑走路が選択できるリスト・ボックスがあり、リストの下に総ての駐機スペースとゲートが
表示されています。
フライト・プランの繰り返し周期はフライト・プランの両区間と一区間ではなく、両端に於けるストップ・オーバー時間を
取り込むのに十分な大きさかどうかを確認してください。6時間の繰り返し周期を以ってNew
York から LA への
飛行はできないということです。
もし、週単位の繰返し周期を使用する場合は、FSに入る前に正しい日付をセットしているかどうか確認してください。
FSにセットする日付はローカル・タイムですが、フライト・プランに明示する日付はGMTに於いてです。
AI機が出発しない場合は、前日、或いは翌日への変更を試してみてください。
前述の問題に関しての記述も参照願います。
アドオン機をもつ空港ではフレーム・レートが極端に低下します。
アドオン機の中には、例えそれが非常に詳細な作りに見えなくても、画像表示処理に非常に大きなパワーを
必要とするようなものがあります。
もしこのような航空機を1機、或いはそれ以上使用する場合、フレーム・レートに苦しむでしょう。それぞれ違った
航空機をタキシングさせてフレーム・レートの低下を観察し、どの航空機が問題を引き起こしているのかを決定
することができます。もし動作しないときは、一時的にAircraft.txt ファイルから2−3の航空機を削除して、既存の
同タイプの航空機と差し替えてトラフィック・ファイルをコンパイルすることができます。もし問題が解消すれば
これらの航空機の1つが問題を引き起こしていたことになります。
注意: 例え航空機がフレーム・レートに対して普通よりは適度に悪いとしても、一時に複数の同じモデルを使用
した場合は、非常に低いフレーム・レートを引き起こします。できれば、AIを目的にデザインされた航空機を使用
してください。これらは普通、フレーム・レートに於いて非常に軽くなっています。
1つ以上のフライト・プラン上で同じ航空機モデルを使用することができますか?
同じモデルを、たとえ、同時刻に飛行する場合でも希望するだけ使用することができます。 FSはモデル・ファイルから
必要に応じて多くの航空機のイメージを作るだけです。
ヘリコプターを使用することができますか?
ヘリコプターは生まれつき、AIとして動きません。
水上機は使用可能ですか?
水上機はFS2004で使用可能と報告されていますが、FS2002ではAIとして適切に動きません。
航空機は着陸後、直ぐさま姿を消します。
これは、通常、空港にゲート、或いは駐機スペースが無い事を意味します。これは、空港に適切なサイズの駐機
スペースが無いか、或いは適切な駐機スペースが既にすべて使用されているか、どちらかの理由によります。
737、或いはそれ以上の大きなジェットはゲートが必要です。(ゲートはすべてランプ・パーキングよりは大きいです)
したがって、もし、737がゲートの無い空港に着陸した場合、姿がを消してしまいます。
次のパラグラフも参考願います。
パーキング・スペースを追加したり変更することができますか?
AFCADと呼ばれるプログラムを使ってパーキング・スポットを追加したり、大きくすることができます。
AI機は着陸後、滑走路上に居座ってしまうのですが・・・
FS2002に限って: これは、管制塔(ATCタワーとグランド周波数)を持たない空港に航空機を着陸させるように
プログラムしたときに起こります。 AFCADと呼ばれるプログラムを使ってATCを追加することができます。
AI機は滑走路へタキシング後、一時停止地点で凍って(動かなくなる)しまうのですが・・・
これは、改変された空港で、一時停止地点が滑走路から離れすぎる場合に起こります。 一時停止地点は滑走路の
縁から225フィート以内になければなりません。 AFCADを使ってこれを修正することができます。
どのAI機も、現れなくなりました。
FS2002に限って: サード・パーティーによる航空機インストーラーにはAI機を突然見えなくさせる問題を引き起こす
ものがあります。メイン・Aircraft フォルダ "FS2002\aircraft" を確認して、"default.dp"と名付けられたファイルの
有無を確認してみてください。もしファイルが欠落している場合は、FS2002のCD
ディスク1からリ・ロードする事が
できます。 それは、AIRCRAFT.CABと呼ばれるファイルに含まれ、Zip プログラムを用いて抽出する事ができます。
コンパイルと逆コンパイルを行なったときに、出発時刻が変更されました。
同じフライト・プランをコンパイル、逆コンパイルしたときに、出発時刻が変更されていることに気付くかも知れません。
通常は数秒速く開始されます。これは、トラフィック・ファイルが正確な秒を以って時刻をセーブしないことが理由です。
時間 "パケット" に於いてコンパイラーはタイム・パケットにフィットするように時間を切り捨てなければなりません。
出発時刻が、例えば、08:21に時刻をセットしたのに00:21へ時刻を切られたように徹底して低く設定されて
いるこに気付くかもしれませんが、これは繰り返し周期を設定したことにより、出発時刻が分けられたためです。
例えば、もし繰り返し周期を4時間に設定したとして、フライト・プランは00:00から23:59まで4時間毎に
繰り返されます。したがって、もし08:21を出発時刻に指定した場合、コンパイラーは00:21に切り捨てますので
フライトは00:21、04:21、08:21、12:21等に出発するようになります。 注意: フライトは貴方が指定した
08:21に依然として出発するでしょう。AIソフト・ウェアはこのようにして、フライト・プランの時刻を必要としています。
問題があれば、先ず、問題と Q & A セクションを調べてください。もし、そこで解決を見出せなかったときは
使用中のTrafficTools package と供に下記へ報告してください。
Lee Swordy
また、幾つかの flight sim のウェブ・サイトで、著しくは、www.Avsim.com のTTools フォーラム、そして
www.ProjectAI.com のフォーラムでアシスタンスを見つけることができます。
TToolsのプログラム、及び文書類はパブリック・ドメインにあるとみなされます。それらは、著作者の許可無しで
自由に頒布、掲示、或いは商用目的に利用することができるでしょう。
マイクロソフト及びマイクロソフト・フライトシミュレータ 2002 はマイクロソフト社の商標です。
Microsoft and Microsoft Flight Simulator 2002 are trademarks of Microsoft Corp.