『山弦・One More Music』2000.06.10 Part.1


竹善: 佐藤竹善
佐橋: 佐橋佳幸
小倉: 小倉博和

(敬称略)


マスター:いらっしゃいませ。FMクラブサロン・ウィズCへようこそ。
     今日はゲスト。Sing Like Talkingの佐藤竹善さんがいらっしゃいます。
     佐藤さんは先月、大阪のフェスティバル・ホールで、恒例の誕生日コンサートを
     行ったんですが、そこに山弦のお二人もゲスト出演されていたんですよね。


小倉: みなさん、こんばんにゃ。

佐橋: こんばんにゃ。山弦・・

小倉: こんばんにゃ。山弦です。

佐橋: はい。

小倉: 今日はですね、えー、ステキな、ゲストが。

佐橋: あー、もう、ねぇ・・・

小倉: 来てくれています。

佐橋: 飲み会に、この人アリ、という・・

小倉: 飲み会に、この人アリ・・・(笑)
竹善: (笑)

佐橋: 打ち上げに、この人あり。

小倉: いいですねぇ。テーマが、ねぇ。(笑)

佐橋: えーー。

小倉: 「飲み会に、この人あり。」

佐橋: え。
    Sing Like Talkingの、佐藤、竹善さんです。

竹善: どもぉ〜

佐橋: どぉもぉ〜

竹善: いやぁ、おとといもですね、9時間飲みましたよ。

佐橋: (笑)

小倉: 「この人あり。」(笑)
     9時間って、飲めるのかなぁ。(笑)

竹善: めずらしく、ね。
    僕、アーチスト同士で、あんまり集まって飲むって事、あんまりないんですよ。

佐橋&小倉:  うんうん。

竹善: あのー、ライブの、打ち上げとか。

佐橋&小倉:  うんうん。

竹善: で、おとといは、めずらしく、

佐橋&小倉:  うん。

竹善: ミュージシャン、ばっかりでぇ。

佐橋: あっらぁ。

竹善: あの、、中西圭三と、

佐橋: あぁ、中西君、この前、会った、俺も。

竹善: あ、会いました?
    それと、平井堅。

小倉: あ、はいはいはい。

竹善: あと、スクープ。

佐橋: うん。

竹善: なぜか、相撲取りの、敷島。

佐橋&小倉: (笑)

竹善: これでねぇ、はじけましたねぇ。

佐橋: はじけた。

小倉: 関取、飲むでしょう。

竹善: ええ、すごいですよ。

小倉: すごい。

佐橋: あー、そう。

竹善: ええ。

佐橋: 普通の人と、ちがう?

竹善: 違いますね。もう・・・(フェード・アウト)
                 ↑大阪での放送の仕返し?(笑)
 


オープニングのジングル

 



小倉: いっかい、桑田さんにさ、

佐橋: うん

小倉: 話、聞いたんだけど、

佐橋: うん

小倉: えーー、竹善クンと、あと、大友さん?

竹善: はい。

佐橋: あー、ハウンド・ドックの。

小倉: ハウンド・ドックの。

竹善: そうです、そうです。

小倉: で、もう、歌い倒して、ずぅ〜〜っと、歌ってたっていう、ね。

竹善: 最初、僕が一人で飲んでてたら、桑田さんと大友さんが来てぇ。

佐橋&小倉: うん。

竹善: で、「竹善、来い」っていうんで、合流になって。

佐橋&小倉: うん。

竹善: そいで、3人で。

佐橋: 歌いましたねぇ。

小倉: それで、おかしかったのがぁ。

佐橋: うん。

小倉: ほら、竹善クンが、ほら、歌、洋楽を歌うじゃん。

佐橋: うん。

小倉: そいで、英語の発音も、すごい、、、

佐橋: うんうんうん。

小倉: そいで、それを聞いて、大友さんもね、
    「俺も、ちょっと、じゃぁ、英語の歌、歌う。」っつってぇ。

佐橋: うん。

小倉: いきなり、

佐橋: うん。

小倉: 「ラブ イズ オ〜ヴァ〜」(笑)

佐橋&竹善: (爆笑)

竹善: そう!
    で、大友さんねぇ、いろんなタイプの歌を歌うんですけどぉ、

小倉: どこが英語の歌やねん。(笑)

竹善: 全部「大友康平」になるんですよねぇ。

佐橋: なるほど。

竹善: 「がぁ〜〜」(←判読不可能な歌・大友康平節)って。

佐橋: しゃくる、しゃくる。(笑)

竹善: (笑)

佐橋: 気持ちはね、解るんですけれど。

佐橋: もう、そんなこんなで、竹善クンは、もう、ねぇ、そこかしこに、
    顔出して、ですねぇ・・・・でも、あれでしょ?
    あのー、本来は、あのー、業界でも有名な、AOR好きの男として。

竹善: はい。
    そうですね。AOR、好きですねぇ。

佐橋: アメリカ音楽は、全般に、詳しいもんね。

竹善: そうですねぇ。

佐橋: ねぇ。

竹善: 高校まではねぇ。

佐橋: うん。

竹善: どっちかっていうと、クイーンとか、

佐橋: を!

小倉: ブリティッシュの。

竹善: ブリティッシュ・ハードロックばっかりだったんですよ。

佐橋: あ、そうなの。

竹善: で、その後、ま、アメリカンハード・ロック、出てきたじゃないですか。

佐橋: うんうん。

竹善: ボストンだ、カンサスだ・・

佐橋: はいはい。

竹善: スティックスだと・・・

佐橋: はい。

竹善: で、そのヘンのところで、アメリカにいって盛り上がってきた所で、
    僕、大学でこっちきて、東京来て、

佐橋: うん

竹善: で、そこで、一気にAOR。

佐橋: これだーっみたいになって・・・

竹善: で、知らなかったんですよ、それまでは。
    ああいう、AORとか、そういう

佐橋: あ、はいはいはい

竹善: ソウル・ミュージックとか、黒人音楽とか、全く興味なかったですね。

小倉: はいはいはい

佐橋: じゃ、キッカケは、そっちに、結局ソウルとか、R&Bの方にもいっちゃうのは、
    AORがキッカケなんだ。

竹善: そうなんです。
    
佐橋: あー、それ、俺と似てるなぁ。

小倉: 俺も、そうだな・・・

竹善: だから、スティービー・ワンダーの「スーパースティション」とかね、
    中学ん時、かかって、ラジオで。

佐橋: うん。

竹善: 僕、気持ち悪くて消してましたもんね。

小倉: あぁ〜なるほどね。

佐橋: なんか、油っこくて。

竹善: ええ、油っこくて。

佐橋&小倉: あぁ〜。

竹善: じゃぁ、もう、ジェフ・ベックの方が、いいや。みたいな。

佐橋&小倉: あぁ〜・・・ね。

佐橋: まぁ、いくらこっちが元だって言われても。(笑)

竹善: そうそうそう。

小倉: あぁ、じゃぁ、ボビー・コールドウェルとかね、あの辺からずーーっと、
    先祖返りしていったっていう・・・

竹善: そうですね。だから、全部、入り口は、ボビー・コールドウェルですね。

佐橋: あー、ほんとぉ。

竹善: そこから、もう、スティービー、スティーリー・ダンだぁ、
    それこそ、アトランティック・ソウルから、なにから、もとで、
    最終的に、ジャズとか、ソウル・ルーツ系・・・

小倉: 俺もそうかなぁ・・・俺も、やっぱりね、フュージョン、
    アール・クルーのトコから、逆に・・

佐橋: クロス・オーヴァーだね。

小倉: クロス・オーヴァーからね。逆にジョージ・ベンソンいって、ケニー・バレルいって、
    ウエスいって、みたいな・・・

竹善: すごい、逆。

小倉: 逆もどり・・・

佐橋: リアルタイムの、音楽的な背景っていうと、じゃぁ、
    丁度、そういうものが流行っていたってたのも、あるのかな。

竹善: そうですね。

佐橋: ねぇ。

竹善: やっぱ、基本的にねぇ、僕、今でもそうなんすけれど

佐橋: うん。

竹善: 今、流行っているものって、すごい好きなんですよねぇ。

佐橋: ほぉ〜〜

竹善: 結局、今、流行っているからっていう訳じゃぁないんでしょうけど、
    
佐橋&小倉: うんうんうん

竹善: 今、流行っているモノに、すごい、なんか、惹かれて・・

佐橋: はぁはぁはぁ・・

竹善: で、そん中で、カッコイイの・・

小倉: 波長が合っちゃう、みたいな・・

竹善: それこそ、ちっちゃい頃から、

佐橋: うんうんうん

竹善: たとえば、ビー・ジーズ、「サタデー・ナイト・フィーバー」くらいから・・

佐橋: あぁ〜
    俺ねぇ、実は、あのサントラ、大好きなんだけどね。

小倉: あー、あれ、すごいっすよね。

佐橋: あのサントラ、カッコイイんだよ、実は、ね。

竹善: ビートルズなんかもぉ、

佐橋: うん。

竹善: あの、やっぱり、好きなのは、もう、
    ビートルズ・ファンには邪道と言われる、あの、

佐橋: うん

竹善: 「ラブ・ソングス」っていう、2枚組の、ね。

佐橋&小倉: (笑)(←アルバム名を聞いた瞬間)

佐橋: ま、あのぉ、有名ヒット曲がいっぱい入っているからね。

竹善: そうそう。(笑)    
    んで、それなんですよ。だから、曲並びも、それが僕の中では、やっぱり、フィットしてて。

佐橋: はいぃ。
    へぇぇ〜

竹善: だから、オリジナルを聞くようになったのは、何年かですよ、ここ・・

佐橋: あ、そうか、そうか。

竹善: それこそ、オリジナルアルバムを、ちゃんと順を追って、

佐橋: 順を追って、ねぇ。うんうんうん・・・・

小倉: それって、なんか、徐々に演歌が好きになるみたいな・・・(笑)

佐橋: (笑)

小倉: しぶいとこが解ってくるっていう・・

佐橋: でも、やっぱ、

小倉: 俺達、ビー・ジーズっていったら、やっぱり、
    「メロディ・フェア」とか、

佐橋: あ、そうそう。
    あのー、「小さな恋のメロディ」とかのがあって・・

小倉: こないだ、WOWOWかなんかでやってましたけれど。

佐橋: あ、ホントにぃ。

小倉: ええ。

佐橋: ま、そんな竹善クンですが。

小倉: はい

佐橋: えー、ここの店に、いっぱいアナログがあるんで、
    なんか、あのー、いろいろかけられるんですけれど、
    まずは、竹善クンの曲を?

竹善: まずはですね、最近、それこそ、僕、全然この人、リアルタイムじゃないんですが、
    
佐橋: うんうん

竹善: 中学ん時に、CS&NY・・

小倉: はいはいはい。

竹善: 「デジャヴ」ってアルバム・・・

佐橋: あ、はいはいはい。

竹善: あれだけは、すっごい好きで聴いてたんですね。

佐橋: うんうんうん。

竹善: で、それ以来、ずっと、その系の、その4人の人達は、ほとんど聴いてなくて、

佐橋: うん

竹善: で、最近、結構、ロックのギターモノとか、すごくまた興味もってきたんで、

佐橋: うんうん

竹善: それはもう、高校以来くらいのギターモノにすごい興味があって、

佐橋: うん

竹善: で、その中で、このニール・ヤングっていう人をあらためて聴くようになってきて

小倉: あー、ニール・ヤングね。すばらしい・・・
    「デジャヴ」って、なんか、不思議なアルバムでしたもんね。

竹善: そうですね。すごいプログレッシヴで、瞑想的な・・・

佐橋: を、ということは、何か、ニール・ヤングの曲を、なんかかけましょうか。

竹善: えー、名曲、「ハート・オブ・ゴールド」を。

小倉: いぇい。

佐橋: リンダ・ロンシュタットと、ジェームス・テイラーも参加している、この曲ですね。

竹善: はい

佐橋: えー、では、竹善クンのリクエストで、マスター、かけてちょうだい・・・

     


『Heart Of Gold』 by Neil Young


(Part2へ続く)


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