山弦(小倉博和+佐橋佳幸)
with 鎌田清(Dr.)+有賀啓雄(B.)+斎藤有太(key.)
〜TOUR 2011〜
思えば、なんてマトモなツアータイトル(爆)
「熟年」を迎え、オトナになった山弦をここにも感じます。
さてさて、私は5/9東京初日、5/17高松、5/18大阪、5/19名古屋に参加してきました。
セットリストは4日間とも全く同じ。
使用ギターは東京から、ツアーに出るときに若干の変更がありました。
大阪のみ、使用ギターの写真撮影が許可されたので、以下の画像を参考にしてください。


小倉さん(L)左から
1.
ピッキングガードがなんともキラキラなフルアコ。ネックもぐるりとデコられていました。
2.
マーティンバックパッカー×2
3.
カラフルなペインティング(レインボーシーサイドドライブ、みたいな)フェンダー
4.
K.Countryのツバメ模様入りの白いソリッドギター(指板の貝細工もツバメ!)前ツアーでのピンクやグリーンのLes-28msと同じ形でした。
5.
グリーンサンバーストのヤイリエンジェル(1)
6.
テイラーアコギ(佐橋さんとおそろ)
7.
グリーンサンバーストのヤイリエンジェル(2)
あと、ここには写っていませんが、
8.
ウクレレ


佐橋さん(R)左から
1.
ガット
2.
グリーンフェンダー
3.
テイラーアコギ
4.
黒のテイラーT5
5.
ゴールドフェンダー
影に隠れて、
6.
ウクレレ
とまぁ、見たこともないようなギターが並ぶおぐちゃんに、スタンダードで何の説明もいらない佐橋さん。なんともお二人の性格がにじみ出るようなラインナップ。
ここで、各会場の雰囲気などを。
東京渋谷のMt.RAINIER HALLは、映画館を改装したそうで、座席が映画館そのものなんです。そう、フッカフカ。手元にドリンクホルダーもあるので、非常に快適。入眠作用の強い曲は、要注意です(笑) MCでは、「映画館時代、よく遊びに来たなぁ〜」と、佐橋さんのなつかしトークもありました。なんせ、終始、すごい歓声と拍手。「山弦禁断症状」からの解放感、すごかったです、ホント。
高松のサンポート高松(第一小ホール)は、昨年のおぐちゃんのソロコンサートの会場にもなったところ。さすがは音響効果ばっちしのホール。心地よい響きがやわらかい空気を醸し出していました。MCの中で「録音してる」という発言があったので、もしかしたらFM香川さんが記録してくださってたかも。そして、おぐちゃん、「故郷に錦」とばかりに、めちゃくちゃ張り切っていたのが印象的。その分、佐橋さんは冷静に、とコンビネーションはばっちり。そしてこの日の演奏は神がかり的でした。今まで聞いた中でもベスト、と言って過言ではない仕上がりに思えました。 その分(?)、MCはとっちらかっちゃって、おぐちゃんは段取りをすっとばしちゃったりもしてましたが、「それが何か?」で乗り切っちゃうあたり、さすがです(笑)
大阪なんばHatchはもう山弦にはなじみの会場。音響関連もバッチリ。今回のツアーでは一番大きなハコになります。まず、びっくりしたのが、グッズに並ぶお客さんの列の長さ!!会場前、幕間、終了後、ずっとすごい人の列!みなさん、オークションで高い値がつくとか、勘違いしてないですよね・・(^^ゞ
あと、上でも書きましたが、演奏中以外は写真撮影OKのアナウンスがあったって事。前代未聞です。間にプロモーターさんが入っていなかった事もあるのでしょうが、それだけ大阪のお客さんを信頼してくれているような気がして、なんだか嬉しかったです。
そして最後の名古屋ダイヤモンドホール。山弦は初めての会場。普段はスタンディングのガシガシなロックをやってそうな、ライブハウス。天井が低いせいもあって、お客さんの歓声がひときわ響いて、一体感、ハンパないっす。みたいな。オーラスということで、「最後なんだから、いいよねぇ?それが何か?」とおぐちゃんのゆるゆるMCも絶好調!今、一緒に回っている福山さんのMCっぽく、「まだまだ行こうぜ、名古屋―!」みたいな絶叫系が板についてきていて、バラスイシ!椅子にすわれば、まったりゆるゆる・・それを爆笑しながら見ている佐橋さん。演奏もMC同様に仕掛けては返す応酬が非常に楽しい千秋楽でした。
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