『山弦・One More Music』1999.11.13  Part.2


佐橋: 佐橋佳幸
小倉: 小倉博和
祥子: 鈴木祥子
会場: 観客

(敬称略)


ますます。ヒートアップする、3人のおしゃべり。
ほんっとに楽しそうにしゃべる3人の様子に、会場も大喜び。
興奮と緊張の中にも、フレンドリーな空気が流れます。


佐橋: と言うわけで、鈴木祥子さん、『この愛を』
祥子: 『この愛を』という曲でした。
小倉: 『この愛を』ね。
会場: (拍手)
小倉: これは、いいですね。

小倉: これ、シンベがステキですね。また。
祥子: はい?
小倉: シンベが。
祥子: シンベがステキですか?
佐橋: シンセ・ベースね。(←気配り)
祥子: シンセ・ベースがね。
    ちょっと、あの、スティーヴィー・ワンダーっぽいって、感じですね。
佐橋: これ、友達の、斉藤有太クンが、えーー、弾き倒してますけど。

佐橋: えーー、これ、この一曲だけじゃないんですよ、録ったのは。
(ここで、おぐちゃん、ギターをつま弾く)


佐橋: 実はですね、次の、12月だっけ?
祥子: はい、12月10日に、佐橋さんのプロデュースの、『あたらしい愛の詩』っていう
    アルバムが出ますので、
小倉: すばらしい!

会場: (拍手)


祥子: そちらの方も、是非、聴いてみてください。
小倉: これは、聴かなきゃね。
    もう・・・・来世紀に行けないっていうぐらい・・
佐橋: (笑) 
小倉: ものすごいアルバムですから、もう。
祥子: そうですね・・・・
    そうですね、なんて、自分で言って・・・(笑)
小倉: (笑)

祥子: L.A.の、、ロス・アンジェルスの方で、4曲ほど録りまして、
    で、あの、ラッセル・カンケル・・ドラムスのラッセル・カンケル、
    ベースのリーランド・スクラー、あの、リトル・フィートの、、ビル・ペイン、
小倉: ビル・ペインね。
祥子: そして、あの、あの・・・・あの、パーカッションの・・
小倉: あのねのね。・・・・あ、違うか(笑)・・・誰も笑わない・・・(^^;
祥子: (おぐちゃんにかまわず、思い出すのに必死)レニー、、
佐橋: レニー、カストロ・・
小倉: あ、ごめん。・・・(ちゃちゃ入れしたら、祥子さんの説明がお客さんに)わかんないか・・・
佐橋: うん・・・
祥子: (あくまでも、マイペース)レニー・カストロさん。
小倉: レニー・カストロさん、はい。
祥子: コーラスには、バレリー・カーターさん、や、アーノルド・マッカラーさんや、
    ビル・カントスさんや、あのーー
小倉: オール・スターズですね。
佐橋: そうですね・・・(話の展開をプロデュース中?)

祥子: ええ、あの、とっても、すごいメンバーで録音をしまして。それが、4曲、入ってます。
佐橋: それこそ・・・(を?)

小倉: なんか、ありましたか?むこうで、面白い話とか。
(あ、おぐちゃんが展開させた。(^^;)


佐橋: あ、えーーっと、そうですね・・・
    あのーー、まいろいろ、楽しいコト、あったんですけれど。
    えーー、行ったスタジオで、隣で、B’z がやってましたねぇ。
(おぐちゃんに見事についてきた佐橋さん。さすが。)


会場: (笑)

祥子: あ、そうそう、それで、ビリー・シーンっているじゃないですか、あの、ベースの。
小倉: はいはいはいはい。
祥子: あれ、何にいた人でしたっけ、、、
佐橋: ミスター・ビッグ。
祥子: ミスター・ビッグか。それで、あの人、5弦ベースだっけ?
佐橋: 6弦だか、わかんない・・・
祥子: 6弦だか、なんか、すごい弦が張ってある・・・
小倉: 超絶技巧派の、
祥子: そうそう、そのベースの、ビリー・シーンのベースの音が、スタジオ中で、
    ズンズンズンズンっとかいって・・・響き渡っててぇ。(笑)
佐橋: ちきしょう、うるせーなぁとか思っていてぇ。
祥子: すげぇ、これ、ダレだろうとか思っていたら、、、(←祥子さん・・・(^^;)
小倉: ああ、隣のスタジオの音が・・
祥子: B’zだったの。
佐橋: そうなの。とりあえず、『ギリギリchop』録ってたみたいですけど。
会場: (笑)
祥子: そうなんですよ。あ、この曲、あんとき録ってた音だ。
    『ギリギリchop』になったのねぇ、あの曲は、っていうカンジでしたぁ。(笑)
(ここまでの祥子さん、マシンガン・トークでした。)

佐橋: なんか、あのぉ、海外のスタジオで日本人に会うと、気まずいですよね。
祥子: あんま、うん、、、なんか、気まずいというか、そうですね。
佐橋: 気まず・・・そうだったじゃん。(笑)
祥子: あはぁ・・・(笑)

佐橋: わりと、あの、ロビーとかで、スタジオのロビーとかで会うとぉ、
    なんか、、、
小倉: なんか、ちょっと・・
佐橋: 知らない人なのに、挨拶しちゃったりなんかして。
小倉: そうですね。ありますね
祥子: うんうんうんうん・・・

小倉: やっぱり、あのーー、旅先のホテルのエレベーターで、また、
    いろんな人に会ったりっていうのもありますけど、
佐橋: うん。
小倉: 外国で会った時はですね、また、よけいに、
佐橋: そうなんですよ。
小倉: いったい、ここはどこだっただろうっていう気にはなりますよね。
祥子: ああーー、うんうん。
佐橋: そうそうそう、なんだろうって話で・・・

佐橋: で、しかも、隣でTOTOが、来日公演用のリハーサルしてましたねぇ。
会場: (笑)
祥子: してましたねぇ。
小倉: それは、なんですか?レコーディング・スタジオで?
佐橋: うん。
小倉: リハーサルしてたんだ。
佐橋: そいで、その後、東京帰ってきたら、TOTOが東京にいやんの。
会場: (笑)
小倉: 「いやんの。」(笑)
祥子: あん時、リハをして、そして、今は東京にって・・
佐橋: あーー、なるほどねっと。
小倉: うーーん・・・
佐橋: というカンジで・・あの、まぁ・・・さきほど・・(まとめに入る佐橋さん)
小倉: 国際フォーラムだっけ?国際フォーラムで・・・(戻しちゃうおぐちゃん(笑))
祥子: 再結成ライブ・・・
佐橋: やってたの?
小倉: うんうん、やってたみたいですねぇ。
祥子: うんうんうん・・・

佐橋: でもさぁ、なんか、その、、、
小倉: ま、そんなこんなでですねぇ。
佐橋: 先ほどの、なんか、こぉ、祥子ちゃんから名前あがってた、あのぉ、
    ミュージシャンっていうのはですねぇ、割と、このお店にある、ような、
    CD、レコードに参加している、アメリカの、名うてのミュージシャン達なんですけれども。
祥子: はい。
佐橋: 祥子ちゃんも、グラファン、行ってたんだって?
   
(やっと、ここにもってこれました。(笑))


祥子: そうなんですよ。私は、自由が丘のね、グランド・ファーザーズにぃ・・
小倉: なんとね。自由が丘に・・・
佐橋: 東京の。。。(←さすが、気配りの佐橋さん)


小倉: でもね、こういう話聞くと、いろんな所にグラファンってあるように思うでしょうが、
佐橋: はい。
小倉: 実はですね、
佐橋: ツボ八みたいに、ないん・・・(せっかくのボケなのに、・・)

小倉: 渋谷と、自由が丘と、高松にしかないんですよ。(おぐちゃん、つっこんであげてよぉ)
佐橋: 祥子ちゃんが行ってた自由が丘店は、なくなっちゃったんだよ、この前。
祥子: そう、すごい残念なんですけどねぇ。
小倉: あ、そうなんですか。
祥子: 復活してください、是非。
佐橋: ・・・(カウンタの方を見ながら)マスター・・・ねぇ、マスター。
祥子: ねぇ、マスター。
小倉: 復活してください、マスター。
佐橋: ・・という事なんですけれど・・・
小倉: それは、いつ頃の話なんですかねぇ。
祥子: えーーっとねぇ・・
(佐橋さんがまとめに入ってるのに、おぐちゃん、また腰を折る。まさに、しゃべりも「自由行動」)

祥子: 最初は私、ライブの打ち上げかなんかで、佐橋さんに、渋谷の方のお店も
    教えてもらった事ありましたよね。
佐橋: そうだっけ・・・
祥子: うん。すごい、前ですけど。
佐橋: あ、そう、だから、そこで働いていた人よ、あの人。あそこにいる人。
(と、カウンターの中を指さす)
祥子: あ、そうかぁ。。。そっかそっか・・・
佐橋: そそそそっ。あっ、そうだねぇ。祥子ちゃん、渋谷も行ってんだぁ。
祥子: うん。それで、自由が丘の方に、行くようになったんですよ。
佐橋: そうか。。。
(大符合大会(^^;)

小倉: じゃぁ。。。あれですね。3つとも制覇してるのは、
祥子: あ、そうかもしれない・・・
小倉: 祥子さんだけっていう・・
祥子: あれ?おぐちゃんは?
小倉: おぐちゃんはですねぇ・・・・
佐橋: (笑)
会場: (笑)
小倉: おぐちゃんは、高松しか行ったことないです。
祥子: あれぇ?ホントにぃ?? あ、そっかそっか・・・
小倉: はい。
祥子: さっき、そう言ってたんだ。意外ですねぇ。

佐橋: そうそう、俺たちは、これ、、、
    グラファン3(スリー)っていう・・・
祥子: グラファン3っていう・・・グレート3みたいな・・(笑)
小倉: もしくは、SOSという・・・
祥子: はぁ?
会場: (一足早く気づいて、爆笑)
小倉: えっと、そろそろ・・・(笑ってよ)

佐橋: どういうこと?・・・あ、佐橋、小倉、祥子
小倉: そそそそ・・・、ね。よかった、ウケて)
祥子: ああ、なるほどねぇ。(笑)
佐橋: あーーーーーーーーー。(やっちゃったなー、どこ行く気だーー)
小倉: ま、そういうのもありますけど、グラファン3、いいですね。
佐橋: グラファン3、いいですね。 (帰ってきた。ほっ)

小倉: グラファン3として、なんか、どっかでライブ、やりたいですね。
祥子: やりたいですね。これをキッカケに。
佐橋: まずは、今日、今、やりますか?
小倉: なんかやりますか?
祥子: そうですね。
佐橋: せっかく祥子ちゃんいるしねぇ。
会場: (拍手)
祥子: ありがとうございます。
小倉: あははは。。(嬉しそうなおぐちゃん)

祥子: えっと、これは、93年なんで、6年前になっちゃうのかな、もう。
    小泉今日子さんに書いた曲で、『優しい雨』という曲です。
会場: ほぉ〜!
佐橋: 祥子ちゃんが歌うのって・・・なんのアルバムに入ってたっけ?
    祥子ちゃんが歌ったヤツ。
祥子: 「ラジオ・ジェニック」っていう・・
小倉: 「・・オ・ジェニック」だよね。
佐橋: そうか、そうか。
小倉: それ、一緒にやりましたよね。
祥子: 小倉さんがたくさん弾いてくれた・・・

小倉: あれは、忠英さんが・・・二人の・・
祥子: そう、吉川忠英さんにもやってもらってたりして、
    それを、今日は是非、二人と一緒にやりたいと思って、持ってきました。
小倉: はい! では、、、そういう事で・・・




『優しい雨』 Performed by 鈴木祥子 & 山弦






キラキラと輝く山弦のギターに少しハスキーな祥子さんの声。
すりガラスの上を滑るような、ミルク色の世界が目の前にひろがります。。。。
それにしても、おぐちゃんのアドリブがすごい。
まるで別の曲をようなメロディなのに、キレイに主旋律に重なっていく・・・
魔法にかかったような気分です。



会場; (拍手)
祥子: ありがとうございました。(左右のお客さんに向かって)ありがとうございました。
佐橋: とりあえず・・・鈴木祥子さんでした。
会場: (大喝采)

佐橋: どうもありがとう。
会場: (大拍手)
小倉: グラファン3(スリー)・・(笑)
佐橋: グラファン、、3の、、みなさんでしたぁ。(笑)
小倉: (笑)
会場: (拍手)


(CM)


佐橋: なぁんか、いいじゃないすか、グラファン3
小倉: グラファン3,いいじゃないですか。
    どっかで、またやりたいですね・・・・・
佐橋: はい。
小倉: やってもいいですか!?
会場: いぇ〜い!!!
佐橋: ははっ・・!はい。(笑)
小倉: (笑)
会場:(拍手)


マスター; いやぁ、鈴木祥子さんのボーカル、素晴らしかったですよね。
      10月23日、高松市のミュージック・イン・グランドファーザーズでの
      山弦、いよいよ熱があがってきました。
      さぁ、FMで聴いているあなたも、是非お葉書などで、このウィズ・Cに
      遊びにきてください。小倉さん、佐橋さんへの、このライブの感想、メッセージ、
      リクエストなど、なんでもどうぞ。
      送り先は、お聞きの放送局までお願いいたします。


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