VEニュース(情報)



VEニュース(2010年05月)



今月のニュース

1.佐藤の講演会、

 *名古屋・中産連で5月27日

 *東京4月5日大盛況

 *反響受けて企業内3社で

2.連鎖トヨタの不具合に関する緊急出版:大好評、書店売り在庫なし

3.CVS受検論文情報

4.「勝つ設計」5月号の内容紹介

5.昨年度のVES・CVS合格情報

6.2010年度日本VE協会セミナースケジュール

7.VPMのVE関連グッズの紹介


1.日経BP社緊急出版「不具合の連鎖」

 毎月日経ものづくりに佐藤はコラム(「勝つ設計」)を頂いてモノづくりに苦言を呈してきていますが、同社からトヨタの不具合連鎖に関する特集の別冊が発売されました。

 特になぜあのトヨタがこのような不具合を出したか・・に焦点を当てて、色々な角度からの分析で問題の核心に触れています。
佐藤も(恥ずかしながら)10人の識者の一人として、自動車開発の経験からお話しさせていただいています。

 自動車づくりだけではなく、モノづくり必読の一書です。ご購読をお勧めします。


講演会のお知らせ:続々・・連鎖

1)公開講演会『勝てるモノづくり」への道

 期 日:2010年5月27日(木)13:30~17:00

 会 場:愛知県産業労働センター『ウィンクあいち』

 主 催:㈳中部産業連盟JMS推進機構  日経ものづくり

 会 費:中産連会員=20,000円、会員外=22,000円

ご参加の方には日経ものづくり6カ月分が送られます。

  会員外のこのURLご覧の方は vpm_y-sato@cam.hi-ho.ne.jp  にもうしこみメールください。会員扱いで事務局から確認のメールを差し上げます

講演会の狙い:  (以下主催者パンフから)

 津波のごとく押し寄せた予期せぬ大恐慌。さらに、円高というもう一つの津波が追い打ちをかけています。いずれも、日本の製造業に原因はない、という見方が大勢を占めているようにもみえます。
もがき苦しみながらも一時の最悪期を脱し、最近は自動車関連を中心に(リコールでずっこけながらも)復調の兆しを見せているのも事実です。

 しかし、今回の大不況は、我々に与えられた大きな警告ともいえるのではないでしょうか。
この警告の意味するところを踏まえることなく、何の教訓も得ることがなければ、勢いに任せて再浮上しても、早晩崩れ去る運命が待っているといっても過言ではありません。

ただ安さを求めて技術を流出し、競争力や創造性を失った日本。

管理技術がこれまでの成長を支えてきたという教訓を忘れた日本の製造業。

 本セミナーでは、こうした現状を打破し、再び栄光をつかむための製品開発と管理技術の在り方を示します。

ともに考える機会をご提供し、参加される経営者各位が具体的な行動に打って出ることをご支援したいと思います。

《カリキュラム》

第1部 『不況に勝とう』:現代モノづくり「10の掟破り」衰退する3大管理技術、製造業黒字三原則、」ものづくり4つの基本

第2部 『目標に勝ち、計画に勝とう』:勝つ目標の4箇条、ビジネスプランの4つの顔

第3部 『企画に勝とう」:顧客ニーズと生活研究、商品販売「戦略」と製品生産「構想」コスト達人の秘訣、コスト達人の設計者、パートナー選びと育成

第4部『創りで勝とう』:経営とVE、価値向上の5つのパターン、部品バブルをどう防ぐか・・・・おいで下さい、見て・聞いてください。」

2)大成功!日経講演会終了!

VEは面白い~既存VEの誤解を払拭して本当のVEを学ぶ~』

 4月5日、日経BP社主催の佐藤の講演会がLearning Square 新橋(東京港区新橋)で開かれました。約50名の参加者。6時間に及ぶ長丁場を、レクチャー、実習、コミュニケーションと幅広い講演で時間が足りなくなりました。

講演者佐藤から「皆さんお疲れ様でした。楽しかったですよ~~」

ちなみに、実施他講演内容は、

1】VEはCR(コストリダクション)か

2】使用者は誰だ---すべてのユーザーを視野に入れろ

3】要求機能を捕らえているか---機能を見落としていないか

4】勝負のポイントは競合に差をつける追加機能

5】アイデアを創造しているか

6】アイデアを保証しているか---徹底した欠点対策

講演会後、新たな講演依頼が続々、皆様の関心が深かったテーマだったのでしょう。





上段《講演風景》  下段《演習風景》

2.日経BP社緊急出版「不具合の連鎖」書店・店頭不足続く

 毎月日経ものづくりに佐藤はコラム(「勝つ設計」)を頂いてモノづくりに苦言を呈してきていますが、同社からトヨタの不具合連鎖に関する特集の別冊が発売されました。

 特になぜあのトヨタがこのような不具合を出したか・・に焦点を当てて、色々な角度からの分析で問題の核心に触れています。佐藤も(恥ずかしながら)10人の識者の一人として、自動車開発の経験からお話しさせていただいています。

 自動車づくりだけではなく、モノづくり必読の一書です。ご購読をお勧めします・・・とご案内していますが、店頭では不足しています。通販の申し込みか、数冊佐藤の手元にありますので、実費・送料お客様負担でお送りします。ちなみに、書籍は

 ISB978-4-8222-2191-1

  C3034 ¥2800E

 発売元:日経BP出版センター 定価=本体2,800円+税140円


3.VE全国大会論文申し込み締め切る

 なぜ、このニュースを載せたかと申しますと、全国大会に論文が入選しませんと、CVS受検ができないのです。VPMではCVS挑戦のWSS(ワークショップセミナー)を開催したり、
論文の書き方の指導や訴求ポイントなどの指導を通信教育したりして、少しでも多くのCVSが生まれる様に支援しています。
今年は佐藤塾から論文に6名が応募しました。4月28日に締め切られました。応募者は結局⑤名になりました。7月末の結果内示を吉報として受けたいものです。

4.佐藤の連載「勝つ設計」絶好調!(継続掲載)

日経ものづくり誌に、佐藤の連載が続いておりますが、(手前味噌で恐縮ですが)好評ですヨ。少なくも本年9月まで延長ですが、まだまだ書いてほしいと要望があります。

佐藤の思い入れを精魂こめて書いています。5月号は3回続くMD(Modular Design)の中間、6月号でMDが完結します。
原価企画とともに経済新聞の1面を度々にぎわす共通化・MD、しかしいずれの企業も成功していない原価企画、MDなのです。
佐藤の成功体験を熱く語っています。設計の効率化など重要なキーです。どうぞお読みください。


5.VES、CVS合格発表(継続掲載)

1)VES・・・ついに日本のトップに躍り出た!

  本年度は、90名の受験申請者があり、実際の受験者は85名、合格者は34名(合格率40%)で累積有資格者数は183名になりました。

  さてさて、佐藤塾の塾生の成果は、11名の受験者数で6名(55%)でほぼ全国平均であまり威張れる成績ではありませんでした。

  しかし、今回の合格者数の企業単位では佐藤塾生の所属する三菱重工業が、三菱電機と並んで6名の合格者を出し、
累積ではなんと全国1位の有資格者(14名=全員卒業生)を有する企業に躍り出ました。素晴らしいではありませんか。
さあ、この数を誇りに大いに成果を上げていただきたいと期待するものです。


2)CVS

速報です。と言っても、すでに協会のホームページでご覧になっておられるかもしれませんが、
9名の受験者中、2名(フジタの曽我行雄さん、日立建機の高橋均さん)が合格されました。
今年度のCVS受験には佐藤塾の挑戦はありませんでしたが、来年こそは何とか塾生の合格を目指したいと考えています。



6.セミナースケジュール

1)VPMのセミナー

 まだ日程が確定していませんが、VES・CVS受検用WSSを夏に企画します。

2)日本VE協会主催のセミナー

①基礎講座(入門:VEL受検対応)

受講チケット:21,000円

■ 仙台地区

 *10月14日(木)~15日(金):仙台商工会議所

■ 東京地区

 *4月22日(木)~23日(金):日本VE協会:終了

 *5月20日(木)~21日(金):日本VE協会

 *6月17日(木)~18日(金):日本VE協会

 *7月26日(木)~27日(金):日本VE協会

 *8月27日(金)~28日(土):日本VE協会

 *9月16日(木)~17日(金):日本VE協会

 *7月26日(木)~27日(金):日本VE協会

 *10月7日(木)~8日(金):日本VE協会

 *11月25日(木)~26日(金):日本VE協会

 *12月16日(木)~17日(金):日本VE協会

 *1月20日(木)~21日(金):日本VE協会

 *2月3日(木)~4日(金):日本VE協会

■ 名古屋地区

 *6月10日(木)~11日(金):中産連ビル

 *11月11日(木)~12日(金):中産連ビル

■ 大阪地区

 *5月20日(木)~21日(金):新大阪丸ビル新館

 *7月22日(木)~23日(金):新大阪丸ビル新館

 *11月18日(木)~19日(金):新大阪丸ビル新館

 *1月20日(木)~21日(金):新大阪丸ビル新館

福岡地区

 *9月2日(木)~3日(金):都久志会館

②テクニカルスキルコース:VES受検単位取得コース(いずれも会場は日本VE協会)

下記コースから3コース受講すると受験資格になります(125,000円、1講座43,050円)

 *6月24日(木)~25日(金)「管理・間接業務のVE」(大西正規氏)

 *7月8日(木)~9日(金)「新しい価値を生み出す創造性強化」(亀崎恭尚氏)

 *7月22日(木)~23日(金)「建設業のためのVE」(松田節夫氏)

 *8月23日(木)~24日(金)「開発設計のVE」(中神芳夫氏)

 *9月9日(木)~10日(金)「VEブラッシュアップ講座」(野田康彦氏)

③アドバンスコース:CVS受検単位取得コース(いずれも会場は日本VE協会)

1講座25410円、4講座セット=89,100円(有資格者割引あり)

 *6月22日(火)「業績向上につなげる企業会計とコストマネージメント」(植松亮氏)
 *7月29日(木)「目標必達のチームリーダーに求められるファシリテーションスキル」(舛廣葉子氏)

 *8月26日(木)「VEの原点的思考(機能分析中心)」(土屋 裕氏)

 *9月7日(火)「VEを組織的に適用するためのマネジメント」(中神芳夫氏)




お知らせ「VE & Tear Down 小道具の斡旋」(継続掲示)

-実際にご活用いただいている企業さんがあります-

 多くの方々から、「VEの機能カードは無いか」「Tear Down展示用のタッグは無いか」とお問い合わせいただいており、このたび準備し小分け販売することになりました。
機能カードは裏に接着剤が付いていて、綺麗に貼り付けることが出来ます。剥がして再度貼り付けも可能です。(たぶん日本で唯一)
タッグは、5色あり、機種名、部品名、部品番号、コスト、重量、材質、その他の情報が記入できるように印刷されています。勿論取り付け用の針金付です。(写真参照)
機能カードは200枚単位で販売(2000円、送料当社負担)
Tear Down Tagは5色100枚単位で販売(5000円、同)です。ご要望は、弊社アドレス vpm-office@dol.hi-ho.ne.jp もしくは、
電話042-753-8658までご一報ください。



                      




◆ SAVE大会の案内や、行事案内。
◆ データや出来事、トピック。
◆ VE協会の案内など
随時掲載して行きますので、お楽しみに!!