MAK―Science 第17回例会報告(2008年3月2日(日))

●MAK-Science3月例会 (3/2(日)倉敷市立庄中学校)

●参加者(敬称略):
 野瀬重人(理大教授)、川中朋子、佐藤紀子、才野博紀、松本早苗、
 河本孝則、神原優一(学生)、峯本将宏(学生)、藤井久美子(学生)、
 藤原僚子(学生)、山本芳幸、計11名

●模擬授業:
松本先生:観察スケッチの仕方
 昆虫の胸から生えている6本の足と4枚の羽、昆虫の
 定義を知るとともに、それが他の動物にも当てはまることを
 知りました。これからの展開が楽しみです。

山本:花粉の観察
 ツバキを用いて花粉の観察をしました。
 ライトをステージに当てると、花粉が立体的に見えます。
 写真撮影の方法、スケッチの仕方を行うことも検討しました。

佐藤先生:わくわくずかんでアリの体を探る
 わくわくずかんを用いて、アリの体を調べました。
 問題作りには熱中しそうでした。
 わくわくずかんの奥の深さを感じました。

川中先生:振り子の実験
 ブランコに座っている状態と立っている状態では、どちらが
 早く振れるかを問いました。その答えを教科書から探すことで、
 きちんとノートに書けていることから、子どもの事実に学びました。

野瀬教授:年周光行差、スーパーサイエンスハイスクールの現状
 天動説から地動説への証明である「年周光行差」の理解がわかりや
 すくなる教具を持参されました。
 アクリルで作られた精巧なもので、動かすことによって誰でもわかる教具でした。

 岡山一宮高校が全国でもトップクラスの理数系生徒を養成する学校であり、
 その設備や教育等、すばらしいものであることを知りました。

才野先生:電池づくり
 乾電池の分解から、電解質の実験、そして最後は電池づくりと流れよく
 進みました。合間を語りでつなげるところがさすがでした。

●理科ネタ
才野先生:ことりだより
http://www.takaratomy.co.jp/products/kotoridayori/
 光電池でさえずります。また、手に載せるとさえずります。

才野先生:世界最小の抵抗器、コンデンサー
 顕微鏡でやっと見えるぐらいの大きさにびっくりしました!
 村田製作所の作成で、携帯電話などに使われているそうです。

今回、MAK-Science初の2桁の11名のご参加でした。
次回例会は、4月6日(日)10:00〜です。