VEニュース(情報)





VEニュース(07年03月)



1.VEL続々誕生:佐藤塾卒業生好成績

 新方式によるVEL試験、順調のようです。と先月報告しました。今月ゲットの情報は絶好調でしたが少し合格率が落ちました。最終結果は正式には発表になっておりませんが受験者側から情報が伝わってきており、H社では、15人中15人合格(確定)。同社は今だ落ちた人はいません。M社ではN事業所で何と148人が挑戦して129人が合格、S事業所でも9人が挑戦して全員合格(確定)、H事業部も初めて1人挑戦で合格。合計で挑戦者173人中合格者154人、合格率89%で推移しそうです。

 合格した皆さん、おめでとうございます。実はここがスタートポイント、VEはライセンスも重要ですが実行して始めて効果。さあ、これからが勝負。頑張ってください。佐藤塾生でなくとも、迷ったら何なりと相談をしてください。



2.今年もSAVEで講師を・・・セミナーに参加しませんか


 佐藤がアメリカVE協会(SAVE International)の Annual Conference(日本的に言うとアメリカVE協会主催の年次国際VE大会)に参加を始めてから今年で19年連続となる。

 今年はTexas州Houstonで第47回大会が開かれる。世界各国のValue Engineerが集う。この大会では論文の発表や資格認定試験(AVS、CVS)セミナー、表彰式などが開かれる。昨年、佐藤はこの大会で何と日本人で初めてのPaper of the Yearを受賞した。

 大会の中で開かれるセミナーは、アメリカらしく、成功すると講師の取り分が大きく、失敗するとマイナスされてしまう。即ち、受講料から協会の経費、会場費を先に天引きされ、残金がなければ手取りなし、宿泊費も出ない。残金があれば協会と折半。しかしだからといって、誰でも講師を出来るかというとそうではない。協会の方針や方向性もあるし、成功が期待できる内容でないと許可が下りない。結構難関なのです。しかし一昨年から3年続けて今年も認定を受けました。テーマは「VA Tear Down 」2日間のワークショップ。昨年大好評で、収入はAmerican Dreamでした。(金額は内緒)

 在米の事業所のある企業の方、是非セミナーに現地スタッフを参加させませんか。手続きはhttp://www.value-eng.org/ この扉を開けてください。



3.忙中閑あり


 相変わらず飛び回って、昨年は230泊(仕事だけではありません)の外泊と指導日数223日を記録しました。そんな多忙な中ですが、今年もしっかり雪と戯れています。2枚の写真をご披露します。雪の中の滑走は藤沢市民スキー選手権大会の前走をしたときの写真。志賀高原は焼額スキー場の唐松コースでした。タイムは内緒。佐藤の後を同じく前走で滑った、元全日本のデモ、志鷹真悟君、素晴らしい滑りでした。
                   


次の写真は翌日快晴の同じく唐松のバーンで、昔で言うとウェーデルン、今は小回りというんですね・・・。久しぶりに気持ちよく滑らせて貰いました。

                       





4.(先月に引き続いて)ジョハリの窓


 佐藤は、自著はほとんど参考文献を使わずに書いていますが「Value Engineering」はそもそも原点はLarry Milesなわけでして、セオリー部分は文献を参考に書いてきました。その中で『ジョハリの窓』について、協会の関係者や、識者にお尋ねしてもジョハリとは何かを明確に答えていただけた方はいませんでした。尋ね方が甘かったかもしれませんが・・。

 ところが先日、佐藤のセミナーで正直に「今だジョハリとは何だか分かっていない」と説明したら、私のお手伝いにお出でいただいた和田憲明VEL(臨床心理士の先生)が以下のような情報を提供してくださいました。以下は和田先生からの情報です。



『(佐藤)先生の講義の中で「ジョハリの窓」が披露され、出典が明らかでないとのことでしたので、これについて報告します。

この図は心理学では、よく用いられるもので、1955年アメリカで開催された「グループ成長のためのラボラトリー・トレーニング」でサンフランシスコ州立大学の心理学者である ジョセフ・ルフト(Joseph Luft)とハリー・インガム(Harry Ingam)が発表した「対人関係における気づきのグラフモデル」で、後に二人の名前を合体して「ジョハリの窓」と呼ばれるようになりました。

当時のアメリカ、特に西海岸では、人間関係の研究や感受性の研究が盛んで集団による感受性訓練は大きなブームになっていました。

こういった流れとVEがどのように関わったのかはわかりませんが、WSSの手法が確立されていく中でなんらかの影響を及ぼした可能性もあるかもしれません。』

勉強になりましたので、皆さんにご紹介します。

和田先生情報:wwwsoc.nii.ac.jp/jsei/news04/yamaguti2005.pdf - 11k - htmlで見る



お知らせ「VE Tear Down 小道具の斡旋」(継続掲示)

 多くの方々から、「VEの機能カードは無いか」「Tear Down展示用のタッグは無いか」とお問い合わせいただいており、このたび準備し小分け販売することになりました。

機能カードは裏に接着剤が付いていて、綺麗に貼り付けることが出来ます。剥がしも可能です。

タッグは、5色あり、機種名、部品名、部品番号、コスト、重量、材質、その他の情報が記入できるように印刷されています。勿論取り付け用の針金付です。(写真参照)

機能カードは200枚単位で販売(2000円、送料当社負担)

Tear Down Tagは5色100枚単位で販売(5000円、同)です。
ご要望は、弊社アド
レス vpm-office@dol.hi-ho.ne.jp もしくは、
電話042-753-8658までご一報ください。

                      

Mark your Calendar::本年のVE関連日程

(順次メンテナンスしてゆきます)

    * 来年のSAVE大会(Texas州Houstonで)5月6日~9日・・・追って日本VE協会から調査団の案内があります。

   * 来年の全国大会は10月30日(火)31日(水)が仮押さえの日程だそうです。




◆ SAVE大会の案内や、行事案内。
◆ データや出来事、トピック。
◆ VE協会の案内など
随時掲載して行きますので、お楽しみに!!