VEニュース(情報)





VEニュース(07年02月)




1.VEL続々誕生

 新方式によるVEL試験、順調のようです。佐藤塾の卒業生も新たな方式に挑戦し、順調に合格している様子が報告されています。1月25日現在で6戦全勝。佐藤塾の卒業生はこの春に140名ほど挑戦することになっている(情報)、さてどれだけ記録を伸ばすか、(過去の実績は1月号の再録をご覧ください)興味深々。受験生の感想は、「マウスから手を離しホット深呼吸をして会場を出たら、受付で即『合格』と書かれた紙を貰って、喜びよりカテゴリー別の点数が、『そんなはずは無いと何か喜びより自分の回答と再び戦ってしまった』と言っておりました。カテゴリー別にも得点が示されるようですが、本人は自信あり、でも解答と異なると少々不満が残るようですね。良いのです、合格したんですから。さあ、今度はVELらしい活躍を期待します。



2.ジョハリの窓

 佐藤は、自著はほとんど参考文献を使わずに書いていますが「Value Engineering」はそもそも原点はLarry Milesなわけでして、セオリー部分は文献を参考に書いてきました。その中で『ジョハリの窓』について、協会の関係者や、識者にお尋ねしてもジョハリとは何かを明確に答えていただけた方はいませんでした。尋ね方が甘かったかもしれませんが・・。

 ところが先日、佐藤のセミナーで正直に「今だジョハリとは何だか分かっていない」と説明したら、私のお手伝いにお出でいただいた和田憲明VEL(臨床心理士の先生)が以下のような情報を提供してくださいました。以下は和田先生からの情報です。

『(佐藤)先生の講義の中で「ジョハリの窓」が披露され、出典が明らかでないとのことでしたので、これについて報告します。

この図は心理学では、よく用いられるもので、1955年アメリカで開催された「グループ成長のためのラボラトリー・トレーニング」でサンフランシスコ州立大学の心理学者である ジョセフ・ルフト(Joseph Luft)とハリー・インガム(Harry Ingam)が発表した「対人関係における気づきのグラフモデル」で、後に二人の名前を合体して「ジョハリの窓」と呼ばれるようになりました。


当時のアメリカ、特に西海岸では、人間関係の研究や感受性の研究が盛んで集団による感受性訓練は大きなブームになっていました。

こういった流れとVEがどのように関わったのかはわかりませんが、WSSの手法が確立されていく中でなんらかの影響を及ぼした可能性もあるかもしれません。』

勉強になりましたので、皆さんにご紹介します。

和田先生情報:wwwsoc.nii.ac.jp/jsei/news04/yamaguti2005.pdf - 11k - htmlで見る ?


(新春号の再録です・・・お読みいただかなかった方々へ)

VPMと佐藤の2006年を振り返って」

1.Paper of the Year の受賞

 佐藤にとって、昨年の最大のトピックは表記の賞をSAVE International(米国VE協会)から受賞したことです。元はと言えば、Jerry Kaufman CVS,FSAVEと共著の「Tear Down VA」(一昨年12月アメリカで発売)が、VEの世界の最優秀著書・論文として評価を受けたことです。過去の記憶をたどると、確か日本人では初の受賞だと思います。とても名誉ある賞を受賞できたことは生涯の思い出になりました。記念の盾は、湘南Officeのエントランスコーナーに展示いたしました。



2.VPMのVEセミナーのVEL合格率97%

 最近当社ではVE教育は勿論ですがVEL受験をお奨めしています。これはセミナー受講後VE知識が自然消滅するのを防ぐためのフォローアップが目的です。VPMでは佐藤のいすゞ時代からの経験で、2日間では受験はできるが知識が身につかないと、3日間セミナーをお奨めしてきています。サラリーマンが大学を出て定年60歳までに勤務する日数は8000日を越えます。そこで「1日をケチるな」と申し上げ、3日も、宿泊研修でほぼ延べ30時間ほど時間を掛けてじっくり学んでいただいています。受講された方たちはその後のフォローをしっかりなされ、昨年2回の受験者数は131名、合格者127名何と合格率は97%に達しました。受験者の努力と3日間の宿泊研修効果のシナジーだと革新しています。

合格された方おめでとうございます。でも、使わなければ何にもなりませんヨ。



3.VPM指導日数1400日を越す

 VPM創業以来のコンサルティング・指導・講演の日数が、9月に1400回に達しました。VPMパートナーにお手伝いいただいた指導会の日数も入っておりますが、佐藤自身でも8月に1300回を越えました。

 これはひとえにクライアントの皆様のお力添えあってのことです。ありがとうございます。本年も引き続きご愛顧いただきますようお願い申し上げます。



4.ホールインワン

 仕事ではありませんが、10月28日、山梨県にある丘の公園清里ゴルフコースのふじコース4番(170y)で4番アイアンが珍しくしっかり当たり、ボールは真っ直ぐにピンに向かって進み、3バウンドした後、コロコロ、ストン。生まれて初めての快挙(?)を成し遂げました。

このことはすぐさま仕事に活かしました。最近の指導では多くの企業に“やるべきことは分かっているが、実行しない”ケースが見られることから、「ホールインワンはクラブを振ったから。振らなければ絶対入らない」と。これは自分にも言い聞かせる言葉になりました。



さて、2007年は、

 目標を持ち、きっちり、トコトン、徹底した活動(行動)をしてまいりましょう。



お知らせ「VE Tear Down 小道具の斡旋」(継続掲示)

 多くの方々から、「VEの機能カードは無いか」「Tear Down展示用のタッグは無いか」とお問い合わせいただいており、このたび準備し小分け販売することになりました。

機能カードは裏に接着剤が付いていて、綺麗に貼り付けることが出来ます。剥がしも可能です。

タッグは、5色あり、機種名、部品名、部品番号、コスト、重量、材質、その他の情報が記入できるように印刷されています。勿論取り付け用の針金付です。(写真参照)

機能カードは200枚単位で販売(2000円、送料当社負担)

Tear Down Tagは5色100枚単位で販売(5000円、同)です。ご要望は、弊社アドレス vpm-office@dol.hi-ho.ne.jp 

もしくは、電話042−753−8658までご一報ください。






Mark your Calendar::本年のVE関連日程

(順次メンテナンスしてゆきます)


   VEL試験(後期):2007年1月13日〜2月28日・・(申請期間:試験日の2ヶ月前)

   来年のSAVE大会(Texas州Houstonで)5月6日〜9日・・・追って日本VE協会から調査団の案内があります。

   来年の全国大会は10月30日(火)31日(水)が仮押さえの日程だそうです。

















◆ SAVE大会の案内や、行事案内。
◆ データや出来事、トピック。
◆ VE協会の案内など
随時掲載して行きますので、お楽しみに!!