VEニュース(情報)


VEニュース(2011年2月)


今月のニュース
1.✐佐藤の正月講演「ものづくり塾 VEは面白い」成功裏に終わる
2.✐「勝つ設計」2月号の内容紹介
3.✐佐藤の技術指導
4.【実践】ものづくりイノベーション、出版絶好調!(継続掲載:一部修正)

おしらせ:VPMのVE関連グッズの紹介


1.✐佐藤の正月講演「ものづくり塾 VEは面白い」成功裏に終わる

先月号迄募集を兼ねてご紹介してきました日経BP社主催「ものづくり塾 VEは面白い」と題した佐藤の講演会が、東京は四谷の「主婦会館プラザエフ」で開かれました。所要時間は何と6時間の長丁場の講演でした。
募集開始が遅く(昨年暮れ)人が集まらないのではと中止を予測しましたが、何と38名もの方が1月の年始の忙しい中ご参加いただきました。
*30年も進化の止まったVE・・・それはなぜか
*経営者たちの誤ったVE概念・・・なぜそうなったか
*マイルズが目指したVEとは何だったのか
*なぜVEがのびないか
・古い概念がいまだに固着
・資格至上主義・・・技術よりビジネス
・技術を難しく、現実離れさせてしまった
*どうしたらVEが面白くなるか
・機能定義の重要性
・新機能開発の方法は
・機能整理の新手法
・機能評価は原価企画だ、目標設定・管理だ
・アイデア発想の楽しくできる方法
・アイデアの検証は品質保証だ
こんなお話を6時間にわたって演習を交えながら実施しました。秋にも日経はまた実施する模様です。皆様のお会社でも一度この内容の講演会はいかがでしょうか


  


2.「勝つ設計」2月号の内容紹介
 先月号と来月号にまたがって、良い設計をしても競争力が付かない要素にものづくりがあることをお話ししています。
どこで作ることが、大きくとらえて得策か、その要素に
*内外製の問題、自分で作れなければ製造業ではない
*付加価値でものを見る重要性。付加価値は社内の固定費をカバーする。
*外製コストと内製コストのカラクリ
*生産技術力が生き延びる道
*技術流出を防ぐには
等について触れています。いよいよ終盤是非ご購読を。

3.✐佐藤の技術指導
 毎年この時期は新規クライアントからの指導要請などから、コンサルティングカレンダーを編集する時期です。
佐藤は、日経ものづくりの連載を通して持っている技術を紹介してきました。コストマネージメントに始まり、原価企画、VE、Tear Down、Modular Design、ものづくり工程の改善、仕事の仕組み改善・・など幅広く皆様に技術提供をしています。
 モットーは*人づくり(技術の伝承です)と
      *仕組みやシステムを変える
      *(それによって)コスト競争力のある企業にする・・・です。
 4月以降、技術指導ご希望のお会社は今のうちにご相談ください。

4.【実践】ものづくりイノベーション、出版絶好調!
(継続掲載:一部修正)
 標記の共著、『【実践】ものづくりイノベーション』は販売後絶好調の売れ行きで、VPM経由での販売数が40冊に届かん勢いです。著者割引の特販を11月で終了しましたが、好評につき、定価15000円のところ11000円で継続販売することにしました。高額ですが絶対お薦めです。申し込みは、vpm-teruko-sato@col.hi-ho.ne.jp まで。
 (以下内容紹介)昨年夏の佐藤は執筆に追われておりました。いつも追いかけられている犯罪者の夢を何度見た事か・・・そう、標記の著作活動に追われていたのです。それと今回は編集部の企画として、あるべき日本のモノづくり技術の集大成(大全)にしたいとの思い入れから、各分野の専門家の方々がそれぞれを執筆する。佐藤はそのうち「VE」が担当でした。
内容的には、今まで佐藤がVEの実践を通して思い、温めていた数々、特に、近年全く成長が止まったVEに切りこんでみた。
*30年停滞したVE技術、むしろ退化した技術の問題点を赤裸々に書きまくった。
*経営者たちの誤ったVE概念。
*誤ったVE教育と試験(テスト)ビジネス化したVE。
 *難しいプロセスに易しいHow toがないVE。
 *不要なプロセスもあるが押しつけている・・などの問題から新たな提案をまとめた。是非お読みいただきたい。
VE以外のテーマと執筆者
第1章●なぜ,手法が重要なのか 東京大学大学院 経済学研究科 教授 藤本 隆宏 氏
第2章●革新手法の位置付け 林 技術士事務所 代表 林 利弘 氏
第3章●トヨタ方式(トヨタ式イノベーション)ゴールドライツ 代表取締役 金田 秀治 氏
第4章●ダイセル式 ダイセル化学工業(執筆情報未着)
第5章●TOC(制約条件の理論)ロゴ 代表取締役 津曲 公二 氏
第6章●シックスシグマ ソニー 品質センター 品質技術室 品質教育・研修担当コーデ
ィネーター(元・ソニーイーエムシーエス 経営管理部門経営品質部 SSS担当部長)奥田 啓之 氏
第7章●ABC(活動基準原価計算)日本アイ・ビー・エム グローバル・ビジネス・サ
ービス事業 コンサルティング・サービス 戦略コンサルティング アソシエイト・
パートナー 佐藤 俊行 氏
第8章●商品企画七つ道具(P7)成城大学 経済学部経営学科 教授神田 範明 氏
第9章●QFD(品質機能展開)/付録2作図手法 玉川大学 経営学部国際経営学科
教授 大藤 正 氏
第10章●TRIZ 第1節 オリエントエンタープライズ 代表取締役(元・日経BPコ
ンサルティング コンサルタント)篠原 司 氏
第10章●TRIZ 第2~5節 大阪学院大学 情報学部 教授 中川 徹 氏
第11章●タグチメソッド/付録1●実験計画法 富士ゼロックス R&D企画管理部
シニアアドバイザー 立林 和夫 氏
第12章●中沢メソッド 中沢塾 代表(早稲田大学名誉教授)中沢 弘 氏
第13章●VE  VPM技術研究所 所長 佐藤 嘉彦 



お知らせ「VE & Tear Down 小道具の斡旋」(継続掲示)

-実際にご活用いただいている企業さんがあります-

 多くの方々から、「VEの機能カードは無いか」「Tear Down展示用のタッグは無いか」とお問い合わせいただいており、このたび準備し小分け販売することになりました。
機能カードは裏に接着剤が付いていて、綺麗に貼り付けることが出来ます。剥がして再度貼り付けも可能です。(たぶん日本で唯一)
タッグは、5色あり、機種名、部品名、部品番号、コスト、重量、材質、その他の情報が記入できるように印刷されています。勿論取り付け用の針金付です。(写真参照)
機能カードは200枚単位で販売(2000円、送料当社負担)
Tear Down Tagは5色100枚単位で販売(5000円、同)です。ご要望は、弊社アドレス vpm-office@dol.hi-ho.ne.jp もしくは、
電話042-753-8658までご一報ください。



                      




◆ SAVE大会の案内や、行事案内。
◆ データや出来事、トピック。
◆ VE協会の案内など
随時掲載して行きますので、お楽しみに!!