(敬称略)
マスター:徳島県の地福寺の藤祭りの話題。樹齢200年のすごい藤。 佐橋: こんばんは。えーー、山弦One More Music 、今週も始まりました。 小倉: はい。今日はですね、おごそかに、始まった感じですが。 佐橋: ちょっと、違うのよ、いつもと、ね。 佐藤: (笑) 小倉: なんとですね、今日は、ゲストの方が・・・いらっしゃって・・おります。。 佐橋: えー、佐藤博さんです。 小倉: いえぃ。 佐藤: こんばんはーー。 佐橋: 佐藤さんも、ついにこの店に飲みに来るように、なってしまいました。(笑) 小倉: (笑) 佐橋: 今、丁度、かかかっているのが、佐藤さんの、『Fly To You』という・・ 小倉: ええ、今度、ベスト盤がね・・・ 佐藤: そうです。 佐橋: 4月の・・・何日になりましたっけ・・・ 佐藤: え−っと、12日・・・ 小倉: 12日に発売されるという・・・ 佐藤: はい。 #実際は、1週間遅れの19日発売になったようです。 佐橋: 佐藤さん、何枚ぐらい、ソロ・アルバム、だされてます? 佐藤: 多分ね・・んっと、ベストを含めると、16,7枚かな・・ 小倉: ああ、すごい・・・ 佐藤: だから、いわゆる、オリジナルアルバムは、14、5枚だと思う、、 佐橋: なるほどぉ・・・ 佐藤: 1976年から・・ 佐橋: 76年。 佐藤: うん。 佐橋: えーーっと、実はですね、山弦、 小倉: はい。 佐橋: と、この二人はですねぇ、先月の、末に、佐藤さんにさそっていただいて、 小倉: あーれは、楽しかったよね。 佐橋: すごいですよぉ・・・・ 佐藤: (笑) 佐橋: 現ヒックスヴィルの、元ロッテンハッツの、 小倉: はいはいはい。 佐橋: 真城めぐみちゃんと、あと、佐々木久美さん。ね。 小倉: 佐々木久美さん・・・オルガン・・・ 佐橋: を、フィーチャーして・・・ 佐藤: そうだねぇ。 佐橋: うん。 佐藤: そうだね。 佐橋: ねぇ、面白かったんですけれども。 小倉: でも、あれですよね・・・もう、20年くらい、ずっと、やってらっしゃいます? 佐橋: もっとじゃない? 小倉: この、さぁ・・・ 佐橋: 76年ソロ・アルバムなんだから・・・ 佐藤: 最初に、仕事したっつーのはぁ・・・ 佐橋: ええ。 佐藤: あのー、レコーディングじゃなくて、いわゆる、プレイをしたっていうのは 佐橋: ええ。 佐藤: えーーと、京都のね、キャバレーかな。 小倉: ああ、キャバレー。 佐藤: キャバレーが、最初。 佐橋: 佐藤さん、京都の方なんですよね。 佐藤: うん。 佐橋: あ、その頃から多重録音とか・・・ 佐藤: うん。で、二十歳になった頃、人に勧められてピアノをやるようになってぇ。 佐橋: ええ。。。え?え?ちょっ、ちょっと待ってください。 佐藤: そうそうそう。 佐橋: ・・・ちょっと待ってください。 小倉: 最初はねぇ・・・ 佐藤: 最初はね、ギターだったの。 小倉: ギターを弾いてらっしゃった。。。 佐橋: ギターを弾いて、歌ってた、と。 佐藤: うん。 佐橋: あーーーー。 佐藤: でぇ、だから、もう、それ以前は、とにかく毎日が面白くないわけ。 小倉: 毎日が面白くない。(笑) 佐藤: そう、全然、面白くない。(笑) 小倉: (笑) 佐藤: って感じだったわけ。(笑) 小倉: はいはいはい。 佐藤: 向こうがクラシックギターを習ってるっつんで、じゃぁ、僕もクラシックギターを 佐橋: いやぁ、いいじゃないですかぁ。 小倉: ロックン・ローラーな、動機ですねぇ。 佐橋: (笑) 佐藤: それで、ギターを買って、開放弦をボロンと弾いたら、もう、それまでに味わった事のない 小倉: あーーー、オペレーション(?)は、ギターに・・・ 佐藤: そう。 佐橋: あーーー、佐藤さん、それまでも、音楽は好きだった・・・ 佐藤: そうそう、歌うことは、好き、で、歌っては、いた・・・ 小倉: いいコトバですね。 佐藤: うん。 佐橋: いや、ちゃんと・・(おぐちゃん、)ちゃんと、聞いてる? 小倉: この経験が、もう、やっぱりね、、ミュージシャンとして、やっていくという。。 佐藤: その時思ったのが、別にギタリストになりたいとか、プロのミュージシャンに 佐橋: ええ。 佐藤: 音楽とかかわってられたら・・・ 佐橋: 幸せだろうなぁ、と・・・ 佐藤: 生きていってやっても、いいだろうなって・・・(笑) 小倉: (笑) 佐橋: さすが、お寺の息子さんだけあって、 小倉: そうですね。(笑) 佐橋: なんか、こう、「悟り」が、今・・・(笑) 小倉: 岡林さんと話してるような・・・ 佐橋: それはまた違う・・・(笑) 佐藤: あはは、そうか・・・(笑) 小倉: 嘘です。。。 小倉: でですね、さっき、ちょっと聞きたかったんですけれど。 佐藤: うん。 小倉: えー、『Fly To You』、それから、『Hello Love Again』、 佐藤: えーーとね、『Fly To You』はね、今回のアルバムの為に、 小倉: 録り直した・・・ 佐藤: 鈴木 茂君から、ガットギターを借りて・・(笑) 佐橋: (爆笑) 佐藤: 新たに、インスト・バージョンとして、作り直した曲で・・ 佐橋: なに、さっきの、あのギターは、佐藤さんが弾いてるって・・・ 小倉: そうなんですよ、ね。 佐藤: で、あと、『Hello Love Again』はね、多分、80年代の、86年か 佐橋: あれ、全部、一人・・・あーー。。 小倉: あ、なるほど、ね。全部、一人なんだね・・・ 佐橋: あ、佐藤さん、でもぉ、あのぉ・・ 小倉: 茂さんからガットギターを借りてっていうの、いいですねぇ。(笑) 佐橋: 最初、そのぉ、抱きすくめられちゃってぇ、そいでぇ、あのぉ・・・ 小倉: そっちのほうに・・・抱きすくめられたのが、大体・・・70・・・ 佐橋: それ、何年頃の話なんです・・・? 佐藤: だから、中学2年・・だから・・いくつぐらい? 佐橋: いくつくらいって言われても・・(笑) 佐藤: 1・・・4,5でしょう? 小倉: ということは、多分・・・68年・・・ 佐藤: あ、もっと前か。37、8年前だ。 佐橋: 60年代。 小倉: 60年代の、中盤。 佐橋: うん。 佐藤: ビートルズが出てくる、ちょい前。 小倉: 62年、3年・・・ 佐橋: それ、60年頃ですよ。 小倉: みたいねぇ。 佐橋: ビートルズデビュー、確か、62年だったような気がする・・違ったかな。 佐藤: 僕が覚えてるのは、高校1年の時に、ビートルズを、知ったのかな。 小倉: あー、なるほどぉ。 佐藤: それで、ドラムとか、ベースとか、で、ホントはバンドでやりたかったんだけど、 佐橋: あーーー、そうですよねぇ。 佐藤: それで、必要にせまられて、最初は、椅子たたいたり、なんだかんだして、 小倉: ああ、自分で、ねぇ。 佐藤: もう、ドラム欲しくなって、中古のドラム買ったりして。 小倉: この部屋っていうのはですね・・・6畳くらいかな? 佐藤: そうだねぇ。 小倉: 6畳、ちょっと欠ける・・・5畳分くらいだ。。 佐藤: もう一回り、デカイぐらいの、蔵を、スタジオにして。 佐橋: 蔵・・・お寺の中にある・・・ 佐藤: そうそう。 小倉: まず、ギターに目覚めて、それからドラムを始めて、 佐藤: そう。 小倉: それから、ベースも、ねぇ。 佐藤: そうそうそう。平行して。 小倉: もう、マルチなっていうか、もう、本当に・・・ 佐藤: 自分が、歌が好きだから、今だったらカラオケってどこでもあるけれど、 佐橋: なるほどぉ。(笑) 小倉: そうですね、24はないにしても・・・・ 佐橋: マルチ・・ね。 佐藤: 僕が最初に始めた時には、モノラルと、ステレオのデッキで、始めたのね。 小倉: オープンリールのね。 佐藤: そうそうそう。 佐橋: ああ、じゃぁ、佐藤さん、こっちに録っちゃ、こっちに移してっていう? 佐藤: そうそう。 小倉: ピンポンってヤツですね。 佐橋: 今と、やってること、一緒じゃないですか。(笑) 佐藤: そうそうそう。(笑) 佐橋: そうですよねぇ。 小倉: その時代から、でも、ピンポンしながら自分でオケ作ってたっていうのは・・ 佐橋: すごいですねぇ。 小倉: すごいですね。。。。 |