『LOVE SOUNDS ON JET STREAM』2000.09.12 Part.4


BGM: America (山弦)

森田: えー、平松さん。

八千: はい。

森田: 平松さんは、インドが強烈な・・

八千: そうなんですよ。

佐橋: やっちー、インド行ったこと、あんだよねぇ。

八千: インドといっても、ちょっと、みんなが思っている、
    カルカッタとか、ああいう所じゃなくってぇ、
    ちょっと、山の方でですね、特殊な、ところに行ってきたんですよ。

森田: (笑)はい。
     お仕事で行かれたんですか?

八千: ええ、そうなんですよ。
    あのぉ、有名宗教家の、、、あのーー

小倉: サイババさん。

森田: (笑)

八千: そぉ、某、サイババさん。

佐橋&小倉: 某、サイババさん。(笑)

佐橋: 某サイババさんの。

八千: そう、某サイババさんのところでですねぇ、音楽祭をやるということになって。

森田: わぁ、すごいですねぇ。

八千: そいで、13カ国から、の、ミュージシャンがばーーっと集まって、
    そいで、こう、いろんな民族音楽をやっていった中のぉ、ま、お手伝いというか、
    日本のチームに、いたんですけどぉ。

森田: はい。

八千: でー、本番の前にですね、友達と、ヤシの実を食べたんですよ。実は。
    それが、すっごいおいしかったんですよ。

森田: はい。

八千: それ、食べたらあかんのは、すっかり頭の中から、もう、抜けてしまっていて・・

森田: 食べたらダメなんですか?

小倉: あー、そっか・・・生ものとか、

八千: 生ものなんで。

小倉: 食べないで、って、言われるよね。

八千: そう。で。食べたんですね。すっかり忘れてて。
    で、本番来ました。

森田: ええ。

八千: えー、綺麗なサリーを着て、まぁ、何カ国かの人と合唱するのが、
    私の仕事だったんですけれど。
    で、サリーの衣装を着付けして、絞めてもらっている間に、
    なぁんか、気持ち悪いんですよ。

森田: あぁ・・・・・(顔をしかめて)

八千: ヤバイなぁって思って。なんで、昨日までごっつい元気やったのに。

森田: (笑)

八千: もう、ばくばく食べて、すっごい元気やったのに、
    なんでこんなにしんどいんかなぁ・・・
    で、幕が上がりました。で、私の番がきました。
    ステージに並びました。で、イントロが始まりました。
    で、「もう、ダメですぅ。」ってなってぇ・・

森田: ええ。(心配そう)

八千: で、真っ青になって、気分悪くて。

佐橋: うん。

八千: で、一番前に、立ってたんですけれど、

小倉: 一番前にっていうのは、サイババの、目の前だよね。

八千: ステージの一番前、一番よく見えるところに立ってたんですけれど、
    「もうダメだ!」って思って、退場したんです、一人。走って。

森田: わぁ・・・

八千: で、そのまま、私、倒れてしまいましてですねぇ。(笑)

佐橋: それは、結局、病名は、食あたり?

八千: 結局は、食あたりだったんですけれど、

佐橋: やっぱり、その、椰子の実がヤバかったんだ。

八千: 椰子の実、ダメですね。
    今、もう、帰ってきて、何年か後に、
   「あれは椰子の実だった。」と、思いました。

佐橋: あ、そんときは、なぁんでそんなになったのか、わかんなかったんだ。

八千: 体調が悪かったんだって思ってたんですよ。
    体調悪いのが、本番になって出てきたのかなって思ってたんです。

佐橋: あぁ、やっぱ、ねぇ・・・

小倉: 結局、そのぉ、歌わずじまい?

八千: 歌わずじまい。

佐橋: やっちー、何しにいったの?(笑)

小倉: 何しに行ったの、ねぇ?(笑)

八千: ねぇ、何しに行ったんでしょう。


M:(不明)


Jet Music Attendance

森田: SOYのみなさま、おくつろぎのところ、大変申し訳ないんですが、
    ここで、ちょっと、お願いが、あるんです。
    あの、当機にですね、ご搭乗のお客様から、SOYの生演奏を、
    是非聴いてみたい、というリクエストがあったんですが。

佐橋: を。

八千: あ。

森田: お願いできますでしょうか。

小倉: いやぁ、そんな事もあろうかと、

八千: 用意してきました。

小倉: ギターを、ね。

森田: わぁ、素晴らしい。

佐橋: 飛行機の中で演奏するのは、はじめて・・・(笑)

八千: 飛行機の中で歌うのも、初めてですよ。

佐橋: そうだよね。

森田: あ、そうですか。
    じゃぁ、初めてづくしで、機内コンサート、よろしくお願いいたします。

小倉&八千: はい。


ギターの音・・イントロの練習・・

佐橋: あ、もうちょっと、(モニター)あがる?
    ・・・・あ、ありがと。うん。

八千: はい。

おぐちゃんのカウントから、

『Sweet Season』


 ギターの音は、明るく、軽快。
 佐橋さんは多分テイラー、おぐちゃんはやっぱし、グリーンのヤイリかなぁ・・・
 八千代さんのボーカルも、まっすぐに、どこまでも伸びて、最高。
 B.Vo.もばっちり。ハーモニーが美しい・・・・



佐橋: じゃぁ、(次は)『Will You Still Love Me Tomorrow?』

小倉: キャロル・キングの、ね。  

佐橋: はい。

小倉: じゃぁ、英語圏の方に。

佐橋: (笑)

    

 『Will You Still Love Me Tomorrow?』

・・・・ライブで、生で、目の前で、聴きたい・・・・・・・・・・・


森田: (拍手)
    どうもありがとうございました。
    Jet Music Attendance。 SOYのみなさんの演奏で、
    『Sweet Season』、そして、『Will You Still Love Me Tomorrow?』
    お送りいたしました。


BGM: おしえて (SOY)

サブジェクト:SOY バイオグラフィー

  作・編曲家、スタジオミュージシャンとして活動してきた、佐橋佳幸と、小倉博和の
  二人によって結成された、アコースティックギター・デュオ、「山弦」に
  ボーカル、平松八千代が参加して結成されたスーパーユニット、それが「SOY」。
  98年発表のファーストアルバム、「SOY」に続いて、
  2000年8月30日、セカンドアルバム、「SOY2」がリリースされました。

森田: 佐橋さま、小倉さま、平松さま、今夜はご搭乗いただきまして、ありがとうございました。
    おくつろきいただけましたでしょうか。

八千: はい。

佐橋: もう、まったり・・・

小倉: くつろぎ、過ぎちゃったかもしんない。

森田: (笑)ありがとうございます。

小倉: ほんとにここは、居心地いいですね。

八千: いいトコですね。

森田: 明日もまた、ご搭乗いただけるということで。

小倉: はい。

森田: 明日はどんな旅のお話をしましょうか。

小倉: そうですねぇ・・・

佐橋: ああ、まぁ・・・そうですね、いろんな人との、出会いを・・

八千: そうですね。

森田: Seeing someone Of Your again (?)ということで、
    また、SOYにかけてみたんですけれど・・・苦しかったですね。(笑)

小倉: あ、、、ありがとうございます。

八千: ありがとうございます。

森田: また、明日もお会いできるのを、楽しみにしています。

小倉: はい。
佐橋: はい。


森田: 今夜当機にご搭乗いただいたお客様は、SOYのみなさんでした。
    それぞれの旅の想い出、驚き。そのカルチャー・ショックがあるからこそ、
    人はまた、旅に誘われるのかもしれませんね。 
    そして、久しぶりに3人のセッションとなった機内コンサート。
    平松八千代さんの演奏後の嬉しそうな笑顔が印象的でした。
    さて、また当機でみなさんとお会いできますことを、
    クルー一同楽しみにいたしております。


(終わり)


山弦 One More Music Top