MAK―Science 第25回例会報告(2009年1月18日(日))


○参加者:佐藤先生、S君と保護者様、川中先生、松本先生、
     才野先生、神原先生、増田先生、青木先生、山本
    (10名)

○内容
1.理科ネタ・パート1
・炎色反応による人魂(松本先生)
 赤色の炎を上げての炎色反応が、まるで人魂のようでした。
 ダイソーで販売。

・浮沈子(山本)
 炭酸ペットボトルとナット、しょうゆ入れで簡単にできます。
 押すと沈みます。

・スライム(神原先生)
 スライムをPVAとほう砂、木工用ボンドとほう砂、から作成しました。

・スターリングエンジン(川中先生)
 お湯の熱でピストンが何度も上下し、紙が永久的に回りました。


・コカコーラ爆発(才野先生)
 メントスをコカコーラのペットボトルに入れると、爆発的にコーラが
 吹き出ました。

・水の電気分解(神原先生)
 鉛筆の芯と食塩水、9V乾電池で簡単にできる電気分解。
 芯から塩素と水素が発生していました。

・食塩水の電池(神原先生)
 食塩水に亜鉛と銅をつけて電池を作り、直列にして電圧をあげ
 ました。オルゴールもなりました。

・紙コップで圧力実験(松本先生)
 S君の体重で4個まで支えることができました。

・万華鏡(山本)
 紙コップに穴を空けて分光シートを貼り、もう1つの紙コップに
 小さい穴を数個空け、合わせると万華鏡のできあがり。

2.模擬授業
・7月22日皆既日食の授業(才野先生)
 箱根合宿での小森先生の授業を彷彿とした授業でした。
 スマートボードで動かす丸い影が効果的でした。
 ヘッドアースモデルで月の影が目のところに落ちていることを
 発見するのも楽しかったです。

・金星の見え方(山本)
 傘に黄色い球をつけて金星としてヘッドアースモデルの授業
 をしました。星空年鑑2009を用いて、現在の金星の見え方を
 確認しました。傘の長さを長くすること、金星の形への違和感
 なくすことをコメントいただきました。

3.理科ネタ・パート2
・世界天文年、ミタカ、木星の衛星(神原先生)
 今年が世界天文年であり、望遠鏡を作ったガリレオが地動説
 を唱えた理由も知りました。
 ミタカというフリーソフトで、リアルな宇宙シュミレーションが体験
 できます。http://4d2u.nao.ac.jp/html/program/mitaka/
 さらに木星の衛星などが解説された以下のHPもお勧めです。
 http://jvsc.jst.go.jp/universe/planet/index.html

・星空年鑑2009(山本)
 金星のズームや日食の解説、ある時期の星空の姿など、
 リアルな星空の様子がわかります。書店で販売。

・100V電圧を感じる(増田先生)
 普通の家庭用電圧をクリップでつなぎ、間に水を満たした
 トレーをつなぎます。びりっとくる感覚がします。
 指の入れる数や入れ方で感じ方が変わるのは驚きでした。
 テスターで電圧測定もしました。

・天球と季節の太陽の動き(増田先生)
 紙1枚からたくさんの情報量のある天球ができあがります。
 受験生の気分転換にお勧めです。

・なぜ水が入ってくるか?(S君)
 S君からの疑問。トレーに水を入れ、火のついたロウソクを立て、
 コップをかぶせると、なぜ水が入ってくるのか?
 全員で考えました。答えは謎のまま?!

 小5の佐藤先生の教え子さんや保護者様、その他
 皆様方の理科ネタなどで、大変盛り上がった例会でした。

 皆様、ありがとうございました。
 次回例会は、3月1日(日)10:00〜です。