[共鳴野郎  Vol.1]   2005.10.28 25:40 - 26:10 YTV




kyOn: Dr.kyOnさん
佐橋: 佐橋佳幸さん




オープニング

髪をセットしている二人。
ブローされてる佐橋さん。

kyOn: 「初回ということでね、ここは、バシッと、「心の句読点を、打つ」」
身だしなみチェックをする二人。
*初回なので、身だしなみをきちっとして、気を引き締めよう、ってな意味でしょうか?
ちなみに、サハシさんは元春さんのPV、「君の魂 大事な魂」で着ていた赤いパーカーにジーンズ、
kyOnさんは白いシャツに黒いジャケット&パンツという出で立ち。

Part.1 共鳴野 郎がやって来た!! の巻

最初に、Dr.kyOnさんと佐橋さんの紹介から。
「日本の音楽業界で最も忙しいセッションマンであり、音楽プロデューサー」
佐野元春さんのプロモから山弦DVDの映像で佐橋さんを、
Bo GunbosやCrazy FingersのDVD映像でkyOnさんを紹介

マンションの1室っぽい部屋にソファーなどの家具、
数多くのポスターの額、ギター、LPアルバム、Tシャツ・・

まずは、「共鳴野郎」とは?
kyOn: 「いろんなモノや人と、共鳴していこう、と。
      また、すでに共鳴しているモノを紹介していこう、と。
      その共鳴具合を、みなさまに紹介していこう、と。」
佐橋: 「ちなみに、僕たちも大分長い間、共鳴しあってますけど。」
すでに、仕事柄、14〜5年は共鳴しあっているという、お二人。

次に、佐橋さんの癖について。
佐橋:「僕には妙な癖がありまして。
    大きな催し物の前になると、髪を切りたくなる衝動にかられまして。
    とある、関西の友人・・・大江千里さんという人いわく(笑)、関西ではそれは普通だ、との事で。」
kyOn: 「・・・・そうですね・・・(笑)」
佐橋: 「ちなみに、50Hzの地区の人にはそういうの、ないらしいんですよね。」

ここで、関東(50Hz)と関西(60Hz)の違いに話題転換
佐橋: 「僕は、50Hzで、kyOnさんは、60Hzで・・・ま、ここで、50Hzと60Hzが共鳴しあってるワケですけれど。」
kyOn: (二人の間を指さして)「今、ここで。いったりきたり、してる感じ・・・」

佐橋: 「ちなみに、60Hzの方が、音楽の機材は、音が良くなるような気が、僕はしてるんですけど・・」
kyOn: 「いやぁ、いつも、しますね、大阪のね、ライブやりに行くとね、ちょっと、太い感じがして・・」
佐橋: 「しますね。で、この番組も、一応音楽番組なので、、、一応、って、多分、ね・・(^^;」
(スタッフの笑い声(^^;)

場面展開してkyOnさんの音楽との出会い
kyOnさんの音楽のきっかけは、、、
近所に出来た音楽教室。最初はエレクトーンのちっさいやつ(オルガン?)がずらっと並んでいたので始めて、
ピアノの個人レッスンを高校まで続けたとの事。主にクラシックを聴いていたが、一番最初に心から好きになったのが、
カラヤン指揮:パリ管弦楽団 ”フランク/交響曲ニ短調”
1970年に大阪フェスに来日したのを見に行って、この曲を聴いて感動して号泣。
すぐにアルバムを買いに行き、「何度繰り返し聴いた事か」

次に佐橋さんの音楽との出会い。
深夜のラジオ番組をこっそり聴いていた、小学校高学年。やたらと「シンガーソングライター」という単語を耳に。
知り合いのお兄さんに何?ってきいたら、「自作自演のことだよ」と教えられ。
どうしたら自分も出来るのか?ときいたら、とりあえず、てっとりばやい所で、ギターかな、と。
それでギターを始めたら、友達からはっぴいえんどのような、ティンパン系を教えてもらい。
そのうちに「外国の音楽も聴いてみたいな」と思ってレコード屋さんに行ったところ、
「あれ、これ、この前友達に借りた、はっぴぃえんどのジャケットとそっくりだ。」
Buffalo springfield Album”Again”
きっといいに違いない、と何も知らずに買ったら、ニール・ヤングやスティーブン・スティルスなどが参加していた、
「いきなり万馬券、ビギナーズ・ラック」な1枚だったとのこと。
ここから、アメリカ音楽、まっしぐらに。


Part.2 KYOMEI SHIYO with Darjeeling
kyOnさんはポータブルエレピ、佐橋さんはJ50で生演奏。
画面下には「ダージリン→サハシとkyOnが結成した新ユニット」   (^^;
曲名は、『Drop by Drop』
ゆったりとした時間。透明なポット、琥珀色にゆっくりと染まっていく液体・・ってな感じの曲でした。


Part.3
元春さんのDVD映像に続いて、ライブリハのスタジオの映像が!
「恋しいわが家」のアレンジの様子などがチラッと映り、
最後にkyOnさんから、来年のライブの告知が。


Part.4
二人が70年代にハマった音楽について。
まず、kyOnさんは、ジャケ一押しの
ROXY MUSIC Album ”Roxy Music”

kyOn: 「中3の頃ね、こんなん持って街あるいてたら、相当勇気いるでしょ?」
ランジェリー姿のセクシーお姉様ドアップなジャケット。
佐橋: 「そりゃ、いりますねぇ・・」
ジャケット開いたらROXY MUSICメンバーの写真が。
ブライアン・イーノさん、ドアップ!
内容も、ちょっと新しいエッセンスの入ったロックだった、との事。

かたや、サハシさん。
サブカルチャー的だった音楽がメジャーになっていった、そういうトドメが
中学3年の時の、
EAGLES Album”HOTEL CALIFORNIA”
これが出ていた同じ時期に、Sex Pistolsが出てきて、音楽友人仲間が二手に分かれたそう。
佐橋さんは、「どっちもイヤじゃなかった」との事。
今思えば、この頃って、音楽シーンののれん分けの時期だったかも、と結論。

Part.5 (番外編?)
「おやじの年頃、加齢臭の気になる秘密・・・」←画面テロップより
佐橋: 「ボクらもそろそろ40代、、、加齢臭のチェックの仕方って知ってます?」
kyOn: 「いやいや・・」
佐橋: 「寝ます!」
二人でソファーにもたれる。
佐橋: 「朝、起きます!」
kyOn: 「あ、もう、朝なんだ・・」
佐橋: 「まくら、ありますね。これ、枕、ニオイ、嗅いでください。」
kyOn: 「あ、こうやって。」
佐橋: 「はい」
二人でソファー背もたれのニオイを嗅ぐ(まね)
佐橋: 「そうやって、オヤジのニオイがしたら、危険信号です。」
kyOn: 「あ、それが、おのれの、加齢臭のニオイなんだね。」
後頭部からニオイが出ると力説する佐橋さん。
佐橋: 「で、ニオイがしたら、あ、きちゃったぁ・・・」
kyOn: 「なるほど。で、きちゃったら、どうしたら・・」
佐橋: 「どうにもこうにも、ね・・(笑)」
kyOn: 「あ、そうすか。(笑)」
・・・・・・

Part.6  共鳴スパイダー
kyOnさん、佐橋さんが最近気になるアーティストのコーナー。
なぜか寒そうな屋外(マンションのベランダ)での撮影
赤いパーカーのフードをかぶってポケットに両手を突っ込む、
「ネズミ男」状態のサハシさん

まずはkyOnさんから。
先月、渋谷のライブを見に行ったという、
銀杏BOYZ
佐橋: 「あ、秋らしい名前じゃないですか」
今年のROCK IN JAPANでは全裸騒動を巻き起こしたとか。
なんで脱いだか、と聞かれた時、
「この面白くない日本を、少しでも面白くしようとして、脱いだんです。」と言ったとか。
ライブのMCも聞こえるか聞こえないかの小声で、何ゆうてるんやろ。。と聞き耳たててたら
演奏がどかんと始まる・・みたいな演出の素晴らしさに感動したとkyOnさん。

サハシさんもボーイズ、ということで、
ZAZEN BOYS

ナンバーガールを解散した向井秀徳が立ち上げたロックバンド。
佐橋: 「たまたま、PVを流す番組をぼーっと見ていたら、
     着物を着た女性を真ん中にしてバンドが円陣を組んで囲んで、
     だーっって変拍子の曲をやってるのを見て、
     すぐに、買いに行きました。
     久しぶりに日本の音楽でCDショップに走ったという。」
ナンバーガールの時代から、独特の表現の音楽を作る人だなぁ・・とは思っていたけど、
今回はやられました・・とコメント。


Part.7 エンディング
佐橋: 「『共鳴野郎』というのは、僕たち二人の事でもあり、
     番組を見ているみなさんとの、事でもあり。
     共鳴し合おおう、と・・」
kyOn: 「いっしょにやるもの、すべて、が対象である、と・・」
佐橋: 「なるほど、なるほど。大きく、出ましたね。」
kyOn: 「これ以上、大きくは、ならない・・」
佐橋: 「ほんと、これ以上、おおきくはなりませんね・・(笑)」

佐橋: 「ボクらと同じ、ミュージシャンの人って、音楽ばかりっていう人は少なくて、
     結構、なんか、興味深い引き出しを持っている方が多いので、
     たまには、お友達を呼んだりして、、共鳴しあっているところを、
     皆さんにご覧いただきたいと思っているんですが・・」
kyOn: 「ぜひとも、その辺は・・」
佐橋: 「眠れない夜を、お約束します。」(笑)


テロップ
次回は、11月25 日(金)共鳴求む!  スタッフ一同


山弦 One More Music Top