2004 SAVEニュース

少し古いニュース:まだお読みでない方のために

佐藤、16年連続のSAVE大会
 世界最大のVEイベント「SAVE大会=第44回 SAVE International Annual Conference」は今年は初めて米国から離れ、カナダのモントリオールで7月12日から開催された。モントリオールは北米最大のジャズフェスティバルの開催地で、おりしも佐藤が訪問したモントリオールはジャズ一色。11日夜はまずはジャズを堪能。
 12日は世界最大の航空機エンジンメーカー「Pratt & Whitney」社を訪問して技術交流、午後、旧市街を視察しながらジャズ祭の名残のあるホテルに戻り、いよいよSAVE要人たちとの交流が始まる。会長レセプションだ。お馴染みの顔ぶれに混ざって、なんとアメリカのVEの重要なポイントになっているFASTの創始者バイザウェイ氏が来られており、3日間の大会の話題を独占した。

 13日からは3日間本格的な発表を中心とした技術交流、日本からも何件かの発表が行われた。残念ながら聴衆が少なく、やはり世界に通用するの話題性を持ったものが必要なのか。
 近年昨年まで「6σ」その前は「田口メソッド」「TRIZ」が話題の中心であったように技術の軸になる話題があったものだが、本年はバイザウェイ氏出席の影響でか、何故か「FAST」の花盛りであった。
 15日佐藤の発表(別掲)の後、我々日本VE協会一行はシアトルへ。16日はたっぷりボーイング社で「原価企画」論争に乗り、佐藤も原価企画に実践例を紹介した。

夜はビールを飲みながらマリナーズのイチローを観戦。素晴らしい北米の旅になった。

佐藤:SAVE大会で発表!
 かねてからホームページでもご紹介していた発表は15日朝一番の8時から行われた。佐藤は第9代SAVE会長のJerry Kaufman氏とパートナーを組み、通常の持ち時間の倍の時間を貰い発表した。朝一番というのに会場は満杯(これは私の力でなく勿論Jerryの集客力)倍の時間でも時間が足りない質疑と大盛況であった。


 発表内容は、佐藤の十八番のテアダウンにJerryの十八番:機能分析を複合させた新しい視点の技術で、これからの製造業が大いに活用するテクニック。満杯になるいわれである。発表論文に興味のある方は下記アドレスに希望をご連絡ください。
資料@発表論文(英語版)
  A発表論文(日本語版)
  B発表資料(佐藤)
  C発表資料(JJK)
申し込み先:vpm-office@dol.hi-ho.ne.jp
佐藤の著書米国で発売決まる
 今回の発表者のJerry Kaufman氏と共著の著書が本年秋に米国で出版される事になった。発売日等が決定次第このホームページでご案内しますが、海外へ進出している企業の方々には絶好のチャンスです。乞うご期待。