![]() | David Ball 「Amigo」 <2350円> 10/2 | 彼は’59年にサウスカロライナ州ロックヒルというところに生まれ、ハイスクール卒業後”Uncle Walt's Band”というバンドでオースティンのほうのダンスホールでBob Willisナンバーなど演っていたようです。’80年代終わりにナッシュビルに来まして最初RCAから出していたようですが、本格的なブレーク・デビューというのはなんと言いましても”Warner Bros.”時代の’94年のあの「Thinkin' Problem」からになると言ってよいでしょう。今作では、レーベルを”Dualtone”に移り、一時期の”ニュートラディショナリスト”というイメージを見事に払拭し、流れにも乗れて上手く生まれ変われた感があります。ジャケットに地図(テキサスの方のものです)にありますように、ルーツに立ち帰ったような素晴らしくピュアなカントリーの世界が展開されています。 |
![]() | Dwight Yoakam 「South Of Heaven West Of Hell」 <2602円> 10/2 | これは、彼が出演しています映画(ちなみにこの映画にはPeter Fonda、Bridget Fonda、Billy Bob Thorntonなどが出演しているようです)からインスピレーションを得て出来たアルバムのようです。所々映画の効果音やせりふが入るところがありまして、西部劇の時代のような雰囲気が漂うところもあります。プロデュースとアレンジもPete Andersonなのですが、いつも以上に”オルタナティブ(カントリー)”な幅広い色々な面・タイプの音楽性・曲調のものが自由に発揮されているように思います。初期の頃のロック調のナンバーを彷彿とさせるものも演っていて、懐かしく感じるところもあります。いつもの”レギュラーアルバム”と同じような感じのカントリーらしい曲、ロックぽい曲もあるのですが、ピアノをバックに静かに淡々と進んで行くバラード、ジャズっぽいインストゥルメンタルナンバー、ゴスペルの要素がある曲も出てきます。 |
![]() | Gary Allan 「Alright Guy」 <2234円> 10/2 | 南カリフォルニア出身でベイカーズフィールドサウンドの影響を受けた”ニュートラディショナリスト”シンガーの彼の’96年のデビュー作から4作目となります今作も、最近の彼の作品そのままといった、ビートの効いた今風ヒットチャート向けサウンド、といった出来の曲が多く、またこの中から何曲もヒット曲が続いて誕生する事でしょう。3、5、11あたりはスローナンバーで聞きやすくなっていると思います。特に5は、ノスタルジックでムーディな、なかなか素敵な曲です。 |
![]() | George Jones 「Rock-Stone Cold Country 2001」 <2602円> 10/2 | カントリー界の”キング”の新作は、流行などどこ吹く風(ほとんど左右されない音、選曲)、といった余裕の一枚、といった感じで、最高のバックのメンバーによって、ふさわしいような曲が集められている(「The Rock」とSteve Warinerでお馴染みの「What I Didn't Do」あたりは少し意外な気はしましたが)、といった気がします。派手・目立つような音を入れたり小細工をしたりと言うことも、ほとんど無いように思われました。もちろん一番の目玉・聞きどころは、Garth Brooksとの夢の共演になります「Beer Run」です。 |
![]() | VA 「Country Superstar Christmas 4」 <2119円> 10/6 | ”Hip-O Records”から出されました、カントリークリスマスソングコンピレーションアルバムのシリーズの4枚目になります。ヴォリューム満点で、躊躇無く今年のお薦め出来ますクリスマスアルバムと言えますものです。ジャケットも、洗練されたおしゃれなデザインで、カントリーファン以外のかたに色々な所でプレゼントされますのにも、よいと思います。収録曲・アーティストも豪華で現代的な感じで、よいナンバーが多く集められていると思います。George Strait「I Know What I Want For Christmas」、Steve Wariner「The Most Wonderful Time Of The Year」、Vince Gill「It Won't Be The Same This Year」、Dwight Yoakam「Come On Christmas」、Sammy Kershaw「Up On The Housetop」などが収められています。John Berry「Christmas Morning」、Travis Tritt「O Little Town Of Bethlehem」、Dolly Parton「Hard Candy Christmas」、Kathy Mattea「There's A New Kid In Town」といったところも、とても素敵です。Michael Martin Murpheyの「Two Steppin' Around The Christmas Tree」が入っていますのも、嬉しいところです。 |
![]() | Anne Murray 「What A Wonderful Christmas」 <2728円> 10/9 | 元祖”カナダの歌う恋人”の彼女の新作2枚組クリスマスアルバムは、ロングヒットを続けています「What A Wonderful World」の延長線上にあるような作品と言ってよいでしょう。むしろ、音といいヴォーカルと言い、それ以上に全盛期の’70年代から’80年代始め頃の作品のような輝きを放っているように思えました。タイムレスでシンプルでベーシックな曲が、彼女の世界とマッチし、魅力・実力をよりいっそうひきたてたのでしょうか。このアルバムで展開されていますものは、非常にオーソドックスでシンプルで何の小細工や華美な演出なども無い、純粋で王道的な、まさしくクリスマス音楽、特に家庭的なクリスマスのそれを代表して恥ずかしく無いような立派なものです。非常に良質な、ハートウオームな歌声とサウンドが満載です。これこそ一家に一枚ありましてよいような、揃えられることを自信を持ってお薦め出来ます素晴らしいアルバムと思います。ロンドン・シンフォニー・オーケストラのストリングスも非常に素晴らしいです。メドレーも含めまして、クリスマスの主要な歌がほとんど収められていると言ってもよいのではないかと思います。 |
![]() | Mike Walker 「Mike Walker」 <2602円> 10/9 | 彼は新人で、クリント・ブラック似の若いトラディショナルタイプの男性シンガーです。このデビューアルバムでは、いきのよいロック感覚とちょっと懐かしいロック・ポップな面とベテランのような円熟味と安らぎを感じさせるような完成されたヴォーカルの魅力を持ち合わせている、といった感じがします。曲もそのような色々なタイプの好楽曲が揃っていると思います。Al Anderson、Jeffrey Steele 、Jamie O'hara、James Houseといったライターの作品を取上げているのが目に付きます。11は名曲で、一聴の価値があると思います。プロデュースはJames StroudとDon Cookです。声のほうがConway Twittyさんに似たところがあり、5など、曲調と言い、彼が歌っているナンバーそのもののような感じで、Roy Orbison、Rodney Crowellらの手によります「What Kind Of Love」とともに、懐かしさを覚えました。 |
![]() | Trace Adkins 「Chrome」 <2602円> 10/9 | ’90年代にデビューしました”ニュートラディショナルシンガー”の中でも、現在屈指の人気とよい声を誇っています彼の今作は、全体的に音の厚みが増し、楽曲や楽器など基本にトラディショナルなものを残しながら、益々パワフルでアグレッシブなロック感覚に溢れたものとなっています。そして、所々ポップの作品のような部分も取り入れられています(今チャートの上で少し流行りになっている感のあります打ち込みのような機械的なリズムを取り入れた「I'm Tryin'」など。5曲プロデュースがDann Huffで、残りの7曲がTerry Bruceとなっています)。スロー・ミディアムテンポの曲を中心に(2、6、8、10など)、ヒット曲として申し分の無いような立派な優れた楽曲・仕上がりになっているものがほとんどで、この中から何曲もヒットチャートを上がることでしょう。 |
![]() | Leann Rimes 「God Bless America」 <1888円> 10/16 | 9月のアメリカでのあの事件を受けまして発売されることとなりました、犠牲者の方への哀悼と愛国の気持ちが込められましたアルバムです。これまで既に出されていました「God Bless America」、「National Anthem」、「I Believe」、「Amazing Grace」の他、「The Lord's Prayer」、「The Sands Of Time」、「Why Can't We」、「Put A Little Holiday In Your Heart」、「Middle Man」の5曲が新たな未発表曲です。 |
![]() | Pat Green 「Three Days」 <2234円> 10/16 | Robert Earl Keen Jr.やJerry Jeff Walkerといったところに影響を受けていると言う彼。生まれ(サン・アントニオ)も育ち(Waco)もテキサスで、やはりテキサスのほうで18歳の学生時代からクラブやダンスホールで演奏を始め、’95年に初めてインディペンデントレーベルからアルバムを出し(今までに6枚出していまして、最初のアルバムではディキシー・チックスのNatalie Mainesと共演している曲もあるそうです)、今回”Universal Records”からメジャーデビューとなった彼ですが、その実力と地元での人気は、既に相当のものがあるようです。音の方は、さすがテキサス産、といった感じで、ナチュラルで、ロック感覚に溢れ、非常にビートが効いています。落ち着いてヴォーカルを聞きたいオールドファンのかたなどにはいささか賑やか過ぎるきらいもあるかも知れませんが、これはおそらくこれからの時代に合っているもののような気がします。この人も大きく人気が出て行く可能性を秘めた注目株と思います。このアルバムには、今までのマイナー時代のアルバムからの曲も目に付きますのですが、かえって内容の詰まったものになって、(ほとんどのかたには初お目見えですので)問題はないと思います。もちろん今ヒット中の「Carry On」も一番最初に収録されています。他、Willie Nelsonと共演しています「Threadbare Gypsy Soul」や、Radney Fosterと書いたアルバムタイトル曲の「Three Days」、「Take Me Out To A Dancehall」、「Southbound」、「Texas On My Mind」など全13曲が収録されています。 |
![]() | VA 「Christmas Cookies」 <2119円> 10/16 | MCAの現在活躍しています大スター達のクリスマスソングが中心に集められましたアルバムです。みんな普段の作品(特に最近のもの)ではあまり見られなくなりましたような、本来のヴォーカルなどの魅力が、抑え目の音ときれいでベーシックなメロディーの楽曲によりまして素直に発揮されたものとなっていまして、かえって素敵なものになっているように思えます。何と言いましても1曲目のGeorge Straitのアルバムタイトルナンバーともなっています「Christmas Cookies」が目玉と言いましょうかその最たるもの(彼のものでも近頃すっかりお目に掛からなくなっていました待望のあのウエスタンスイングのものです)で、聞き物です。また、最近はすっかり一流ポップスターの仲間入り、と言った感のありますChely Wrightも、ここでは気取り無く素朴であっさりしたスイング調のものを「Let It Snow, Let It Snow, Let It Snow」で聞かせてくれています。そうかと思えば若い女性シンガーRebecca Lynn Howardが「The First Noel」で意外なヴォーカルの魅力を披露してくれたりもしています。それから、Mark Chesnuttの「Light Of The World」やRhett Atkinsの「No Room」といった、(クリスマスソングとしてはあまり馴染みの無いものですが)きれいなメロディーのバラードタイプの曲をあっさりした演奏をバックに誠実にピュアに歌い上げていますものも、いつも以上にとても魅力的です。全部で15曲収録されているのですが、ラストの3曲はBobby Helmsの「Jingle Bell Rock」、Burl Ivesの「A Holly Jolly Christmas」、Brenda Leeの「Rockin' Around The Christmas Tree」と、カントリーの歴史上と言う事だけでもなく、アメリカポピュラー音楽界、ひいては全世界的にも昔から有名で親しまれています超お馴染み・大定番のクリスマスナンバーも収められていまして、とてもお得な感じとなっています。他の豪華なアーティストと収録曲名はジャケット画像・アルバムタイトルのリンクからどうぞ。なお、ニューレコーディングのものはAlecia Elliottの「Have Yourself A Merry Little Christmas」、Lee Ann Womackの「The Nativity」(こちらはブルーグラスタイプの優しいバラードです)と2曲あるようです。 |
![]() | Reba McEntire 「Greatest Hits Vol.3:I'm A Survivor」 <2665円> 10/23 | ’94年のアルバム「Read My Mind」以降のアルバムからの彼女のヒット曲が中心に15曲収められています。タイトル曲は新曲で、ヒットしています(新曲は他に2曲入っています)。彼女の近年のアルバムは、とかく同じようなポップなアレンジのバラードが並んでいて飽きてしまう、となりがちですが、これだけ質の高い楽曲のものが揃っていまして、もちろんノリのよいアップテンポの好ナンバーもあります訳でして、先ず大半のかたが飽きることなく隙間無く楽しめるものになっていることでしょう。 |
![]() | Jeffrey Steele 「Somethin' In The Water」 <2602円> 10/30 | 名曲であり大ヒットとなりました「She'd Give Anything」などのヒット曲を持ちます、主に’90年代初頭から半ば頃に人気があり大活躍していましたカントリーの男性4人組のグループ、Boy Howdyのリードヴォーカルで、ここ数年ソングラーターとして非常に沢山メジャーカントリーシンガーのアルバムで取上げられ評価され、注目を集めるようになってきました彼の初ソロアルバムになります。2曲目のアルバムタイトル曲はビルボードカントリーチャートで39位を記録するスマッシュヒットとなっています。ちなみに彼は’61年8月27日、カリフォルニア州のバーバンクで生まれています。 |
![]() | Joe Diffie 「In Another World」 <2602円> 10/30 | ’89年のデビュー以来、クリスマスとベストを除きまして8作目となりますこのアルバムは、最近の作品で取り入れられています強いビートとロック感、という音の感触のものがそのままほとんど全編に渡って展開されているものと言ってよいかと思います。ヒットしましたアルバムタイトル曲は、ポップな面も持ちますなかなかよく出来ましたバラードタイプで、「Amazed」を彷彿とさせます部分もあります。ラストナンバーのみ、初期の素朴な感じを思い起こさせるような落ち着いたアコースティックなナンバーとなっています。 |
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