4/03のFM、『山弦・One More Music』のレポートです。

さ: 最近、なんかまた・・・?
お: 最近ね・・・・おもしろいといえば、大貫妙子さんのライブがおもしろかったですよ。
さ: ああ、東海岸から西海岸から、名うてのミュージシャンが参加してたっていう。
お: パーカッションのBashiri Johnsonっていう人がすごく良かった。 
さ: 僕ね、佐野元春さんのウッドストックでのレコーディングで一緒にやりましたよ。

さ: あと、スタッフが、あれでしょ、クリス・パーカーだの、
お: あと、Don Grusin って・・・
さ: ディーヴ・グルーシンの・・・弟さんっか。
お: そうそう・・・・
さ: 見に行きたかったんですけど・・・・。
 

 ******************* ここでオープニングのジングル********************
 

 
お: 最近ね・・・あ、おもしろい映画がありましたよ。
さ: 映画?
お: そう、映画。。。「バンディッツ」って、知ってます?
さ: いや・・・知らないや。
お; あのね、ドイツの映画なんですけど、女性ばっかりの刑務所の中で
   バンド組んじゃって。
さ; ええ??
お: おまけに、脱獄しちゃって、国中をライブしてまわるっていう、とんでもない
   映画なんですけど・・・・(笑)
さ: あっはははは・・・(笑)

お: なかなかね、サウンド・トラックなんかもすごく良くって。
さ: あ、ほんと・・・・それって、新しい映画ですかね。
お: ええ。。。でも、単館上映かな・・・渋谷でやってたんですけど。
さ: あ、あんましいろんな所ではやってないっていう・・・
   でも、最近はメジャーでないような映画もビデオで見れるじゃないですか。
   ・・・「バンディッツ」ですね。

お: その映画の中のバンドが『バンディッツ』っていうんですけどね。
さ: ちょっと聴いてみたいですね。あるかな、この店。
お: どうだろ・・・・ 
さ; 大体、何でもあるから、この店は・・・なんて曲?
お: あ、「キャッチ・ミー」っていうのがシングル・カットされてるんですけど・・・
さ; じゃ、それ聴いてみましょう。 『バンディッツ』で、「キャッチ・ミー」
 

**************** 「キャッチ・ミー」 by 『バンディッツ』 **************** 
 

さ:: なかなか・・・・
お: ポップなんですよね。
さ: しかも、色っぽいっすよね、やっぱ。 
   俺、今、ちょうど、、、、、アルバムジャケット(*1)見してもらってるんだけど・・・・

お: あとね、ロードショーの、いろいろ資料、持ってきてるんだけど。。。こぉれ、いいでしょ。
   ハリウッド・リメイクも決定してるそうなんですけれど。
さ: あぁ〜、じゃぁ、も一回、ハリウッドで、、、
お: おまけに、美人監督の快作。
さ: (いぶかしげに)監督、美人?
お: そ。(笑)  なんかね、ブラッド・ピットとも浮名を流した事がある監督で、
   ハリウッド・リメイクも、もちろん、その、彼女が・・・
さ: やるの?
お: うん。
さ: やり手の・・・お姉さんなんですね。
お: まだ、若いそうなんですけれど。。。
さ: いろんな意味で。。。
お: いろんな意味で・・・・ね。。。(笑)
さ: くっ。。。(笑)  

さ: えーーーーー、それで、その女性バンド・・・・
お: ちょっと、なんかね、U2とか、あの辺の匂いもありますね、ヨーロッパの。
さ: 俺、ジャーマン・ロックっていうと、スコーピオンズとかの、(笑)
   ハードロックにいっちゃうんだけれども・・・(笑)
お: (笑) あと、UFOだっけ?
さ: マイケル・・・
お&さ :マイケル・シェンカー!
さ: シェンカー兄弟。。。。(笑)
お: ハード・コアな感じですよね、ドイツって。
さ: ちょっとね、(笑) なんとなく・・・・(笑)
   あんまり、こうぅ〜、、原色、カラフルっていうよりは、白と黒の感じ・・・しますよね。(笑)
お: そうそう・・・(笑)
(おぐちゃん、何かネタをしゃべるが、どうも二人しかわかんない話題だったよう。こそっと)
(お: わかんないか。。。。)

さ: でも、これ、あれじゃないですか・・・・あの、、、
   いろんな、週刊誌ネタまでくっついちゃって・・・
お: ねぇ。。。。 微笑ネタ・・・ あ、言っちゃった・・・
さ: あ、言っちゃったなぁ。。。

お: なんかね、すごい、いい映画ですよ。
さ: 基本的にはね、青春映画だね。
お: 見たあと、なんか、元気になるぞ、みたいな。
さ: これ、ラジオで申し訳ないんだけれど・・・なかなか、みんな美人じゃないですか。 
   バンドのメンバー・・・・わかんない?
お: わかんないっていうか・・・(笑) ま、どうだろうね。。。(笑)
さ: (笑)
お: 今度、見に行ってきてよ。
さ: わかりました、今度是非・・・・

お: おもしろかったのが、一番最初にこの映画知ったのが、
  車で走っているときに、FMでね。。。
さ: あぁ。ラジオで聴いたんだ。
お: そう。。。そのときにね、最初にこう、タムの音で来るじゃないですか、
さ: はぁはぁ。
お: タムが、こう、ドラムのパターンになっていて。
   最初っからこのテンションできたら、サビ、どうすんのかなって思ってたのよ。
さ: あぁ〜〜、うんうん。専門的な話になりますね。
お: タムのリフと、おんなじリフを、今度、ティンパニで来て・・・(笑)
さ: (爆笑)
お: これは、強引だぞっ・・っと。(笑)
さ: なるほど。 相当、いけいけのヤツらだと。(笑)
お: そう、そう。(笑) それで、何だろ、おもしろそうだなって調べると、映画音楽だったと。

 

お: ところで、佐橋さん、どうでしたか。 最近、おもしろいことありましたか?
さ: ま、、、まぁ。楽しいですけどね、毎日。(笑)
お: まぁ・・・・・(爆笑) そ・・・そうじゃなくっって・・・・(笑)
さ: 毎日、楽しくやってんですけどねぇーーー。(笑) 
 

さ: え、、、僕が最近見つけたものとしてはですねぇ・・・・
   そうだな、ま、音楽で言えば、あのぉ・・・
   ちょっと、新譜って、聴かなくなっちゃったでしょ、最近。
お: それはそうだよねぇ。
さ: 旧譜の再発が目白押しで、昔のいいCD,手に入らなかったレアなものが
   ずいぶんCD化されてて。

お: 最近、テレビのCMなんかでも、昔のもん使うこと、多いですよね。
さ: そうそう。 で、そんなのがあって、ちょっと新譜からはご無沙汰してたんですけど。
お: ホント、そうだな。俺もそうですよ。最近聴いてるのがドンズ・ベニ−ってアルバム
   だったり・・・・(聴き取りにくかったので、間違っている可能性あり)
   あとね、あれね。アナログ盤がいいですよね。
さ: ね。 アナログも良く聴いてます。
お: ちょっと話がそれましたが・・・・
さ: いえいえ。

さ: それで、僕がもっとも好きなギタリストの、John Hallさんって、Orleans って
   バンドのギターの人がいるんですけれど。その人のね、新譜が、なんと、そんなさなか
   届けられました。
お: 出ましたか。

さ: えーっと 『Recovered』(*2) っていって、あのー、自分が人に書いた曲の、、
というよりは、自分が書いた曲を人にカヴァーされた曲っていうのかな。
お: あぁ、演奏してるのが、人っていうことなのかな。
さ: ええ。 
お: どんな人がやってんですか?
さ: っていうかね、ジャニス・ジョップリンに書いた曲を、John Hallさんが自分で、、
   って、そういう意味なんですけどね。
お: なるほどね。

さ: だから、Orleans とか、John Hallファンの人には、馴染みのある曲ばっかり
   なんですけれども。 トニー・レギンズさんとか・・
お: へーーー。
さ: 東海岸の、名うての人達とね、こじんまりとやってるアルバムなんですけれども。
   これがなかなか、素晴らしくて

お: インストあり?もしかして、全部?
さ: インストがね、俺もあると思って期待していたんだけれども、インストなくて。
   全部、歌ってるんですけど。。。今までの自分のやってたバージョンとは、
   全部アレンジ違いっていう。
お: それにしても、あれですよね。ご無沙汰、、、ですよね?
さ: そうだよね。 Orleans 自体も、ニュー・アルバムっていうのも、
   ここんとこ、出てないですしね。

さ: それで、まぁ、自分も、僕のソロ・アルバムを出したときに、ギターで参加して
   もらったっていうのもあって、それ以来、E-mailでやりとりしたりして、仲良くさして
   もらってるんですけれども。
   丁度、この4月にですね、このアルバムのプロモーションで、大阪、東京で
   ミニ・ライブをやるというウワサも・・・(*3)
お: あ、場所はどういうとこでやるの?
さ: えーっと、多分ねぇ、小さい、インストア・ライブっぽいとこになると思うんですけれど。
   完全な、プロモーションで。
お: レコード店とか?
さ: うーーん、というか・・・ちゃんと調べてなくて、申し訳ないんですけれども。
お: 東京は行きたいですよね。
さ: ねぇ。

さ: で、その、John Hallさんの新しいアルバムから、「Sails」っていう曲を
   かけたいんですけれども。 これ、Orleans の時のレパートリーで。
お: 誰が・・・
さ: その後ね、Chet Atkins がカヴァーしてますよ。
お: なんと!!
さ: これ、素晴らしいんですよ。 
   今度、おぐちゃん、聴いてもらいたいと思ってるんですけどね。
お: ああ、是非。 
   でも、これ、Chet Atkins は、あれでしょ?もちろん、インストでやってんでしょ?
さ: インストでやってんの。これがまた、キレイで美しくてね。

さ: えーー、今日は、そのJohn Hallさんのバージョンで聴いてもらいたいと思います。
お: はい。
さ: John Hallで、「Sails」
 

*****   「Sails」 by John Hall    ***:
(エレキギターソロにパーカッションだけでしっとりと歌い上げられている静かな曲。)
(佐橋さんのソロ・アルバム「TRUST ME」の中に収録されてる
(「Time Passes on...」を彷彿とさせる、ステキな曲です。)
*********************************
 

****************** ( CM ) ****************************** 

(ウィズ・シーの店内でマスターとお客さんの会話で構成されているCM: )
(この時のBGMも本編と同じ。)

*********** 今回から、CM後にも二人のトークが!!****************  
 

さ: ちなみにですね、バンディッツってスペルが・・・BANDITS・・・っと。
お: ならずものっていう感じの・・・あれかなぁ。
   ちょっと、読みましょうか、ストーリー。
さ: はい。

お: 「エマ、ルナ、エンジェル、マリ。 」この四人ですね。
さ: なんか、キャッツ・アイみたいな感じですね。
お: あっは、はっは・・・!(おおウケ) 
さ: 違うか。。。すいません。(笑)
お: いいじゃないですか、それ。(笑)

お: ええっと、「バンディッツっていうバンド仲間で、、、、しかも、囚人である。」
さ: ・・「しかも、囚人である。」(笑)
お: (笑)わっけ、わかんない。(笑)
お: 「でも、そんな事は彼女たちにとっては、とるに足らない些細な事だ」と。
   訳わかんないですね。(笑)
さ: あ、こういう解説ってさ、あんまりちゃんと書いてると映画の内容バレちゃうから、
   小出しにしてさ。
お: ま、とにかくさ、脱獄して、それぞれが目的地を・・・・
 

     **************** マスターのMC **************** 
「山弦の二人にリクエストやメッセージがあったら、お聴きの放送局にお送り下さい。」(*4)


(*1)
 
『bandits original soundtrack』
  CD番号:POCP-7371 
  発売:ポリドール株式会社
  販売:ポリグラム株式会社

(*2) 
03/01/98 アメリカ発売     
日本からは、
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 ジョン・ホール
 『スティル・ザ・ワン〜ジョン・ホール・クラシックス』 
   CD番号:YDCD-0005 税込定価¥2,625(税抜¥2,500)
   レーベル:ドリ−ムズヴィル・レコード
    発売/販売元:株式会社ティー・ワイ・オー
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     http://www.d-ville.com/ に、サンプル音源、通信販売があります。
                                   (Thanks to ごーしゅさん)
 

(*3)
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『ハース・マルティネス&ジョン・サイモン スペシャル・ゲスト ジョン・ホール』 

●4月19日(月) 大阪:心斎橋 BIG CAT 18:00開場/19:00開演

●4月21日(水) 東京:渋谷 ON AIR EAST 18:00開場/19:00開演

追加公演 
●4月22日(木) 東京:渋谷 ON AIR EAST 19:00開場/19:30開演
前売料金 5,250円(税込/ドリンク別) 全席指定 
問い合わせ:03-3476-8686 ON AIR EAST 
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(*4)   郵便番号・760−8584
   香川県高松市西宝町1−4−23
     FM香川・山弦ワン・モア・ミュージック係


 今回の話は、マニアックでちょっと私には難しかったです。(;_;)
 ということで、ミュージシャンの名前など、間違っている可能性があります。
 何か訂正事項など、お気づきの点がありましたら、ご指摘くださるようお願いします。

 なんだか、今回はお二人とも、くだけモードというか、こわれモードというか・・・(笑)
 この、『バンディッツ』のジャケットや、映画資料にずいぶんウケていました。
 だぁいぶ、佐橋さん好みだったみたいですね。(笑)
 

                              (Vol. 5 おわり)

  
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