VEニュース(情報)



VEニュース(09年7月)



6月27日よりSAVE大会に出かけました。
帰国後、速報をこのニュースでお知らせしますので、それまでは先月号でお楽しみください。
特にVPMのWSSへのご参加をお勧めします。



1.最強のCVS/VESを目指して:VE-WSS参加者募集(詳細掲載)

 昨年はVES合格者のうち、VPMのセミナーを卒業した人が何と全体の1/4を占める好成績を上げましたが、今年はVES受験だけではなくCVS受験へのWSS(Work

Shop Seminar)も開催します。VPM主宰者の佐藤は、米国と日本のVE協会が認定するWSSのすべてのライセンスを取得しています。

CVSの受験にはSAVE認定のWSSでの単位取得が義務付けられていますが、VE協会が主催するアドバンスコースで単位を取って受験する方法もあります。特にVESは日本の資格ですので、SAVEの制約はありません。CVS、VES資格取得には以下のようなルートがあります。



 VPMではあくまでも実力VES、実力CVS育成を目指し、徹底的にWSSでVEの実践をしていただき、機能系統図をさっと作れるValue Engineer育成を目指しています。

1)VES向け48時間WSSは、

*9月3日(木)~5日(土)と17日(木)~19日(土)合計6日間(48時間)

*チーム(6人~8人)でテーマを持って参加していただきます。

   *受講費は37.8万円/チーム・・・1日当たりチーム6万円+消費税、3チーム以上参加があれば実施します。
   (東京地区でのご希望が3チーム以上になれば、開催の相談に応じます。日程、会費は多少変わります)

*申込期限は7月末、8月から通信教育で学習を開始します。

*会場は、MHI長船VE道場を予定しています。(長崎地区外の方は要・宿泊)

*メンバーは、テーマに関する設計、資材(購買)、工作、(営業)、パートナー、の方々が参加されるようお勧めします。VEL取得後の参加をお勧めします

*あらかじめチームで複数のテーマ候補を上げていただき、VEセオリーに沿って、通信教育方式でテーマを絞り込んでいただきます。(指導会も活用)

*絞り込んだテーマについて、生活研究中心に、情報収集を進めていただきます。この内容も通信教育方式で、逐一講師⇔チーム間でやり取りしてゆきます。(指導会も活用)

*情報を持って、いよいよセミナーで具体的な機能整理~提案まで進めます。提案には対象テーマのModular Designまで含め、シリーズでどう最適化するかまで進めます。


2)CVS向け24時間WSSは、

       *8月20日(木)~22日(土)の2泊3日間のセミナーで実力養成を行います。

*参加資格はVES取得者で個人単位での参加。VES未取得者でも48時間コース修了者の参加も可能です。

*会場は山梨県北杜市の弊社八ヶ岳研修所(標高1100mの高原の研修所)

   *申込期限は7月15日、受付後、同じく通信教育で学習を開始します。

*受講費は、9.45万円/人(消費税込み)(宿泊は公営ロッジもしくはペンションをご紹介します)

*すでにVES受験資格をお持ちの方がこのセミナーを終了すると、VES資格がなくとも、CVSへの挑戦が可能です。

*内容は、Module-Ⅱのプログラムに準拠しつつ、主として受講者個々にVEプログラムを作っていただき、それに付いて佐藤との通信教育でのやり取りからレベルアップをしていただき、
8月20日からの八ヶ岳の弊社研修所では、各自のプログラムをメンバーでディスカッションしてレベルアップを図ってゆきます。


3)佐藤のポリシーとしては、

VEがいまだ原価低減の代名詞になっていて、真の創造の原則をベースにしたValue Engineerが少ないことを憂いており、
Blast-Create-Refineのプロセスが頭の中で当たり前になるValue Engineerを育成したい。
特に機能系統図の書けないValue Engineerが多く、我がVPM研修の卒業生には絶対に機能系統図をスラスラ書けるValue Engineerになっていただく訓練をしたいと思っています。

   従って、認定を受けているカリキュラムの範囲において、最大限の応用をもって、時間配分、採用応用技術の範囲拡大などを臨機応変に導入して、実力Value Engineerを育成してゆきます。


2. 佐藤の連載が大好評です!

日経ものつくり誌に、佐藤の連載が始まっています。4月号から1年間の連載です。佐藤の思い入れを精魂こめて書いています。今月(6月号)のテーマは「勝つ設計:ビジネスプラン」です。実は書きにくいところですが、大変好評のようです。(アンケート情報から)他の記事も魅力満載で是非ご購読をお勧めします。

 なお、1か月遅れで、このホームページのブログ「主張」の欄に掲載してゆきます。


3.地方の方々のVES、CVS受験要件が変わります。

 関東地区や関西地区では各種イベントが行われて、受験要件を満たしやすい環境にありますが、北海道や九州ではそのイベントに参加するためには交通費や時間が想像以上にかかるため、既定の拡大解釈をお願いしてきましたが、先般、日本VE協会から以下のような寛大な解釈をいただきました。以下協会からのメールの写しです。(前後私的表現割愛)

VE協会の解釈:

「カテゴリー2.学習活動」の「(3)日本VE協会または他の専門団体主催のセミナー、
研修会に参加した場合【[VE学習経歴」のところで挙げたものは除く】」の解釈として、
「他の専門団体主催」には、一般のコンサルティングファームが主催するものも含むこととします。
その内容は、VEに関連したセミナー、研修会とし、VEそのものでなくとも、関連性のあるものは可とします。
したがって、例えばVPM様が実施されるVEに関連したセミナーに参加された場合もポイントに加算できます。

佐藤からの質問・要望への答えとしてVPMが登場しましたが、認定された各種コンサルティングファームはすべて含まれるものと佐藤は解釈しています。
(個人が勝手に行ったイベントは含まれない・・と解釈しています。)


4.今年の大きなイベントは…最新情報

1)SAVE日本セッション(再掲載)

SAVE大会(下記日程)で「日本セッション」が持たれることになりました。これはSAVE創設50周年を記念しての大イベントで、製造業については佐藤が「日本の製造業のVE活用方法」を発表する予定。その他の発表では、「原価企画」は理科大の田中先生、「生活研究」を産能の土屋先生、「VEコンサルの状況」を産能の中神先生、「建設業のVE活用状況」をフジタの松田CVSが、「公共工事」についてはパッシフィックコンサルタンツの横田CVSが報告します。本年の日本からの参加者は15名の久々の大デレゲーションになる模様です。


2)VE協会主催セミナーのご案内

 VEL受験資格を取得できる入門セミナー、一般教養を身に付けて且つ、CVS、VES受験資格が取れるアドバンスコース、テクニカルスキルコースなどのセミナーは9回が主催しています。

  主なコースでは、

  *バリューマネージメント実践塾WSSコース(VES受験用WSS)

 6月8日から8月18日の間の8日間。中神先生担当、252,000円

  *バリューマネージメント実践塾テクニカルスキルコース(VES受験用が可)

 ・6種類2日間コース、各コース3講座93,000円

 ・3講座を受けるとVES受験が可能になる。

・VES受験だけでなく、スキルアップが可能になる。

*バリューマネージメント実践塾(CVS受験用が可能になる)

 ・5月8日から8月21日まで5コース(各コース講師が異なる)

・各コースVESは23,100円

 ・4コース受講すると、CVS受験資格が得られます(81,000円)

   *その他、WAVE法(7月27日、講師:大西正規CVS)やVEL受験用入門コース(全国で18回=上期+下期合計)など数多くのセミナーが開催されています。
        まず、http://www.sjve.org/events/ をクリックしてお望みのコースを選択してください。


お知らせ「VE & Tear Down 小道具の斡旋」(継続掲示)

-実際にご活用いただいている企業さんがあります-

 多くの方々から、「VEの機能カードは無いか」「Tear Down展示用のタッグは無いか」とお問い合わせいただいており、このたび準備し小分け販売することになりました。

機能カードは裏に接着剤が付いていて、綺麗に貼り付けることが出来ます。剥がして再度貼り付けも可能です。(たぶん日本で唯一)

タッグは、5色あり、機種名、部品名、部品番号、コスト、重量、材質、その他の情報が記入できるように印刷されています。勿論取り付け用の針金付です。(写真参照)

機能カードは200枚単位で販売(2000円、送料当社負担)

Tear Down Tagは5色100枚単位で販売(5000円、同)です。ご要望は、弊社アドレス vpm-office@dol.hi-ho.ne.jp もしくは、
電話042-753-8658までご一報ください。



                      




◆ SAVE大会の案内や、行事案内。
◆ データや出来事、トピック。
◆ VE協会の案内など
随時掲載して行きますので、お楽しみに!!