1枚目




発売日:
19980805

レーベル:
ポリドール→ユニバーサル ミュージック

カタログNo:
POCH1718


JOY RIDE

'92年のデモ・テープ録音から'96年の本録音まで約4年。そしてそこからレコー ド会社が決まって実際に発売されるまで約2年。足かけ6年の歳月がかかってしまった記念すべき山弦最初のアルバム。都内のライブ会場で演奏されていた名曲 達をやっと音源として聴くことが出来るようになった!すり切れるほど(古い)聞き込んだ方も多いのでは?どのギターを使用した・・などの各曲のプロフィー ルが詳しいのが嬉しい。お二人使用のギター達も紹介されている。


1.SONG FOR JAMES
お二人がリスペクトするJames Taylorに捧げられた曲。

2.JOY RIDE
山弦といえば・・・の超定番曲。
ライブ最高潮では、白熱したアドリブ・バトルが展開される。
佐橋: 「おぐちゃん、どこ行くの〜〜(^^;」 ってな名場面多数。

3.祇園の恋
ご存じ。大貫妙子さんがホレ込んで、「勝手に詞をつけてしまった」(大貫さん談)曲。
この曲(「あなたを思うと」)がきっかけで2001年、大貫さんと一緒の「大貫山弦妙子ツアー」開催。山弦をブルーノートで聴くという贅沢。


4.RODEO KING
山弦としての初オリジナル曲。当時の仮タイトルは「スクール水着は捨てちゃった」

5.春
正統派(?)山弦ファンには支持の多い名曲。
おぐちゃんのGreenn Yairiの特性が生かされていました。

6.そりは行く
いろいろな音楽の要素が満載で、「まるで万博みたい。」(佐橋さん談)
スリリングな展開は

7.MONDAY’S CANDY
「アコースティック・デュオ」という世間一般のくくりの中で、「山弦はアコギだけじゃないよー」というアピール曲的存在。エレキの音をアンプからマイク録 りしているため。「ジーーー」というノイズも入っている。これもまた味。
初期のライブはエレキ機材がなかったため。この曲が演奏される頻度は少なかった。(アコギで数回あったくらい・・・・)

8.EL LOCO
「機関車」をイメージして作られた。ステージ上手(かみて)にマーティンがセットされていたら、「もしかしたら・・」と期待のふくらむ曲。
佐橋さんが膝の上にマーティンのボディを横たえてスライドするんですが、このセッティング、弦高が極端に低い為あらかじめの準備がいるワガママな曲なので す。
伝説の「The Acoustic Guitar5」の付録CDにも収載。仮テイクが素晴らしかったため、その音源がアルバムに採用されたという、気合いの一曲。

9.HARVEST
「学校の放課後、下校時刻に流れる曲」をイメージして作られた曲。



しばらくしたら・・・
GOOD STUFF

「僕たち、イタズラ好きだから」(佐橋さん談) と、隠しトラックに収められた曲。「レコーディングの合間に、二人でつま弾いていたらできちゃった」そう で、'98のツアーが始まっても、スコアも無かった。 ライブで演奏するので、慌てて書きおこし。ライブでの初演奏は、'98 12月12日の神戸チキンジョージ。99年のライブでは、アドリブ合戦。「自由行動」と名付けられて、アンコールの花となる。